Stars in the Moonlight - Hervé Moreau Gala [01/2016 Japon]

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エルヴェ・モローとピアニストのジョルジュ・ヴィラドムス* による公演が、来年1月、いよいよ日本に来ます！　今回はドロテ・ジルベールとマチュー・ガニオも加わって、東京、名古屋、大阪での公演です。

東京 Bunkamura オーチャードホールの発表から内容をご紹介しますね！

http://www.bunkamura.co.jp/topics/orchard/2015/07/stars_in_the_moonlight_music_ballet_concert.html

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このエルヴェとジョルジュの公演ですが、そもそもは Luz de Luna というタイトルで昨年11月にカーネギーホールで行われたチャリティ・ガラであります。　メキシコ出身のジョルジュ・ヴィラドムスが2012年9月に創設した慈善団体"Crescendo con la Mùsica" 基金* へのファンドレイジングが目的のもので、エルヴェ、ジョルジュ、それと、ヴァイオリニストのチャーリー・シエムというスーパー美しい3人の芸術家によるコンサートでした。

同じタイトルのチャリティ・ガラは、今年6月8日にジュネーヴでも行われていて、このときはエルヴェ、ジョルジュのほかは、イザベル・シャラヴォラ、ゴーチエ・カプソンというメンバー。　本家にご覧になった方の感想もあります～。
http://www.forum-dansomanie.net/forum/viewtopic.php?t=6927

ジュネーヴ公演の teaser




ん～、美しい。

ちなみに、teaser でちょっとだけ映るエルヴェのソロは、昨年のエトワール・ガラで初演されたブベニチェク振付の 「月の光」 です。　今回の公演でも披露されますね。

なお、今回の公演もチャリティなのかどうかについてですが、Bunkamura のお知らせには何も書かれてないですし、タイトルも変えてあるので、チャリティというわけではなさそう。　


しかしそれにしても、プログラムにドドンと発表されているモロー振付 （「LUNA」） っていうのが気になりますなぁ。　今まで出てきたことありましたっけ。




* "Crescendo con la Mùsica" 基金

ピアニストの Jorge Viladoms Weber が2012年9月に創設したメキシコの慈善団体で、国内の貧困層の子供たちにとってクラシック音楽が身近なものになるよう、また、音楽を通して豊かな人生を発見できるよう支援する活動を行っているそうです。

http://www.crescendoconlamusica.org/home

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ダンソマニへのアップが遅れましたが、マダム・フィガロに大村真理子さんによる素敵な公演紹介記事が載っています～。　エルヴェ・モローへのインタビューが中心です。　公演プログラムも詳細発表されてますので、どうぞ！

http://feature.madamefigaro.jp/culture/150806ballet/

ちなみに、このマダム・フィガロでは 「パリとバレエと、オペラ座と。」 という連載が始まるそうです。　上の記事が連載 1号。　この後も楽しみだ♪
http://feature.madamefigaro.jp/portal/culture/ballet/


Dance Cube にも本日付で記事が出ていまして、こちらは在パリジャーナリストの濱田琴子さんによるもの。　プロモ記事なのでマダム・フィガロと内容はかぶってますが、こちらにはジョルジュ・ヴィラドムスへのインタビューが挿入されています。　こんな容姿と才能に恵まれているのに、心まで美しいなんて・・・。　今回はチャリティ公演ではないですが、何か寄付しなきゃいかん！ という気持ちになります。　サイン入りブロマイドでも販売したらどうかしら。　← 発想が古い。　が、普通に募金を集めるよりあっさりかなりの金額が集まると思う。　私も買っちゃうよ～。

http://www.chacott-jp.com/magazine/world-report/from-paris/paris1508c.html

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Bunkamura のサイトに特集HP が開設されてま～す。

http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/16_stars/index.html

My Bunkamura での先行販売は明日 9/1 （火） 10:00～、チケットぴあでの先行は明後日9/2 （水） 10:00～、一般発売は 9/5 （土） ～です。

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スポット動画が公開されてます～。

https://youtu.be/MJBaE7Fr_0A

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プログラムの変更が発表されています。　日本人振付家の作品をプログラムに入れたいというエルヴェの意向で、中村恩恵さんがエルヴェに振り付ける新作が上演されることになったそうです！　ピアノはヴィラドムス！

http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/16_stars/topics/post_1.html

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どえぇ、知らなかった （￣□￣;） （Ｔ△Ｔ）

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えーと、つまり、エルヴェは来日中ですね。　中村恩恵さんとのリハーサルですかねー。

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先日タイトルが発表されたパトリック・ド・バナの作品 「Lost Heaven」 のリハーサル写真で構成された動画が出てます。　といっても、エルヴェ・モローがご自身の facebook ページに投稿しとります～。　んー、リンクを貼り付ければ見られるかと思ったら、ログインしないとダメみたいですね。　でも、きっと近々パブリックにも公開されるはず！


