Soirée Cunningham/Forsythe [ONP Garnier 14/04-13/05/2017]

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「カニングハム／フォーサイス」 Soirée Cunningham/Forsythe　2017年4月14日～5月13日　於） ガルニエ宮



Haydnさんよりプレキャストです。今のところ部分的ですが。なお変更の可能性もありますので、ご留意ください。


Walkaround Time (Merce Cunningham) :

A déterminer　未定


Trio (William Forsythe) :

Pagliero ou Guérineau
Révillion ou Valastro ou Thomas ou Vigliotti


Herman Schmerman (William Forsythe) :

Duo :
Abbagnato ou Albisson ou O'Neill, remp. Bellet
Bezard ou Alu ou Marchand, remp. Houette

Quintette :
O'Neill ou Bance ou Bellet ou Vareilhes ou Westerman ou Stojanov ou Osmont, remp. Bon, Gauthier de Charnacé, Gross
Chaillet ou Bertaud ou Legasa ou Conforti, remp. Demol, Lam

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[本家より]

オペラ座の公式サイトに、ジェレミー・ベランガールのアデューのお知らせがこっそり出てるそうですが、どこかしら。

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公式サイトにキャストが載りました！

https://www.operadeparis.fr/saison-16-17/ballet/merce-cunningham-william-forsythe

ジェレミー・ベランガールのアデューについても、キャストのページの下方に掲載されています。


それと！　このスレッドの公演日の記載が間違っておりましたので、訂正しました～。大変失礼いたしました。。。

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[本家より]

ユーゴ・マルシャンが「ヘルマン・シュメルマン」の出演日を twitter で発表しています。

4/21、4/30、5/4、5/13

パートナーは八菜オニール。ユーゴ・マルシャンのスレッドにアップしていますが、先日オペラ座の facebookでライブ配信されたインタビューとリハーサルの中でしっかり組んでましたね～。この映像はオペラ座の公式サイトでも公開されましたので、どうぞ！
https://www.operadeparis.fr/en/magazine/rencontre-avec-hugo-marchand


ちなみに、オペラ座の公式サイトにはまだ日毎キャストは出ていません。
https://www.operadeparis.fr/saison-16-17/ballet/merce-cunningham-william-forsythe

プレキャスト貼り付けちゃいます。

Walkaround Time
Carolyn : Laurence Laffon / Caroline Bance
Walda : Ninon Raux / Victoire Anquetil
Sandra : Lucie Fenwick / Chelsea Adomaitis
Meg : Sophie Mayoux / Amélie Joannidès
Suzanna : Sofia Parcen / Eugénie Drion
Merce: Nicolas Paul / Guillaume Charlot
Dove : Yann Chailloux / Julien Meyzindi
Douglas : Grégory Gaillard / Antonin Monié
Chris : Julien Cozette / Jean-Baptiste Chavignier


Trio
Danseuse : Ludmila Pagliero / Eleonore Guérineau
Danseurs : Fabien Revillion / Simon Valastro / Maxime Thomas / Hugo Vigliotti


Herman Schmerman
Duo- femme : Eleonora Abbagnato / Amandine Albisson / Hannah O'Neill
Duo-homme : Audric Bezard / François Alu / Hugo Marchand
Quintet- femmes: Hannah O'Neill / Aurélia Bellet / Lydie Vareilhes / Séverine Westermann / Roxane Stojanov / Caroline Osmont
Quintet- hommes : Vincent Chaillet / Sébastien Bertaud / Pablo Legasa / Antonio Conforti

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ゴールデンウィークは結局なんだかんだと忙しく、キャッチアップしようと思っていたのに到達できなかった！　ので、これから少しづつ頑張ってやっていきたいと思いまーす。

さて、まずはやっと（？）終わりに近づいたこのプログラムから！

Walkaround Time (Cunningham) / Trio (Forsythe) / Herman Schmerman (Forsythe) の3本立てのこのプログラム、私は「ヘルマン・シュメルマン」がどうだったか一番知りたいんですが、最初のカニングハムの印象が強すぎるのか、本家の感想ではあまり触れられてません。でも、最も気になる八菜オニールさんの評判は、クインテットでもデュオでも上々です。

カニングハムですが、印象が強いといってもネガティブなほう。本家の常連には全くといっていいほど受け入れられてないようですね。20世紀の偉大な振付家の一人ですから発表された当時（1968年）は前衛的で実験的な新しいダンスとして迎えられていたでしょうし、モダンダンスの歴史や遍歴に興味がある人にとっては面白く受け入れられるでしょうが、今これを上演したところでどうか、オペラ座が上演すべき演目か、と疑問あるいは批判を投げかけています。単純に見ても、こんなんが50分も続くんですよ。今の時代の観客には退屈でたまらないんじゃないかと想像します。

