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mizuko
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mizuko
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mizuko
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Posté le: Dim Juin 30, 2013 3:41 pm Sujet du message: |
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デイヴィッド・ホールバーグの出演が決定! との発表がありましたね!
http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/post-455.html#001749
4月のルグリのガラを降板しましたもんね、強い気持ちが伝わってくるようです。 10月には東京バレエ団の 『ジゼル』 に客演するので、たぶんこの時期にはそのリハーサルのための来日予定があったのでしょうけども。
既に演目も発表されていて、Aプロではゴメスと 『プルースト』(プティ) からのパドドゥ、それとエレーヌ・ブシェと 「ダイアモンド」(バランシン)、Bプロでは 「精霊の踊り」(アシュトン) を踊るようです。 ブシェとの 「ダイアモンド」、さぞや美しく輝くことでしょう~。 うぅ、これは楽しみ。
一方でですね、これは個人的感情が入りますが、マチアス・エマンのパートナーが未だ発表されてないのですよ。 不安だわ。
一チケット購入者として、NBSには誠実かつフレンドリーな対応を期待したいところです。
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mizuko
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Posté le: Ven Juil 05, 2013 4:38 pm Sujet du message: |
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NBSから出演者と演目の一部変更のお知らせが出ています。 で、
マチアス・エマンのパートナーが、メラニー・ユレルに決定! 来日も決定!!! (あぁ、よかった。。。)
それと、イーゴリ・コルプと上野水香の出演が Bプロのみとなり、Bプロにはルイジ・ボニーノが加わったそうです。
http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/post-461.html#001757
プログラムも最新のものが発表されてます:
Citation: |
<Aプロ>
「ダイアローグ」ジョン・ノイマイヤー振付
ディアナ・ヴィシニョーワ、ティアゴ・ボァディン
「オネーギン」ジョン・クランコ振付
ディアナ・ヴィシニョーワ、マルセロ・ゴメス
「マンフレッド」ルドルフ・ヌレエフ振付
マチアス・エイマン
「コッペリア」ジョージ・バランシン振付
メラニー・ユレル、マチアス・エイマン
「オテロ」ジョン・ノイマイヤー振付
エレーヌ・ブシェ、ティアゴ・ボアディン
「失われた時を求めて」"モレルとサン・ルー"ローラン・プティ振付
マルセロ・ゴメス、デヴィッド・ホールバーグ
「ジュエルズ」より"ダイヤモンド"ジョージ・バランシン振付
エレーヌ・ブシェ、デヴィッド・ホールバーグ
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」ジョージ・バランシン振付
アシュレイ・ボーダー、ホアキン・デ・ルース
「ドン・キホーテ」マリウス・プティパ振付
アシュレイ・ボーダー、ホアキン・デ・ルース
<Bプロ>
「カルメン」アルベルト・アロンソ振付
ディアナ・ヴィシニョーワ、マルセロ・ゴメス、イーゴリ・コルプ
東京バレエ団
「椿姫」ジョン・ノイマイヤー振付
ディアナ・ヴィシニョーワ、マルセロ・ゴメス
「眠れる森の美女」第3幕よりルドルフ・ヌレエフ/マリウス・プティパ振付
メラニー・ユレル、マチアス・エイマン
未定
メラニー・ユレル、マチアス・エイマン
「真夏の夜の夢」ジョン・ノイマイヤー振付
エレーヌ・ブシェ、ティアゴ・ボアディン
「ナウ・アンド・ゼン」ジョン・ノイマイヤー振付
エレーヌ・ブシェ、ティアゴ・ボァディン
「タランテラ」ジョージ・バランシン振付
アシュレイ・ボーダー、ホアキン・デ・ルース
「パリの炎」ワシリー・ワイノーネン振付
アシュレイ・ボーダー、ホアキン・デ・ルース
「レダと白鳥」ローラン・プティ振付
上野水香、イーゴリ・コルプ
「チーク・トゥ・チーク」ローラン・プティ振付
上野水香、ルイジ・ボニーノ |
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mizuko
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Posté le: Lun Aoû 12, 2013 4:29 pm Sujet du message: |
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NBS の twitter によると、ヴィシニョーワをはじめ、マチアス・エマン、メラニー・ユレル、エレーヌ・ブシェ、ティアゴ・ボァディン、マルセロ・ゴメス、デイヴィッド・ホールバーグが、今日来日したそうです! 記録的酷暑の東京へようこそ!
