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mizuko
Inscrit le: 16 Avr 2006 Messages: 14999 Localisation: tokyo
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Posté le: Sam Fév 21, 2015 6:26 am Sujet du message: Stuttgart Ballet Japan Tour 2015 [13-23/11/2015] |
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シュツットガルト・バレエ来日公演の日程と会場が発表されました。 ロミジュリとオネーギンの合間に、ガラ公演が追加されていま~す。
http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/2015-3.html#002061
Citation: |
シュツットガルト・バレエ団2015年日本公演
恋人たちを温かくヴィヴィッドに描く「ロミジュリ」最高峰のヴァージョン
「ロミオとジュリエット」全3幕
振付:ジョン・クランコ
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ
◇公演日程:11月13日(金)、11月14日(土)、11月15日(日)
◇会場:東京文化会館
世界中で絶賛を浴びる奇跡のドラマティックバレエ!
「オネーギン」全3幕
台本・振付・演出:ジョン・クランコ(A.プーシキンの原作に基づく)
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー 編曲:クルト=ハインツ・シュトルツェ
装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ
◇公演日程:11月21日(土)、11月22日(日)、11月23日(月・祝)
◇会場:東京文化会館
栄光の歴史から現在まで、すべてを見せる一夜限りのガラ!
ガラ公演<シュツットガルトの奇跡>
◇公演日程:11月18日(水)
◇会場:東京文化会館 |
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mizuko
Inscrit le: 16 Avr 2006 Messages: 14999 Localisation: tokyo
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Posté le: Sam Avr 25, 2015 6:22 am Sujet du message: |
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公演詳細が発表されました。 早いね!
http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/2015-4.html
チラシを印刷した後に配役の変更があったそうで、web サイトのものが最新となります。 ロマン・ノヴィツキーが日本公演でオネーギン役デビューだそう。
ガラ公演のプログラムとキャストも出てますよー。
Citation: |
「ロミオとジュリエット」 全3幕
11月13日(金) 6:30p.m.
ジュリエット:アリシア・アマトリアン ロミオ:フリーデマン・フォーゲル
11月14日(土) 2:00p.m.
ジュリエット:アンナ・オサチェンコ ロミオ:ジェイソン・レイリー
11月15日(日) 2:00p.m.
ジュリエット:エリサ・バデネス ロミオ:ダニエル・カマルゴ
「オネーギン」 全3幕
11月21日(土) 2:00p.m.
タチヤーナ:アリシア・アマトリアン オネーギン:フリーデマン・フォーゲル
11月22日(日) 2:00p.m.
タチヤーナ:ヒョ・ジョン・カン オネーギン:ロマン・ノヴィツキー
11月23日(月・祝) 2:00p.m.
タチヤーナ:アンナ・オサチェンコ オネーギン:ジェイソン・レイリー
ガラ公演〈シュツットガルトの奇跡〉
11月18日(水) 6:30p.m.
