Creation of the Paris Opera Junior Ballet

[mizuko]

2024/5/30付のアナウンス。オペラ座がジュニアカンパニーを創設するとか。18歳～23歳の18名のダンサーで、2024年9月活動開始そうです！

https://www.operadeparis.fr/en/news/creation-of-the-paris-opera-junior-ballet


リンク先にはいろいろ細かく書かれているので、また改めて。

[mizuko]

オペラ座のアナウンスからわかったこと

・ジュニア・バレエは、プロフェショナル前の若い才能の育成機関
・トレーニングだけでなくオペラ座の公演にも出演し、ツアーやアウトリーチ活動も行う
・ジョゼ・マルティネスが監督、専属の芸術部門、教育部門、管理部門のチームが形成される
・7/2と7/3の外部入団試験において、オペラ座に採用されなかったダンサーの中から採用される
・バックグラウンドは問わない（もちろんパリ・オペラ座バレエ学校の生徒も挑戦可能）
・プロフェッショナルの契約で、期間は2年
・契約終了後、オペラ座に入れる保証はない（外部入団試験で合格すればもちろん入れる）
・2024/2025シーズンは、女性9名、男性9名
・2025年9月には、新しく6名を採用予定
・2024年9月活動開始で、『眠れる森の美女』への出演と、2025年5月のフランス・ツアーが決まっている
・2025/6/12-14のベルサイユの劇場での公演も決まっている
・習得するレパートリーの例（ツアープログラムに含まれるかも）：

　・ヌレエフ版『ライモンダ』よりグラン・パ・クラシック
　・ピエール・ラコット「ラ・ヴィヴァンディエール」よりパ・ド・シス
　・ブルノンヴィル『ナポリ』よりパ・ド・シス
　・ブルメイステル版『白鳥の湖』よりパ・ド・カトル
　・リファール「ヴァリアシオン」
　・マルティネス「ミ・ファヴォリータ」
　・ガルニエ「オーニス」

ルグリさんの仲間たち公演を思い出しますねぇ。

・このほか、バランシン、フォーサイス、ショルツも習う
・コンテンポラリーでは
　・オチョア「Requiem pour une Rose」
　・Altea Nunez「Claroscuro」
　・Iratxe Ansa and Igor Bacovich「Travellous」

・2年目のシーズンには、Juliano Nicosiaやシモン・ヴァラストロらのクリエーションも加わる予定