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mizuko
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mizuko
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Posté le: Sam Aoû 17, 2013 4:40 am Sujet du message: |
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いよいよです!
Citation: |
2013/08/17
《ディアナ・ヴィシニョーワ―華麗なる世界》 Aプロ プログラム&タイムテーブル
《ディアナ・ヴィシニョーワ―華麗なる世界》Aプロ
「オテロ」
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:アルヴォ・ペルト
エレーヌ・ブシェ、ティアゴ・ボァディン
「コッペリア」
振付:ミハイル・バリシニコフ 音楽:レオ・ドリーブ
メラニー・ユレル、マチアス・エイマン
「失われた時を求めて」より "モレルとサン・ルー"
振付:ローラン・プティ 音楽:ガブリエル・フォーレ
マルセロ・ゴメス、デヴィッド・ホールバーグ
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシン 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
アシュレイ・ボーダー、ホアキン・デ・ルース
―休 憩―
「ダイアローグ」
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:フェデリコ・モンポウ(「ショパンの主題による変奏曲」)
ディアナ・ヴィシニョーワ、ティアゴ・ボァディン
ピアノ演奏:アレクセイ・ゴリボル
―休 憩―
「ドン・キホーテ」
振付:マリウス・プティパ 音楽:レオン・ミンクス
アシュレイ・ボーダー、ホアキン・デ・ルース
「マンフレッド」
振付:ルドルフ・ヌレエフ 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
マチアス・エイマン
「ジュエルズ」より "ダイヤモンド"
振付:ジョージ・バランシン 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
エレーヌ・ブシェ、デヴィッド・ホールバーグ
「オネーギン」より 第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
ディアナ・ヴィシニョーワ、マルセロ・ゴメス
【プロローグ、フィナーレは、この公演のためにマルセロ・ゴメスが特別に振付けたものです】
※音楽は特別録音によるテープを使用します。(「ダイアローグ」のみピアノ伴奏)
◆上演時間◆
第1部 15:00 - 15:50
休憩 15分
第2部 16:05 - 16:35
休憩 15分
第3部 16:50 - 17:40
( http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/archivelist/-a.html#001782 ) |
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mizuko
Inscrit le: 16 Avr 2006 Messages: 14999 Localisation: tokyo
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Posté le: Dim Aoû 18, 2013 3:05 pm Sujet du message: |
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昨日の初日を観てきました! ディアナ・ヴィシニョーワがやりたかったこと、日本では今まで見ることのなかった新しい一面を提示したいという意思が感じられるガラ公演でした。
ディアナ・ヴィシニョーワ ― 華麗なる世界 Aプロ
2013年8月17日
ゆうぽうとホール
プロローグ (マルセロ・ゴメス振付)
出演者全員
ゴメスの振付というとすぐに思い浮かぶのが昨年のバレエフェスでの 「パガニーニ」。 ガラの幕明けでもあるので、陽気にスタートするのかと思いきや、予想に反してシリアスな作品でした。 振付は明確にノイマイヤー寄り、照明は暗闇の中にスポットライトがほとんど、衣装は黒~グレーで統一され、女性はレオタード、男性はTシャツやタンクトップにタイツでした。 出演者たちが入れ代わり立ち替わり入ってきて、一人だったり徐々にグループになっていったりという構成で、出演者を紹介するためだけという感じではなかったです。 ただ楽しいガラというわけではないのですよ~という意思は感じましたが、ガラのスタートにしては観客のテンションを上げることに貢献していたとは思えなかったです。。。
『オテロ』 より (ノイマイヤー/ペルト)
エレーヌ・ブシェ、ティアゴ・ボァディン
とはいえ、プロローグのすぐあとに 「オテロ」 という流れは悪くなかったかもしれません。 静かな緊迫感、その底にある悲しみ。 アルヴォ・ペルトの 「Spiegel Im Spiegel」 と限りなくマッチしているこの PDD は、2009年のバレエフェスでも観ましたが、この二人の表現力の高さは言うまでもなく、視覚的にもこの二人にピッタリで、堪能しました。
『コッペリア』 より (バリシニコフ/ドリーブ)
メラニー・ユレル、マチアス・エマン
振付はバリシニコフとありますが、サン=レオン、あるいは、(2010年のエトワール・ガラで踊られた) J.G.バールと言われても特に違いはわからない感じですが、2012年の "Love from Paris" でフルステとマニュネが踊っています。 ただ、衣装は P. バール版でしたよ!