「ボリショイに捧ぐ」振付:ジョン・クランコ
アリシア・アマトリアン、デヴィッド・ムーア
「Ssss...」振付:エドゥアルド・クルグ
パブロ・フォン・シュテルネンフェルス ★
「リトル・モンスターズ」振付:デミス・ヴォルピ
エリサ・バデネス、ダニエル・カマルゴ
「ホルベアの時代より」振付:ジョン・クランコ
ミリアム・カセロヴァ、ロマン・ノヴィツキー
「心室」振付:イツィク・ガリリ
フリーデマン・フォーゲル、ジェイソン・レイリー
「バイト」振付:カタジェナ・コジルスカ
アンナ・オサチェンコ、コンスタンティン・アレン
「イニシャルR.B.M.E.」(第3楽章)振付:ジョン・クランコ
アリシア・アマトリアン、フリーデマン・フォーゲル、ほか
「モペイ」振付:マルコ・ゲッケ
デヴィッド・ムーア
「ファンファーレLX」振付:ダグラス・リー
アンナ・オサチェンコ、ジェイソン・レイリー
「魅惑」振付:デミス・ヴォルピ
ヒョ・ジョン・カン
「じゃじゃ馬馴らし」(パ・ド・ドゥ)振付:ジョン・クランコ
エリサ・バデネス、ダニエル・カマルゴ
「伝説」振付:ジョン・クランコ
アリシア・アマトリアン、フリーデマン・フォーゲル
「同じ大きさ?」振付:ロマン・ノヴィツキー
マテオ・クロッカード=ヴィラ、ルイス・スティンス、アレクザンダー・マッゴーワン
「In2」振付:ファビオ・アドリジオ
ミリアム・カセロヴァ、コンスタンティン・アレン ★
「モノ・リサ」振付:イツィク・ガリリ
ヒョ・ジョン・カン、ジェイソン・レイリー
「ドン・キホーテ」(パ・ド・ドゥ)振付:マキシミリアーノ・グエラ
エリサ・バデネス、ダニエル・カマルゴ
★ピアノ演奏 |
地方公演についても発表されてます。
- 札幌 11/25(水) ニトリホール
「ロミオとジュリエット」
- 西宮 11/28(土) 兵庫県立芸術文化センター
「オネーギン」
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mizuko
Inscrit le: 16 Avr 2006 Messages: 14999 Localisation: tokyo
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mizuko
Inscrit le: 16 Avr 2006 Messages: 14999 Localisation: tokyo
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Posté le: Dim Nov 22, 2015 9:17 am Sujet du message: |
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全~然フォローできてませんでしたが (すみません~)、せっかくなので、記録のためキャスト表を貼り付けておきますね! まずはロミジュリ。
Citation: |
2015/11/13
シュツットガルト・バレエ団「ロミオとジュリエット」本日のキャスト
シュツットガルト・バレエ団2015年日本公演
「ロミオとジュリエット」
ウィリアム・シェイクスピア原作による3幕のバレエ
振付:ジョン・クランコ
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ
初演:1962年12月2日、シュツットガルト
キャピュレット家
キャピュレット公:ローランド・ダレシオ
キャピュレット夫人:メリンダ・ウィザム
ジュリエット:アリシア・アマトリアン
ティボルト:ロマン・ノヴィツキー
パリス:コンスタンチン・アレン
乳母:ダニエラ・ランゼッティ
モンタギュー家
モンタギュー公:キリル・コルニロフ
モンタギュー夫人:エレナ・ブシュエヴァ
ロミオ:フリーデマン・フォーゲル
マキューシオ:ダニエル・カマルゴ
ベンヴォーリオ:パブロ・フォン・シュテルネンフェルス
ヴェローナの大公:ルイス・シュティンス
僧ローレンス:ルイス・シュティンス
ロザリンド:アヌーク・ファン・デル・ヴァイデ
ジプシー:アンジェリーナ・ズッカリーニ、森田愛海、ロシオ・アレマン
