Thierrée/Shechter/Pérez/Pite [ONP Garnier 18/05-08/06/2018]

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「ティエレ／シェクター／ペレーズ／パイト」　Thierrée/Shechter/Pérez/Pite　2018年5月18日～6月8日　於）ガルニエ宮


Haydnさんよりプレキャストです！ ティエレによる新作「Frôlons」はオペラ座のグランフォワイエやロトンド等公共スペースでのパフォーマンス。期限付き契約で在籍している中島映理子さんや二山治雄さんのお名前もありますね。総じてダンサー大量投入！といった感じのこのミックス・プロですが、3/31でアデューだったマリ＝アニエス・ジロがパイトの「The Season's Cannon」で早くもゲスト出演しますよ！

Frôlons (James Thierrée)

Solistes :
Albisson ou Cozette ou Renavand ou Grinsztajn

Grand foyer :
Philbert, Stojanov, Dilhac, Cogan, Dursort, Johannides, Raux, Kang, Nakajima, Réveillon
Bertaud, Bittencourt, Chailloux, Dominiak, Gaillard, Kirscher, De Busserolles, Fourès, Vantaggio, Aumeer

Rotonde du Glacier :
Giezendanner, Verdusen, Scudamore, Duboscq, Vauthier, Belem, Boulac, Gaudi-Talazac, Mouget
Gaudion, Houette, Mitilian, J. Cozette, Chokroun, Guillemard, Marcault-Derouard, Niyama, Tudorin, Vermeulen

Grand escalier :
Boulet, Laffon, Boucaud, Battistoni, Mateci, Parcen, Drion, Yun
Madin, Vigliotti ou Bray, Boccara, remp. Bray

Bêtes :
Le Roux, Rétif


The Art of Not Looking Back (Hofesh Shechter)

Colasante, O'Neill, Zusperreguy
Barbeau, Bourdon, Vikiinkoski, Anquetil, Jocqueviel, Gautier de Charnacé, Gross, Osmont, Adomaitis, Seropian


The Male Dancer (Iván Pérez)

10 hommes :
Bullion ou Chavigner, Marchand ou Louvet, Alu ou Couvez, Chaillet ou Ganio, Houette ou Magnenet, M. Moreau ou Gasse, Quer ou Demol, Legasa ou Melac, Le Borgne ou Stokes, Murez ou Labrot, remp. Meyzindi, Lafon, Chokroun


The Seasons’ Canon (Crystal Pite)

Femmes A :
Gillot ou Hecquet, Pagliero, Renavand, Grinsztajn, Guérineau, Gorse, Philbert, Saint-Martin, Visocchi, remp. Raux

Hommes A :
Alu, Carbone, Chaillet, Madin, M. Moreau, Stokers, Valastro, Couvez, Gasse, remp. Le Borgne, Legasa, Révillion

Femmes B :
Laffon, Mallem, Stojanov, Bon, Boucaud, Dilhac, Johannides, Martel, Raux, remp. Chiarcosso, Drouy

Hommes B :
Bittencourt, Bertaud, Meyzindi, Quer, Bodet, Demol, Kirscher, Lafon, Le Borgne, remp. Contat, Monié, Fourès, Lopès-Gomès

Femmes C :
Mathis, Arnaud, Chiarcosso, Cogan, Drouy, Dursort, Battistoni ou Kang, Yun, Réveillon, remp. Kang, Boulac

Hommes C :
Chailloux, Legasa ou Révillion, Contat, Magliano, Melac ou Boccara, Chavigner, Fourès, Lopès-Gomès, Monié, remp. De Busserolles, Boccara, Aumer

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キャッチアップ。

公演が始まって10日経ちましたが、あんまり関心が高くないみたいですね。本家にも全然感想が入ってないです。先週には映画館でのライヴビューイングがあったし、ARTE CONCERTでの livestreamもあったんですけどねー。

その livestream 、翌日には日本からも見られたんですよ。なのに今は規制がかかっちゃってます。残念。　ただ11/23までは公開されてますので、何かしらチャンスがある方は是非。私はNHKに期待します！

https://www.arte.tv/fr/videos/083017-001-A/soiree-danse-a-l-opera-de-paris/

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キャッチアップ。

ARTEのライヴストリームは見られないですが、「シーズンズ・キャノン」のルポ映像がありますのでどうぞ！ 画質めっちゃ悪いけど！
https://www.francetvinfo.fr/economie/emploi/metiers/art-culture-edition/opera-de-paris-triomphe-pour-le-ballet-de-crystal-pite_2760575.html

「シーズンズ・キャノン」は再演ですが、今回も評判がいいみたいですね。大人数のダンサーが群れとなって踊るというタイプの作品で、この手法はパイトがロイヤルに新作を振り付けた時も用いられ、その作品「フライト・パターン」オリヴィエ賞を受賞しています。途中、千手観音みたいなとこがありますよねー。


あとは、フィリップ・ノワゼットさんによるレビュー
https://www.lesechos.fr/week-end/culture/spectacles/0301709591511-ballet-de-creatures-a-lopera-de-paris-2177979.php#

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[本家より]

ジェームズ・ティエレの「フロロン」は、ガルニエの公共スペースにダンサーが出没して踊るという作品。写真を見るところでは、メタリックなイグアナみたいな着ぐるみを着てます。Haydnさんによると、唯一振付と呼べるような動きをしていたのはロトンドでのパフォーマンスだけだったとか。遊園地とかなんかのイベントとかならよかったのかも、ですね。

シェクターの「The Art of not looking back」は、数年前にテアトル・ドゥ・ラ・ヴィルでシェクターのカンパニーによって上演された作品だそう。シェクター自身の経験（2歳の時に母親に捨てられた）を元に作られたものですが、若干ナルシシズムに浸っている感がある、と。シェクターは確固たる自分のスタイルを持っている振付家だが、それがオペラ座にフィットするかどうかは別問題、とHaydnさんはコメントしてます。Sophiaさんも似たような感想を持ったみたいです。

イヴァン・ペレーズによる「The Male Dancer」は、すぐに忘れてしまうような作品で、ダンサーたちも確信をもって踊っているといった感じがなかったとHaydnさんもSophiaさんもおっしゃってます。

クリスタル・パイトの「シーズンズ・キャノン」は前述のとおり。このミックス・プロの中で唯一希望が見える作品になってたみたいです。動きの一つ一つが精緻で、非常によく考えられ、美しく、豊かだとSophiaさんはコメントしてます。マリ＝アニエス・ジロがゲストとして出演してますよね。

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「フロロン」がYTに！　このミックスプロは2018/5/24に映画館で生中継＋ARTEでのライヴストリームが行われましたが、「フロロン」のみYTに出ています。日本ではまず上演されないであろう演目なので、是非！

https://youtu.be/H4Skw1-mxRQ