まずは、マチアスの復帰後初来日を喜びたいと思います! 他の出演者に比べてしゅっと細く、ふわっとなんともいえない感覚をもたらすジャンプは健在。 時々ニコっと笑う笑顔が可愛いです。 絶好調だった7月のラ・シルの後のバカンス明けですが、身体のキレは良く、調子も良さそう。 1度ザンレールが思いっきり斜めにぶっ飛んで、着地でこけるかとぞっとしましたが、上手にごまかして (?) ました。 あれは振付だったのか、そのときの機転だったのか・・・。
メラニー・ユレルは、正確で洗練されたフレンチ・スタイルを遺憾なく発揮。 してましたが、このなんてことない 「コッペリア」 のパドドゥをガラ公演で踊るには・・・・絶対的なアイドル・オーラが欠けていた~。 これは個性の問題なので、ミリアムから変わった時点で作品を選びなおす必要があったんではないかなーと思います。 そもそもマチアスも、僕が盛り上げますってタイプではないのでね。
客席のテンションがあまり上がらないまま終わってしまったのが、ちょっと残念。。。
『プルースト ~失われた時を求めて』 より "モレルとサン・ルー" (プティ/フォーレ)
マルセロ・ゴメス、デヴィッド・ホールバーグ
体躯のいい二人だからか、退廃的なムードはちょっと足りない感じでしたが、二人ともかなり入れ込んでいるのがよくわかりました。 私の目はホールバーグだけを追っていたのですが、サン・ルーの心の揺らぎが伝わってきて、後半になるにしたがってどんどん引き込まれました。
確かホールバーグがこれを踊るのを観たことがあると思ったら、2010年2月の "ルグリの新しき世界" で、ギヨーム・コテと踊っています。 でも、このときは、サン・ルーがコテで、ホールバーグはモレルだったはず。
踊り終えた後、非常に充実した表情をしていたのが、印象的でした。
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」(バランシン/チャイコフスキー)
アシュリー・バウダー、ホアキン・デ・ルース
( NBS の表記では "アシュレイ・ボーダー" となってますが、前回の NYCB 来日時のイベントで自己紹介するのを聞いたとき、ご本人が "アシュリー・バウダー" と言ってました。)
本家本元 NYCB ダンサーによるチャイコです。 もっと爆発的なものを想像していたのですが、そうでもなかったですね~。 しかし、スピード感はあります。 バウダーは抑揚のある踊り方で、その振り幅が非常に大きい。 数小節の間であれだけ動きのスピードを変えられるダンサーは、そうはいないと思います。 常々チャイコはスポーティに踊ってほしいと思っている私としては、好みに合うのですが、どこか物足りなさも残りました。
ホアキン・デ・ルースは、もともと ABT にいて、その頃来日していたのを見てましたが、時の流れを感じたのは否めません。 しかし、あの頃と同様に、全力で踊る姿は見ていて気分がいいです。 これで膝の痛みが悪化してしまったそうなんですが、だからかな~とも思いますけど、踊っている間はそんな素振りは一切ありませんでしたよ。 公演ははじまったばかりなので、この先心配ですが、日本には腕の立つ鍼の先生もいますので、何とか持ちこたえてほしいです。
<休憩>
「ダイアローグ」 (ノイマイヤー/モンポウ(「ショパンの主題による変奏曲」)
ディアナ・ヴィシニョーワ、ティアゴ・ボァディン
ピアノ演奏:アレクセイ・ゴリボル
場面場面の恋人同士の "対話(ダイアローグ)" がいくつかのパドドゥで描かれていく。 楽しげな場面もあるけれど、耳慣れたショパンのピアノ曲には不協和音が混じり、すれ違い、反発しあう場面がほとんど。 離れられない、けど、一緒にはいられない、二人の関係は終わろうとしているのかもしれない、でも、どうするのだろう、そんな考えが始終頭を過ぎり、心の奥の繊細で敏感な部分に触れられたような、心を揺さぶられる作品でした。
ノイマイヤーのステップに乗せ、全身で感情を表現するヴィシニョーワ。 対するボァディンも完全なる表現者でありながら、クリーンで精緻なダンスを可能にするテクニックの高さにも改めて感心しました。 本当に素晴らしいダンサーです。
二人に寄り添い、ときにはリードするピアノも素晴らしかった。
観たことがあったようでいて、初めて見るヴィシニョーワの世界。 時折ライトが差し込んだときに見えるヴィシニョーワの瞳が美しかったです。
当日は初日だったからか、ノイマイヤーも舞台に挨拶に登場。 一際大きな拍手が贈られていました。
ちなみに、NBS ニュース 2013年3月号掲載のヴィシニョーワのインタビューに、 「ダイアローグ」 について語っている箇所があります。 「ダイアローグ」、原題は Dialogues で複数形なんです。
http://www.nbs.or.jp/nbsnews/313/02.html
<休憩>