とはいえ、オペラ座が制作したPVはよくできています。
Conversations autour de Walkaround Time de Merce Cunningham


フォーサイスの「トリオ」はリラックスした遊び心のある作品だそう。文字通り3人で踊られます。初日を踊ったリュドミラ・パリエロはよかったみたいですが、現在は怪我のため降板しています。しかしこれについても初演から25年経った今、上演する必要があるのかと厳しい指摘もあります。

「ヘルマン・シュメルマン」は、感想を書いてくださった方々によると、よく踊ってるけど完璧に機械的過ぎてユーモアに欠けているそう。やっぱりそうか・・・。

それにしても、たった18人のダンサーしか出演せず、音楽も録音ということで、このプログラムでチケット料金は普通に取るということに納得してない人は多い様子です。


いくつか出ている批評をお知らせしておきますね。

http://www.lefigaro.fr/culture/2017/04/19/03004-20170419ARTFIG00270-cunninghamforsythe-avant-tout-pour-le-meilleur.php

Financial Timesはカニングハムを痛烈に批判
https://www.ft.com/content/c0e432a8-2454-11e7-a34a-538b4cb30025

Les Echos は歓迎しているようです。
https://www.lesechos.fr/week-end/culture/spectacles/0211984533872-danse-avec-duchamp-2081015.php

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さて、ジェレミー・ベランガールのアデュー公演は今日からです。

Scary Beauty
Représentations du 8, 9, 12 et 13 mai seulement
Création (solo improvisé à l'occasion des adieux à la scène de Jérémie Bélingard)
Musique : Keiichiro Shibuya
Création visuelle : Adrien M & Claire B
Danseur : Jérémie Bélingard

ベランガール本人のインプロヴィゼーションによるソロですが、フィガロのインタビュー記事によるとこのアイデアはオーレリーから提案されたものだそうですよ。
http://www.lefigaro.fr/culture/2017/05/03/03004-20170503ARTFIG00240-jeremie-belingard-me-transformer-en-autre-chose.php （全文は会員のみ）

[mizuko]

昨晩、ジェレミー・ベランガールがオペラ座の舞台に別れを告げました。音楽（渋谷慶一郎）とデジタルアートの映像（Adrien M & Claire B）とのコラボレーションによるインプロヴィゼーション。　渋谷慶一郎とは数年前から「The Way of the rabbit」や「Parade for The End of The World」等でコラボレーションを重ねています。

本家には Haydnさんからのコメントしかないっておらず 、Haydnさんもこの作品「Scary Beauty」についてはかなり物足りなさを感じた様子。（この手のデジタルアートを使用した作品では、Wayne McGregor や Mourad Merzouki を除いて、振付や舞台美術が遠慮がちになるとのことですが、同感です。）パリ在住の方が送ってくださったレポートによると（ありがとうございます！）、"幕が開くと、大きなパソコンの文字盤が海になっていて、赤いジャージーにガウンをはおったジェレミーが、イスに上って海に飛び込む" というシーンからは始まるのだそう。ここまでの効果は成功なのですが、そのあとの海の中の世界がどうということがなく、つまりHaydnさんの感想に行きつく、のではないかと。

アデューのレヴェランスでは、ジェレミーをエトワールに任命し、常に彼を擁護していたブリジット・ルフェーブルをはじめ、オーレリー・デュポン、エレオノーラ・アバニャート、レティシア・プジョル、クレールマリ・オスタ、ニコラ・ルリッシュ、マリ＝アニエス・ジロらが舞台に上がり、ジェレミーを労っていたそうです。

以下、Haydnさんから！

[mizuko]

Cultureboxにジェレミーのアデューのレポートが出ています。
http://culturebox.francetvinfo.fr/danse/a-garnier-les-adieux-en-solo-de-jeremie-belingard-sous-une-pluie-de-confettis-256235


それから、本家 marcさんがアデューのレヴェランスの動画を投稿してくれたそうですので、どうぞ～。はしゃぐ子供たちが可愛いです。
https://www.youtube.com/watch?v=Ey6qewKmyJM


ジェレミーと言えば、このエルメスのCFがすっごいいいですよね。
https://youtu.be/xXdmwQvrko0

でも、彼の本領は「アルルの女」ではなかったかと。
https://youtu.be/p3lyeHTsAFw