カーニバルのダンサー:ルドヴィコ・パーチェ、ルイジ・ヤン、パウラ・レゼンデ
オスカン・アイク、ロジェ・クワドラド
ヴェローナの貴族と街の人々:シュツットガルト・バレエ団
指揮:ジェームズ・タグル
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
( http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/cast-and-program/post-578.html ) |
Citation: |
2015/11/14
シュツットガルト・バレエ団「ロミオとジュリエット」本日のキャスト
シュツットガルト・バレエ団2015年日本公演
「ロミオとジュリエット」
ウィリアム・シェイクスピア原作による3幕のバレエ
振付:ジョン・クランコ
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ
初演:1962年12月2日、シュツットガルト
キャピュレット家
キャピュレット公:ローランド・ダレシオ
キャピュレット夫人:メリンダ・ウィザム
ジュリエット:アンナ・オサチェンコ
ティボルト:マッテオ・クロッカード=ヴィッラ
パリス:ジェームズ・フィッシャー
乳母:ダニエラ・ランゼッティ
モンタギュー家
モンタギュー公:キリル・コルニロフ
モンタギュー夫人:フリア・ベルグア・オレロ
ロミオ:ジェイソン・レイリー
マキューシオ:ロバート・ロビンソン
ベンヴォーリオ:マルティ・フェルナンデス・パイシャ
ヴェローナの大公:ルイス・シュティンス
僧ローレンス:ルイス・シュティンス
ロザリンド:アヌーク・ファン・デル・ヴァイデ
ジプシー:カタジェーナ・コズィエルスカ、エレナ・ブシュエヴァ、ロシオ・アレマン
カーニバルのダンサー:アレサンダー・マクガーワン、アグネス・スー、アウロラ・デ・モーリ
ファビオ・アドリシオ、マッテオ・ミッチーニ
ヴェローナの貴族と街の人々:シュツットガルト・バレエ団
指揮:ジェームズ・タグル
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
( http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/cast-and-program/post-579.html ) |
Citation: |
2015/11/15
シュツットガルト・バレエ団「ロミオとジュリエット」本日のキャスト
シュツットガルト・バレエ団2015年日本公演
「ロミオとジュリエット」
ウィリアム・シェイクスピア原作による3幕のバレエ
振付:ジョン・クランコ
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ
初演:1962年12月2日、シュツットガルト
キャピュレット家
キャピュレット公:ローランド・ダレシオ
キャピュレット夫人:メリンダ・ウィザム
ジュリエット:エリサ・バデネス
ティボルト:ロマン・ノヴィツキー
パリス:コンスタンチン・アレン
乳母:ダニエラ・ランゼッティ
モンタギュー家
モンタギュー公:キリル・コルニロフ
モンタギュー夫人:エレナ・ブシュエヴァ
ロミオ:ダニエル・カマルゴ
マキューシオ:パブロ・フォン・シュテルネンフェルス
ベンヴォーリオ:ルイス・シュティンス
ヴェローナの大公:セドリック・ルップ
僧ローレンス:セドリック・ルップ
ロザリンド:アヌーク・ファン・デル・ヴァイデ
ジプシー:アンジェリーナ・ズッカリーニ、森田愛海、ロシオ・アレマン
カーニバルのダンサー:ルドヴィコ・パーチェ、ルイジ・ヤン、パウラ・レゼンデ
オスカン・アイク、ロジェ・クワドラド
ヴェローナの貴族と街の人々:シュツットガルト・バレエ団
指揮:ジェームズ・タグル
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
( http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/cast-and-program/-2015-1962122.html ) |