第3部開始前にアナウンスがあり、上で触れたとおり、ホアキン・デ・ルースが 「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」 を踊った際に、抱えていた膝の痛みが悪化し、ドンキを踊れなくなったため、代わりに、パートナーのアシュリー・バウダーが 「Who cares?」(バランシン) からソロを踊るとのこと。 チャイコからこの間 1時間もなかったはずで、決断の早さと、音源の準備等にも奔走したスタッフの方々含め、その対応の早さに驚きました。 すごいっ!
「Who cares?」 より (バランシン/ガーシュウィン)
アシュリー・バウダー
さすがに衣装はなかった様子で、黒のレオタードに黒のスカート姿でしたが、それで十分。 粋で茶目っ気のあるソロは、突然踊ったとは思えませんでした。 大拍手!
でも、振付に含まれるグランフェッテは、スムーズでスピードとエネルギーがありましたし、バウダーとデ・ルースのドンキなんて、見る機会はないと思うし、是非見たかったです。 残念ですが、仕方ありません。
なお、二日目の公演でもチャイコだけは踊って、2曲目は 「Who cares?」 になっているようですね。 グラン2曲は無理という状態なんだと思います。 Bプロまで2日ありますが、少しでも良くなっていることをお祈りします。
「マンフレッド」(ヌレエフ/チャイコフスキー)
マチアス・エマン
今年3月パリ・オペラ座で催されたヌレエフ・ガラで舞台復帰を果たしたマチアスが、そのときに踊ったのがこの 「マンフレッド」。 マチアスの強い思いがガルニエ宮を感動に包んだのですが、その感動を東京でも・・・というには、ちょっと時間が立ち過ぎてましたかね。 でも、すごくよかったーという声も聞きますので、私が待ち焦がれて期待しすぎていたのかもしれない。。。 モヤモヤ・・・
振付は、ダンソマニ本家等で聞いていたとおり、別に・・・という感じで、思わずかつてベッシー先生がローザンヌの解説をしていたときの辛口コメントをそのまま引用したくなる感じでした。
『ジュエルズ』より "ダイヤモンド" (バランシン/チャイコフスキー)
エレーヌ・ブシェ、デヴィッド・ホールバーグ
どれだけ美しいのだろうと非常に注目していたのですが、美しさよりもブシェの異色ともいえる解釈に(今までなかったわけではないような気はしますが)、こういうのもありか、と刺激を受けたダイアモンドでした。 ロパートキナのように崇高で硬質なのとも違い、記憶に新しくついこの間のロンドン公演で絶賛されていた "白鳥" なスミルノワのダイアモンドとも違って、ホールバーグに挑むような、それでいて、掴もうとすると逃げる、そんなダイアモンドでしたよ。 音の使い方もフレージングが強調されていて新鮮。 でも、音は一切外さず。 それは強靭なテクニックが可能にすることで、全く破綻なく踊っていたのは、予想をはるかに超えていました。 すごいです。 もちろん、ホールバーグのパートナリングもあってこそだと思います。 ホールバーグはブシェよりもはるかに背が高く、キラキラと極上のカヴァリエでした。
『オネーギン』 より 第3幕のパ・ド・ドゥ (クランコ/チャイコフスキー)
ディアナ・ヴィシニョーワ、マルセロ・ゴメス
今ではガラの定番となったオネーギンの PDD ですが、ヴィシニョーワのタチアナには独自の解釈が貫かれていました。 感情表現の強度で見せるのではなく、全く違うアプローチがありました。 ヴィシニョーワのタチアナは大人しい。 静かに頑なに自分の理性を保とうと戦っていると感じました。 踊りには隙がなく、振付をなぞっている印象は全くなし。 ちょっとした視線、顔の向き、首の角度などで、彼女のタチアナの心情を余すところなく表現していました。
マルセロ・ゴメスは全然目に入らなかったです。 すみません~。
フィナーレ (マルセロ・ゴメス振付)
出演者全員
膝の具合が心配されたデ・ルースも登場。 少しホッとしましたよ。
タンゴ調の曲が流れ始め、ゴメスはアルゼンチン出身だっけか?いや、ブラジル人だったなどと余計なことを考えていられるくらい長めの前奏。 しっかりと時間を使っていたのは、ヴィシニョーワもゴメスもわりと早いタイミングで登場したから。 衣装はプロローグと同じく黒~グレーのレオタードかタイツ。 ヴィシニョーワだけ途中からヴィヴィットなスカートを着用。 入れ代わり立ち替わり出てきて・・・という構成も同じでしたが、最後はそれぞれのペアになって、ヴィシニョーワはゴメスとホールバーグに挟まれて仲良くダンス。 プロローグよりもはるかに陽気な感じの、こちらもちゃんとした小品でした。 オネーギンから一変して明るい笑顔のヴィシニョーワも楽しそうにしていましたよ。
東京ではこれまで秀逸なガラ公演がいくつも行われて来てますので、プログラミングの難しさを感じずにはいられなかったのは事実で、盛り上がりにもちょっと欠けていたのは否めないところですが、「ダイアローグ」 は本当に素晴らしかったし、ダイアモンドやオネーギンは独自の解釈が刺激的でした。
客席は普段見かけない観客がかなり多かったのですね。 「オテロ」 や 「プルースト」 は彼らには刺激が強すぎたんじゃないかと心配になりましたよ。 ははは。
Bプロは出演者が増え、それぞれの本来の分野を踊る手堅いプログラム。 楽しみです。