ところで、先月末発売のダンスマガジンでは、特集が組まれていましたよね。　この 「Lost Heaven」 のリハーサル写真、エルヴェとマチュー、ジョルジュのインタビューも載ってますので、まだ読んでない方はチェックするです！




ちなみに、 Bunkamura のサイトにも写真が2枚出ています～。
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/16_stars/topics/post_3.html

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遅くなりましたが、上演順決定と 「フィナーレ」 の内容の一部変更が発表されてましたので、貼り付けておきまっす。

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エルヴェのガラもいよいよ来週に迫りましたね！

愛知公演のほうについてですが、まず PVが公開されています～。　エルヴェからのメッセージとリハーサルがちょろっと入ってます。
https://youtu.be/nNYoSlUVO6w

それと、ドロテ・ジルベールのワークショップが開催されるそうですね。　1/12 （火） 19:00～20:00、愛知県芸術劇場大リハーサル室にて。　ワークショップは愛知のみです。http://www.aac.pref.aichi.jp/syusai/etoile/index4.html

今日の時点ではまだ募集は締め切ってないようです。　10代～30代が対象ですが、ワンレッスンでこの参加費だと・・・。

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昨日付けで演目の変更が発表されています。　パトリック・ド・バナ振付でエルヴェとマチューのデュエットだった ｢失われた楽園～ロスト・ヘヴン」(｢ラスト・ヘブン｣ よりタイトル変更) と、エルヴェ振付の ｢LUNA｣ がなくなり、代わって以下の2演目が上演されるそう。　エルヴェが股関節を痛めたための変更とのことです。

http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/16_stars/topics/post_7.html

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いよいよ明日からですね！　Bunkamura の特設サイトに当日券情報と上演時間のお知らせが出ています。

http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/16_stars/topics/

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一昨日の初日を観てきました～。　音とダンスに酔いしれるとっても素敵な公演でした。　各演目の前に、舞台の背景にプロジェクションで月と演目紹介を映し出すという演出も、気分を誘うのに効果的。　しかもその月がちゃんと巡っていたのが粋でした。

Stars in the Moonlight
月夜にきらめくエトワール

2016年1月10日（日） 18:00
Bunkamura オーチャードホール

『煌めくエトワール』　Luer d'étoiles
音楽：ジュール・マスネ (「タイスの瞑想曲」)
振付：エルヴェ・モロー
振付協力：イザベル・シアラヴォラ
バレエ：ドロテ・ジルベール＆エルヴェ・モロー
ヴァイオリン：三浦文彰
ピアノ：ジョルジュ・ヴィラドムス

夜風にあたりに夜会から少し抜け出し、星空のもとで穏やかに愛を語らう一組のカップル、といった雰囲気のロマンチックなパドドゥ。　滑らかで美しいネオクラシックの振付でした。　振付協力にシァラヴォラの名前がありますが、随所で彼女が踊ったのがわかるような感じ。　星空をバックにした二人はとても美しくてそれだけでもうっとりなのですが、私は三浦文彰のヴァイオリンの音に心を掴まれ、ヴィラドムスの澄んだピアノの音に乗って、アドリア海あたりの夏のフェスティバルの一夜にいるような気分になりました～。　


イザイ：『無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調" バラード"』
ヴァイオリン：三浦文彰

ヴァイオリンは詳しくないので何も書けませんが、三浦文彰さんの音にひたすら聞き惚れていました。　とても厚みのある表情豊かな音なんです。


ポンセ：『メキシカン・バラード』
ピアノ：ジョルジュ・ヴィラドムス

ピアノも詳しくないのですが、ヴィラドムスは本当に綺麗な音を出す人だな～と思いました。


『トリスタンとイゾルデ』より "愛の死のパ・ド・ドゥ"
音楽：リヒャルト・ワーグナー
振付：ジョルジオ・マンチーニ
バレエ：ドロテ・ジルベール＆マチュー・ガニオ

『トリスタンとイゾルデ』 はジョルジオ・マンチーニがこの二人のために振り付けた1時間弱の作品。　三つのパドドゥと合間にプロジェクションで挿入される二つの映像で構成されますが、今回踊られたのはこの中の3つ目のパドドゥ。　ドロテやマチューのこれまでのイメージにないような、激しく官能的なパドドゥでした。　振付自体にも興味を持って観ましたが、うん、そんなにすごくいいということはなかったかなー。　全編を通しで見ると違うかもしれません。　あともう少し狭い空間がいいかも。


『ツクヨミ』
音楽：アルヴォ・ペルト「アリーナのために」
振付：中村 恩恵
バレエ：エルヴェ・モロー
ピアノ：ジョルジュ・ヴィラドムス

プログラムノートによると、

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公演評が出ていまっす。

http://www.asahi.com/articles/DA3S12159159.html

http://mainichi.jp/articles/20160116/ddh/041/070/005000c



そうそう、名古屋公演では、「瀕死の白鳥」 はヴァイオリンではなくビオラで演奏されたそうですね。　プロデューサーの唐津絵理さんが twitter で知らせてくださってました。　それ聴きたかった～。