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mizuko
Inscrit le: 16 Avr 2006 Messages: 14999 Localisation: tokyo
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Posté le: Dim Nov 22, 2015 9:22 am Sujet du message: |
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9月からずーっと長時間残業続きで仕事に忙殺されとりましたが、平日だけど 11/18 (水) のガラ公演は絶対行きたいと思って、「定時に帰りますから。 (よろしくね~)」 を連呼し続け、本来私がやるべき対応も時間外を理由に断って (でも幸いこれはリスケになって (してくれて?)、結果オーライ)、行ってきましたガラ公演。 まさしくショーケースなプログラムで、ソリストたちがすっかり様変わりした今のシュツットガルトを知るには絶好の機会であり、収穫も多かった! 近年注目されている振付家たちの作品もずらっと見られて、よかったです。 ただ、ちょっと似たようなのばかりという印象でしたけど~。
Citation: |
2015/11/18 NEW
シュツットガルト・バレエ団2015年日本公演 ガラ公演 〈シュツットガルトの奇跡〉 本日のプログラム
【第1部】
『ボリショイに捧ぐ』
振付:ジョン・クランコ
音楽:アレクサンドル・グラズノフ
アリシア・アマトリアン、コンスタンティン・アレン*
『Ssss..』よりソロ
振付:エドワード・クルグ
音楽:フレデリック・ショパン
衣裳・装置:トーマス・ミカ
照明:エドワード・クルグ
パブロ・フォン・シュテルネンフェルス
ピアノ: アラステア・バナーマン
『リトル・モンスターズ』
振付:デミス・ヴォルピ
音楽:エルヴィス・プレスリー
衣裳:カタリーナ・シュリップ
エリサ・バデネス、ダニエル・カマルゴ
『In 2』
振付:ファビオ・アドリジオ
音楽:フィリップ・グラス
ミリアム・カセロヴァ、ロマン・ノヴィツキー*
ピアノ : カテリーネ・シュミット
『心室』
振付:イツィク・ガリリ
音楽:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
衣裳・照明:イツィク・ガリリ
フリーデマン・フォーゲル、ジェイソン・レイリー
ピアノ: アリーナ・ゴドゥノフ
『バイト』
振付:カタジェナ・コジルスカ
音楽:ガブリエル・プロコフィエフ
アンナ・オサチェンコ、コンスタンティン・アレン
【第2部】
『イニシャルR.B.M.E』第3楽章
振付:ジョン・クランコ
音楽:ヨハネス・ブラームス
装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ
アリシア・アマトリアン、フリーデマン・フォーゲル
エリザ・ギサルベルティ, アレクザンダー・マッゴーワン,
エレナ・ブシュエヴァ, ジェイムズ・フィッシャー
アヤラ・イトゥリオス・リコ, タイトス・ジャンセン,
アヌーク・ファン・デル・ヴァイデ, マテオ・クロッカード=ヴィラ
ジョアナ・ロマネイロ, マルティ・フェルナンデス・パシャ,
フリア・ベルグア・オレロ, ファビオ・アドリジオ
ピアノ: マリア・キオショーヴァ
『モペイ』
振付:マルコ・ゲッケ
音楽:カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ
衣裳:マーク・ザッポーネ
照明デザイン:ウド・ハバーラント
ロバート・ロビンソン*
『ファンファーレLX』
振付・美術:ダグラス・リー
音楽:マイケル・ナイマン
アンナ・オサチェンコ、ジェイソン・レイリー
『魅惑』
振付:デミス・ヴォルピ
音楽:ニーナ・シモン
ヒョ・ジョン・カン