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mizuko
Inscrit le: 16 Avr 2006 Messages: 14999 Localisation: tokyo
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Posté le: Dim Aoû 18, 2013 3:06 pm Sujet du message: |
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2013/08/18
8/18 13:30更新《ディアナ・ヴィシニョーワ―華麗なる世界》 Aプロ プログラム&タイムテーブル
【8/18 13:30更新】
※本日のプログラムが変更となりました。
当初予定しておりました「ドン・キホーテ」は昨日の公演の際に、ホアキン・デ・ルースがかねてより痛めておりました膝の状態が悪化したために、アシュレイ・ボーダーによる、バランシン振付の「フーケアーズ」に変更させていただきます。何卒ご了承ください。
《ディアナ・ヴィシニョーワ―華麗なる世界》Aプロ
「オテロ」
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:アルヴォ・ペルト
エレーヌ・ブシェ、ティアゴ・ボァディン
「コッペリア」
振付:ミハイル・バリシニコフ 音楽:レオ・ドリーブ
メラニー・ユレル、マチアス・エイマン
「失われた時を求めて」より "モレルとサン・ルー"
振付:ローラン・プティ 音楽:ガブリエル・フォーレ
マルセロ・ゴメス、デヴィッド・ホールバーグ
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシン 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
アシュレイ・ボーダー、ホアキン・デ・ルース
―休 憩―
「ダイアローグ」
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:フェデリコ・モンポウ(「ショパンの主題による変奏曲」)
ディアナ・ヴィシニョーワ、ティアゴ・ボァディン
ピアノ演奏:アレクセイ・ゴリボル
―休 憩―
「フーケアーズ」
振付:ジョージ・バランシーン 音楽:ジョージ・ガーシュイン
アシュレイ・ボーダー
「マンフレッド」
振付:ルドルフ・ヌレエフ 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
マチアス・エイマン
「ジュエルズ」より "ダイヤモンド"
振付:ジョージ・バランシン 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
エレーヌ・ブシェ、デヴィッド・ホールバーグ
「オネーギン」より 第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
ディアナ・ヴィシニョーワ、マルセロ・ゴメス
【プロローグ、フィナーレは、この公演のためにマルセロ・ゴメスが特別に振付けたものです】
※音楽は特別録音によるテープを使用します。(「ダイアローグ」のみピアノ伴奏)
◆上演時間◆
第1部 15:00 - 15:50
休憩 15分
第2部 16:05 - 16:35
休憩 15分
第3部 16:50 - 17:40
( http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/cast-and-program/-a-1.html#001783 ) |
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mizuko
Inscrit le: 16 Avr 2006 Messages: 14999 Localisation: tokyo
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Posté le: Dim Aoû 18, 2013 3:11 pm Sujet du message: |
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ちょっと蛇足。
昨年ロシアのテレビ局が制作し放送したらしいヴィシニョーワのドキュメンタリーを発見しました。 ノイマイヤーとの 「ダイアローグ」 のリハーサルのほか、ドゥアトとのリハーサル (バレエフェスでマラーホフと踊った作品)、映画の撮影風景 (ヴィシニョーワが皇帝のバレリーナといわれるクシェシンスカヤを演じたもの?) などが出てきますので、ご興味ある方はどうぞ~。
http://youtu.be/ZqsO0EN7UIo
"Always on the move. Diana Vishneva
Documentary (Russia 2012).
