mizuko
Inscrit le: 16 Avr 2006 Messages: 15128 Localisation: tokyo
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Posté le: Mer Aoû 06, 2025 8:15 am Sujet du message: |
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先々週の土曜日には『PLAY』を観に行ってきました! この作品は観るというより、体験するものだろうと思って、席もできるだけ前方を獲得。思いっきり楽しんできました
開演10分くらい前に客席に入ると、すでに一人のダンサーが舞台上で踊っていました。即興だと思うのですが、途切れることなく、時折観客とのやり取りなんかも織り交ぜながらずーっとパフォーマンスが続いていて、まるで一人で遊んでいるかのよう。そう、ここからもう "PLAY" が始まっていました。その後の第一幕は、ダンサー同士が互いに刺激しながら遊ぶシーンが続きます。かなりのテンションを保たないと見ているほうは冷めてしまうと思うのですが、ソリストのイダ・ヴィキンコスキと ルー・マルコー=ドゥルアール Loup Marcault-Derouard(だと思う)、グループを引っ張っていたアクセル・イボ、とても良かったです! Loup Marcault-Derouard は最初の即興からずっと踊りっぱなしで、その体力と想像力、集中力は驚嘆に値します! ほんとに素晴らしいダンサー☆ (ちなみに、彼はオペラ座のインタビュー動画でも取り上げられています。すごいですよー 彼に興味を持ったら、チャコット Dance Cubeの2022年のインタビューもどうぞ。)
舞台上ではいろんなところでいろんなことが起こっていて、エクマンがインタビュー等で答えている通り、何の脈絡もないものも舞台にたくさん登場するんですが、それはそれとして面白いなぁなどと思いながら堪能しました。その中でも巨大なスカートを履いて舞台をゆっくり横切るアクセル・イボが、ただ歩いていくだけなんですけど、センシュアルでちょっと異様な雰囲気を放ち、強い存在感を示してました。
あと、クラシックパートとも言えるカップルを踊ったシルヴィア・サン=マルタンとフロラン・メラクも良かったです。二人とも美しく、他とは違う雰囲気でコントラストを生み出していました。
大量の緑のボールが降ってくるのは一幕の最後。笑っちゃうくらいすごくて、圧巻でした!客席も盛り上がってましたー
ボールたちはオケピットに溜められて、さながら大っきなグリーンピースのプールのようです。(どなたかがグリーンピースみたいだとSNSでおっしゃってたらしく、それを聞いて、私もグリーンピースにしか見えなくなってしまった ) 第2幕はその緑のプールでのダンスから。まだ休憩が終わる前にルーが登場し、ゆっくり緑のボールのプールに入ると、おもむろに潜ってしまいました。休憩時間は10分は残ってたと思うので、気づかなかった観客も多かったのではないかしら。他のダンサーは少し上がった緞帳をくぐってプールに落ちていって・・・2幕が始まります。ここでの男性ダンサー(10名くらいかな)のダンスが緊迫感と迫力があって、すごく良かったです! 無音で踊るのですが、動くときにするボールの音も振付の一部と化してまして、これはすごいアイデア! 全員が動きを合わせるその集中力も圧倒的なパワーとなって迫ってきます。あぁ、今思うと、人は世の中のいろいろなことに縛られている、ボールのプールでの動きにくさはそんな不自由さも表現してたのかもしれません。
はい、2幕は1幕とは全く違い、モノクロで色のない世界。ダンスも全員がひたすら同じ動きを繰り返すというような構成で、個を埋没して経済社会を成り立たせるため機械のように働く現代の社会人を表すようでした。1幕で見たような明るいエネルギーはそこにはありません。テロップや映像でも、人がいかに世の中のいろいろなことに縛られているかを表現する言葉や映像が映し出され、直接的に私たち観客に問いかけてきます。これでよいのか? そんな中でもちょっとしたユーモアのある遊びも差し込まれていたりもしましたが、少し考えさせられる、ただ楽しいで終わらない作品でした。
そして、『PLAY』にはアンコールがあるんです。 まずはカリスタ・“キャリー”・デイの素晴らしい歌唱から始まり、その歌声に皆が癒されました。その後はダンサーたちが舞台に乱入。次々と緑のボールや巨大な風船を客席に投げ込みます! こっちはさっきまでの2幕で気分が沈んだ分、楽しさ倍増 ボールをゲットしたい~風船に触りたい~と大はしゃぎです 私は何とかボールゲット!風船にも触れましたー。イェイ
こんな観客参加型のアンコールをつけるなんて、エクマンのアイデアってすごいですよね。このアンコールのお陰で気分が救われ、前を向いて明るく会場を後にできる仕掛けになっていて、エクマンの人に対する優しさまで感じます。
まさしく遊び心溢れる『PLAY』。客席はエクマンの想像力と創造力、ダンサーたちのエネルギーに熱く反応して大いに盛り上がりました!チケットは高かったですが、存分に楽しみました~♪
クレジット:
PLAY
Choreography and set design
Alexander Ekman
Original music
Mikael Karlsson
Costume design
Alexander Ekman, Xavier Ronze
Lighting design
Tom Visser
Video
T. M. Rives
Strategic advisor and dramaturge
Carina Nildalen
<Musicians>
Singer
Calesta "Callie" Day
Karmesha Peake
Saxophones
Julien Chatellier
Géraud Etrillard
Adrien Lajoumard
Pascal Bonnet
Strings
Arnaud Nuvolone
Marianne Rivière
Benoît Marin
Éric Villeminey
François Gavelle
Piano
Frédéric Vaysse-Knitter
Marimba and percussion
Adélaïde Ferrière
<Dancers>
Première danseuse
Silvia Saint-Martin
Premier danseur
Florent Mélac
Sujet
Letizia Galloni, Caroline Osmont, Lydie Vareilhes, Ida Viikinkoski
Alexandre Boccara, Mathieu Contat, Axel Ibot, Mickaël Lafon, Cyril Mitilian, Fabien Révillion, Marius Rubio, Nikolaus Tudorin
Coryphée
Apolline Anquetil, Victoire Anquetil, Laurène Lévy, Charlotte Ranson, Claire Teisseyre, Jennifer Visocchi
Milo Avêque, Yvon Demol, Théo Ghilbert, Maxime Thomas, Hugo Vigliotti
Quadrille
Sara Barthez, Lisa Gaillard-Bortolotti, Marion Gautier de Charnacé
Nathan Bisson, Jean-Baptiste Chavignier, Manuel Giovani, Julien Guillemard, Loup Marcault-Derouard
Anastasia Gallon, Margot Gaudy Talezac, Diane Saller
Seojun Yoon, Baptiste Bénière, Françis Leblanc, Eric Pinto-cata
ちなみに、カドリーユの3行目、4行目のダンサーは、現時点ではオペラ座公式サイトのメンバーに名前がないので、正規団員ではなく契約ダンサーのようですね。中には先月の入団試験に合格して正規団員になった方もいますよ
去年の年末の公演の時のキャストはこちら:
Play - 7 décembre 2024 au 4 janvier 2025
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