『じゃじゃ馬馴らし』よりパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ (シェイクスピアの原作に基づく)
音楽:ドメニコ・スカルラッティ
編曲:クルト・ハインツ・シュトルツェ
装置・衣裳:エリザベス・ダルトン
エリサ・バデネス、ダニエル・カマルゴ
【第3部】
『伝説』
振付:ジョン・クランコ
振付:ヘンリク・ヴィエニャフスキ
アリシア・アマトリアン、フリーデマン・フォーゲル
『同じ大きさ?』
振付:ロマン・ノヴィツキー
音楽:ハズマット・モディーン
マテオ・クロッカード=ヴィラ、ルイス・シュティンス、
アレクザンダー・マッゴーワン
『ホルベアの時代より』
振付:ジョン・クランコ
音楽:エドヴァルド・グリーグ
ミリアム・カセロヴァ、コンスタンティン・アレン
『モノ・リサ』
振付:イツィク・ガリリ
音楽コンセプト・作曲:トーマス・ヘフス、イツィク・ガリリ
装置:イツィク・ガリリ
衣裳:ナターシャ・ランセン
照明デザイン: イツィク・ガリリ
ヒョ・ジョン・カン、ジェイソン・レイリー
『ドン・キホーテ』よりパ・ド・ドゥ
振付:マキシミリアーノ・グエラ
音楽:ルトヴィク・ミンクス
装置・衣裳:ラモン・B. イヴァルス
照明デザイン:オッリ=ペッカ・コイヴネン
エリサ・バデネス、ダニエル・カマルゴ
指揮:ジェームズ・タグル、ヴォルフガング・ハインツ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
『Ssss..』よりソロ、『In2』『心室』はピアノ演奏、『リトル・モンスターズ』『バイト』『魅惑』『同じ大きさ?』『モノ・リサ』は特別録音による音源を使用します。
( http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/cast-and-program/2015-5.html ) |
当夜の私のお気に入りは、エリサ・バデネス&ダニエル・カマルゴ。 とにかく身体が美しいことにまず注目。 テクニックは目を見張るほど素晴らしく、演技が非常に自然で且つ筋が通っていて、エリサ・バデネスのちょっとした仕草や表現する茶目っ気も私好み。 ダニエル・カマルゴのじゃじゃ馬も男くさく豪快で、背がすごく高いのにテクニックが正確で美しいところなんかは、もぉ、堪らん!って感じです。 この二人のロミジュリが見たかった! 最初に踊ったヴォルピ振付 「リトル・モンスターズ」 は作品としてもなかなかよく、ちょっとしたユーモアも入っていて、似たような作品が並んだ中では、少し頭が出てました。 先ほど触れた 「じゃじゃ馬・・・」 は客席の目を覚ました感じ。 最後のドンキは、クラシックのテクニックをいかんなく発揮して、しっかり締めくくってくれました。 バデネスのグランフェッテが完ぺきとはいかなかったのが、ちょっとだけ残念。
もう一人私が大注目したのが、パブロ・フォン・シュテルネンフェルス。 2曲目のクルグ振付 「Ssss...」 よりソロを踊りました~。 振付はゲッケかな? と思うような作品でしたが、パブロの動きがすごく inspiring でぐぐっと引き付けられたまま目が釘付け。 求心力があり小柄でシャープ、強い印象を残すところは、系統として行き着く先にジル・ロマンがいる感じ。 クラシック作品を踊るとどうなるんですかね~。 ロミジュリではダニエル・カマルゴの日にマキューシオを踊り、『オネーギン』 では二日目のノヴィツキーの日にレンスキーを踊りますよね。 本日です。 演技力も気になるぅ!
ほかは、ヒョ・ジョン・カンもすごくよかった! 脚がほんとに綺麗ですが、動きにエネルギーがある。 ヴォルピの 『魅惑』 は作品自体も気に入ったし、ジェイソン・レイリーと踊った 「モノ・リサ」(ガリリ) は圧巻でした。
友人から注目と聞いていたコンスタンティン・アレン、スターターとしてアマトリアインと 「ボリショイに捧ぐ」(クランコ) を踊った時には、長~い手足を使いこなしきれてないと思いましたが、3曲目の 「ホルベアの時代より」(クランコ) では、細かいステップでも見事な脚さばぎを披露して、ちゃんと踊れることを証明してくれました。 あのブリゼはほんとにきれいだった!