Written and directed by Nick Strizhak."
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mizuko
Inscrit le: 16 Avr 2006 Messages: 14999 Localisation: tokyo
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mizuko
Inscrit le: 16 Avr 2006 Messages: 14999 Localisation: tokyo
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Posté le: Mer Aoû 21, 2013 5:17 am Sujet du message: |
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Bプロは今日から!
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2013/08/21
《ディアナ・ヴィシニョーワ―華麗なる世界》 Bプロ プログラム&タイムテーブル
《ディアナ・ヴィシニョーワ 華麗なる世界》Bプロ
―― Prologue ――
「ドリーブ組曲」
振付:ジョゼ・マルティネス 音楽:レオ・ドリーブ
メラニー・ユレル、マチアス・エイマン
「レダと白鳥」
振付:ローラン・プティ 音楽:ヨハン・セバスティアン・バッハ
上野水香、イーゴリ・コルプ
「タランテラ」
振付:ジョージ・バランシン 音楽:ルイス・モロー・ゴットシャルク
アシュレイ・ボーダー、ホアキン・デ・ルース
「精霊の踊り」
振付:フレデリック・アシュトン 音楽:クリストフ・ヴィリバルト・グルック
デヴィッド・ホールバーグ
「真夏の夜の夢」
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:フェリックス・メンデルスゾーン
エレーヌ・ブシェ、ティアゴ・ボァディン
―休 憩―
「カルメン」
振付:アルベルト・アロンソ 音楽:ジョルジュ・ビゼー/ロディオン・シチェドリン
ディアナ・ヴィシニョーワ、マルセロ・ゴメス、イーゴリ・コルプ
後藤晴雄、奈良春夏、東京バレエ団
―休 憩―
「眠れる森の美女」より 第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ルドルフ・ヌレエフ/マリウス・プティパ 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
メラニー・ユレル、マチアス・エイマン
「チーク・トゥ・チーク」
振付:ローラン・プティ 音楽:アーヴィング・バーリン
上野水香、ルイジ・ボニーノ
「ナウ・アンド・ゼン」
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:モーリス・ラヴェル
エレーヌ・ブシェ、ティアゴ・ボァディン
「パリの炎」
振付:ワシリー・ワイノーネン 音楽:ボリス・アサフィエフ
アシュレイ・ボーダー、ホアキン・デ・ルース
「椿姫」より 第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:フレデリック・ショパン
ディアナ・ヴィシニョーワ、マルセロ・ゴメス
ピアノ演奏:菊池洋子
―― Finale ――
【プロローグ、フィナーレは、この公演のためにマルセロ・ゴメスが特別に振付けたものです】
※音楽は特別録音によるテープを使用します。(「ダイアローグ」のみピアノ伴奏)
◆上演時間◆
第1部 19:00 - 19:55
休憩 15分
第2部 20:10 - 20:50
休憩 15分
第3部. 21:05 - 22:00
( http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/cast-and-program/-b.html#001784 ) |
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mizuko
Inscrit le: 16 Avr 2006 Messages: 14999 Localisation: tokyo
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Posté le: Sam Aoû 24, 2013 4:03 pm Sujet du message: |
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2013/08/22
《ディアナ・ヴィシニョーワ―華麗なる世界》 Bプロ プログラム&タイムテーブル
《ディアナ・ヴィシニョーワ 華麗なる世界》Bプロ
―― Prologue ――
「ドリーブ組曲」
振付:ジョゼ・マルティネス 音楽:レオ・ドリーブ
メラニー・ユレル、マチアス・エイマン
「レダと白鳥」
振付:ローラン・プティ 音楽:ヨハン・セバスティアン・バッハ
上野水香、イーゴリ・コルプ
「タランテラ」
振付:ジョージ・バランシン 音楽:ルイス・モロー・ゴットシャルク
アシュレイ・ボーダー、ホアキン・デ・ルース
「精霊の踊り」
振付:フレデリック・アシュトン 音楽:クリストフ・ヴィリバルト・グルック
デヴィッド・ホールバーグ
「真夏の夜の夢」
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:フェリックス・メンデルスゾーン
エレーヌ・ブシェ、ティアゴ・ボァディン
―休 憩―
「カルメン」
振付:アルベルト・アロンソ 音楽:ジョルジュ・ビゼー/ロディオン・シチェドリン
ディアナ・ヴィシニョーワ、マルセロ・ゴメス、イーゴリ・コルプ
後藤晴雄、奈良春夏、東京バレエ団
―休 憩―
「眠れる森の美女」より 第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ルドルフ・ヌレエフ/マリウス・プティパ 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
メラニー・ユレル、マチアス・エイマン
「チーク・トゥ・チーク」
振付:ローラン・プティ 音楽:アーヴィング・バーリン
上野水香、ルイジ・ボニーノ
「ナウ・アンド・ゼン」
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:モーリス・ラヴェル
エレーヌ・ブシェ、ティアゴ・ボァディン
「パリの炎」
振付:ワシリー・ワイノーネン 音楽:ボリス・アサフィエフ
アシュレイ・ボーダー、ホアキン・デ・ルース
「椿姫」より 第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:フレデリック・ショパン
ディアナ・ヴィシニョーワ、マルセロ・ゴメス
ピアノ演奏:菊池洋子
―― Finale ――
【プロローグ、フィナーレは、この公演のためにマルセロ・ゴメスが特別に振付けたものです】
※音楽は特別録音によるテープを使用します。(「ダイアローグ」のみピアノ伴奏)
◆上演時間◆
第1部 19:00 - 19:55
休憩 15分
第2部 20:10 - 20:50
休憩 15分
第3部. 21:05 - 22:00
( http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/renew/-b-1.html#001785 ) |
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mizuko
Inscrit le: 16 Avr 2006 Messages: 14999 Localisation: tokyo
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Posté le: Sam Aoû 24, 2013 4:29 pm Sujet du message: |
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Bプロは最終日を観に行ってきました! 終演が結局 22:20 を過ぎてしまい、ゆうぽうとは遠いので、帰宅は午前様。 疲れましたが、エキサイティングな公演でしたよ~。
《ディアナ・ヴィシニョーワ 華麗なる世界》 Bプロ
2013年8月22日
ゆうぽうとホール
Prologue (ゴメス振付)
Aプロよりメンバーが増えたこともあり、1曲目を踊るメラニー・ユレルは出演せず、マチアス・エマンは前半だけの出演。
「ドリーブ組曲」 (マルティネス/ドリーブ)
メラニー・ユレル、マチアス・エマン
んーと、辛口コメントをお許しいただけるのなら・・・