今シュツットガルトをリードしている (と思われる) フリーデマン・フォーゲルとジェイソン・レイリーはさすがの舞台。 二人が踊ったガリリの 「心室」 には物語が感じられてとてもよかったし、世界バレエフェス以来の再演だったアマトリアイン×フォーゲルの 「伝説」(クランコ) は当夜のハイライトでした。
もう一つのハイライトともいえるのが、今日 『オネーギン』 で主演しているロマン・ノヴィツキーが振り付けた 「同じ大きさ?」 というとっても愉快な作品。 3人の男性がラフなスタイルで踊りまくるのですが、コンテンポラリーというよりもブレイクダンスに近い感じで (あるいはオハッド・ハナリン?)、どうやって振り付けたんだろうと思ってしまいます。 しかも、踊っているのはクラシックダンサーでですね、彼らが毎日バーレッスンをしているのが想像し難いというくらいの踊りっぷりでした。 シュツットガルトのダンサーたちは、ほんとに幅広く踊りこなせるのですね~。
まとめ:
『ボリショイに捧ぐ』(クランコ) アマトリアン×アレン
スターターとして客席を圧倒させて一気に火をつけるというより、若干つまづきましたかね~。
『Ssss..』よりソロ (クルグ) パブロ・フォン・シュテルネンフェルス
すごくいいダンサー、発見! 私はボルテージ上がりました。
『リトル・モンスターズ』(ヴォルピ) バデネス×カマルゴ
二人とも身体がとにかく美しい! カマルゴは力持ち! で、かっこええ。
『In 2』(アドリジオ) カセロヴァ×ノヴィツキー
似たような作品として埋もれました。 (その1)
『心室』(ガリリ) フォーゲル×レイリー
二人の間に物語がある。 ハイレベルに安定したパフォーマンス。
『バイト』(コジルスカ) オサチェンコ×アレン
似たような作品として埋もれました。 (その2)
『イニシャルR.B.M.E』第3楽章 (クランコ) アマトリアン×フォーゲル、ほか男女6組
クランコのアブストラクト作品。 クランコの似た作品が並んだ中では群舞付きという差がありましたが、残念ながら特に感銘を受けるということはなかったです。
『モペイ』(ゲッケ) ロバート・ロビンソン
日本では既に何度も上演されていて、私も何度も見ているだけに、新鮮味に欠けていましたかね。 それと、フォーゲルが良いわけがわかってしまった。 ブラボーは出てましたけど。
『ファンファーレLX』(リー) オサチェンコ×レイリー
すみませんが、私はこの作品には何にも感じないのですよね。 何度か見てますが。
『魅惑』(ヴォルピ) ヒョ・ジョン・カン
似たような作品の中ではいい具合に個性が光ってました。 カンも好演。
『じゃじゃ馬馴らし』(クランコ) よりパ・ド・ドゥ バデネス×カマルゴ
すごーくよかった! 客席の目を覚ましてくれました! カマルゴのトリプル・ザンレールも全部完全に回りきってて、圧巻!
『伝説』(クランコ) アマトリアン×フォーゲル
この公演のハイライト。
『同じ大きさ?』(ノヴィツキー) クロッカード=ヴィラ+シュティンス+マッゴーワン
この公演のもう一つのハイライト。 愉快、愉快。
『ホルベアの時代より』(クランコ) カセロヴァ×アレン
アレンは本領を発揮。 二人とも好演でした。
『モノ・リサ』(ガリリ) カン×レイリー
二人ともクールでパワフル。
『ドン・キホーテ』よりパ・ド・ドゥ バデネス×カマルゴ
先シーズン初演されたマキシミリアーノ・グエラ版の 『ドン・キホーテ』。 この GPDD はクラシカルにオーソドックスなつくりでした。 じゃじゃ馬に続いてのこの二人ということで、客席は盛り上がりましたよ!
作品解説:
http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/-201611184-20-ssss.html
ちなみに、まぁ、書かなくてもいいのですが、客席は驚くほどガラガラでした。 先月末頃に NBSから特別割引チケット (といってもわずか1000円引き) のご案内が来てましたけど、先週のロミジュリはまずまず埋まっていたようなので、全然売れなかったのはガラ公演だけかしら。 私は逆にガラしか見てないんですけどね~。
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mizuko
Inscrit le: 16 Avr 2006 Messages: 14999 Localisation: tokyo
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mizuko
Inscrit le: 16 Avr 2006 Messages: 14999 Localisation: tokyo
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Posté le: Dim Nov 22, 2015 9:24 am Sujet du message: |
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さて、昨日から始まっている 『オネーギン』 のキャスト表も貼り付けまっす。 昨日の初日はフリーデマン・フォーゲル主演ということで、客席も埋まりましたかね。 全幕主演でのオネーギンは、日本初お披露目でしたよねー。
Citation: |
2015/11/21
シュツットガルト・バレエ団「オネーギン」本日のキャスト
シュツットガルト・バレエ団2015年日本公演
オネーギン
ジョン・クランコによる全3幕のバレエ
アレクサンドル・プーシキンの韻文小説に基づく
振付:ジョン・クランコ
音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
編曲:クルト=ハインツ・シュトルツェ
装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ
世界初演:1965年4月13日、シュツットガルト
改訂版初演:1967年10月27日、シュツットガルト
オネーギン:フリーデマン・フォーゲル
レンスキー:コンスタンティン・アレン
オネーギンの友人
ラーリナ夫人:メリンダ・ウィサム
未亡人
タチヤーナ:アリシア・アマトリアン
ラーリナ夫人の娘
オリガ:エリサ・バデネス
ラーリナ夫人の娘
彼女たちの乳母:ダニエラ・ランゼッティ
グレーミン公爵:ロバート・ロビンソン
ラーリナ家の友人
近所の人々、ラーリナ夫人の親戚たち/
サンクトペテルブルクのグレーミン公爵の客人たち:シュツットガルト・バレエ団
指揮:ジェームズ・タグル
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
( http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/post-583.html ) |
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mizuko
Inscrit le: 16 Avr 2006 Messages: 14999 Localisation: tokyo
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Posté le: Dim Nov 22, 2015 9:25 am Sujet du message: |
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本日のキャストです。 一気に更新中。
Citation: |
2015/11/22
シュツットガルト・バレエ団「オネーギン」本日のキャスト
シュツットガルト・バレエ団2015年日本公演
オネーギン
ジョン・クランコによる全3幕のバレエ
アレクサンドル・プーシキンの韻文小説に基づく
振付:ジョン・クランコ
音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
編曲:クルト=ハインツ・シュトルツェ
装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ
世界初演:1965年4月13日、シュツットガルト
改訂版初演:1967年10月27日、シュツットガルト
オネーギン:ロマン・ノヴィツキー
レンスキー:パブロ・フォン・シュテルネンフェルス
オネーギンの友人
ラーリナ夫人:メリンダ・ウィサム
未亡人
タチヤーナ:ヒョ・ジョン・カン
ラーリナ夫人の娘
オリガ:アンジェリーナ・ズッカリーニ
ラーリナ夫人の娘
彼女たちの乳母:ダニエラ・ランゼッティ
グレーミン公爵:マテオ・クロッカード=ヴィラ
ラーリナ家の友人
近所の人々、ラーリナ夫人の親戚たち/
サンクトペテルブルクのグレーミン公爵の客人たち:シュツットガルト・バレエ団
指揮:ジェームズ・タグル
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
( http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/-2015-1965413.html ) |
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mizuko
Inscrit le: 16 Avr 2006 Messages: 14999 Localisation: tokyo
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Posté le: Lun Nov 23, 2015 5:41 am Sujet du message: |
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本日東京公演最終日でございます。
Citation: |
2015/11/23 NEW
シュツットガルト・バレエ団「オネーギン」本日のキャスト
シュツットガルト・バレエ団2015年日本公演
オネーギン
ジョン・クランコによる全3幕のバレエ
アレクサンドル・プーシキンの韻文小説に基づく
振付:ジョン・クランコ
音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
編曲:クルト=ハインツ・シュトルツェ
装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ
世界初演:1965年4月13日、シュツットガルト
改訂版初演:1967年10月27日、シュツットガルト
オネーギン:ジェイソン・レイリー
レンスキー:ダニエル・カマルゴ
オネーギンの友人
ラーリナ夫人:メリンダ・ウィサム
未亡人
タチヤーナ:アンナ・オサチェンコ
ラーリナ夫人の娘
オリガ:エリサ・バデネス
ラーリナ夫人の娘
彼女たちの乳母:ダニエラ・ランゼッティ
グレーミン公爵:ロバート・ロビンソン
ラーリナ家の友人
近所の人々、ラーリナ夫人の親戚たち/
サンクトペテルブルクのグレーミン公爵の客人たち:シュツットガルト・バレエ団
指揮:ジェームズ・タグル
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
( http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/post-584.html ) |
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