音のテンポからしてもたついてましたが、なんかモタモタしてましたね。 特にアダージオは、ドリーブの軽やかさが全然なく、ピルエットの切れも悪く、マルティネスのちょっと皮肉と捻りのある洒落たエッセンスもなく・・・ ヴァリエーションとコーダはそれなりになってたよーな気がしますが、それにしてもメラニー・ユレルの調子が悪くて、眠りは大丈夫だろうかと本気で心配しました。
「レダと白鳥」 (プティ/JS バッハ)
上野水香、イーゴリ・コルプ
なんだか妙にエッチでしたけど、これってこんなんでしたっけ。
「タランテラ」 (バランシン/ゴットシャルク)
アシュリー・バウダー、ホアキン・デ・ルース
デ・ルース、膝が回復した様子でよかったです! 微笑ましいくらい力一杯エネルギッシュで、ピルエットが抜群に調子良かったですねー。
バウダーもチャーミング。 ちょっと欲張ってピルエットのバランスを崩しても、お茶目に対処してました。 踊り心に溢れてます。
「精霊の踊り」 (アシュトン/グルック)
デヴィッド・ホールバーグ
この世のものとは思えない美しさ。 何かを感じるということはなかったのですけども。
『真夏の夜の夢』 より (ノイマイヤー/メンデルスゾーン)
エレーヌ・ブシェ、ティアゴ・ボァディン
この二人がクラシカルな衣装を着て踊るのが新鮮で、こういうのもイケるのが本当にすばらしい。 穏やかで幸せな雰囲気に包まれたパドドゥ。 ダンスは非常に精緻で、感服いたしました。
ノイマイヤーの 「真夏の夜の夢」 はパリ・オペラ座が上演したことがありまして、観たことがあるのですが、ここで踊られたのはヒッポリタ (/タイターニア) とシーシアス (/オーベロン) の結婚式のパドドゥですね。 動画を見つけました。 アバニャートとヤン・ブリダールです。 http://youtu.be/jJ1VJTH4LGU
おまけですが、INA (フランス国立視聴覚研究所) が公開しているルポ映像も発見。 1982年5月31日放送のもので、ノイマイヤーのインタビューもあります。 パック役はパトリック・デュポン、ノエラ・ポントワとジャン=イヴ・ロルモーが主演です。 映像に出てくる総タイツで踊るシーンは、森の中のシーンで、ヒッポリタはタイターニアに、シーシアスはオーベロンになります。 なんでこういう風に創ってあるのかはちょっとよくわからない感じ。 ハーミアたち4人は変身せず、媚薬による騒動がそのまま演じられます。
http://youtu.be/5U3Gfk43otI
<休憩>
『カルメン』 (アロンソ/ビゼー、、シチェドリン)
ディアナ・ヴィシニョーワ、マルセロ・ゴメス、イーゴリ・コルプ
後藤晴雄、奈良春夏、東京バレエ団
ヴィシニョーワ、すごく良かった! 本当に良かった!!! 何しろ似合う。 でも、それだけではなくて、表現者としての成熟を感じました。 ヴィシニョーワは自分が持つテクニックを、カルメンという人物を表出させるためだけに使っていた。 彼女の一挙手一投足から、カルメンが今何を感じ、何を考えているのか、全て伝わってきましたよ。 強烈な存在感を放つ登場シーンから圧巻。 誰にも支配されない、何にも属さない、強さと情熱、運命にも屈しまいともがくときに少しだけ見せる弱さ、抵抗空しく最期はその運命を受け入れたかのようでした。
カルメンが好きな男、ドン・ホセはマルセロ・ゴメス。 純情な衛兵がカルメンに翻弄され苦悩する姿、上手でした~。
カルメンにとってエスカミーリョは手に入れたい男以上の何ものでもなかったです。 イーゴリ・コルプでしたが、二日経った今思い返すと悪くなかったと思わなくもないのですけど、観ているときはどーも何かが違うと感じたのですよね。
東京バレエ団は何度も上演しているだけあって、安定したパフォーマンスを見せていました。
<休憩>
『眠れる森の美女』 より 第3幕のパ・ド・ドゥ (ヌレエフ/プティパ/チャイコフスキー)
メラニー・ユレル、マチアス・エマン
いや、ほんとに心配でしたが、なんのなんの、全然大丈夫でした。
メラニー・ユレルは、足先をしっかり使ったヴァリエーションで、結婚式の厳格さを醸し出していました。 こういった品のあるオーロラは、あまり見られません。
マチアス・エマンは、!!! しびれました~。 これを見られて良かったです。
それにしても、パリ・オペラ座の衣装は美しいです。
「チーク・トゥ・チーク」 (プティ/バーリン)
上野水香、ルイジ・ボニーノ
ボニーノさんのショウマンシップに衰えはありません。
「ナウ・アンド・ゼン」 (ノイマイヤー/ラヴェル)
エレーヌ・ブシェ、ティアゴ・ボァディン
ブシェは茜色の縁取りがある水色の総タイツ、ボァディンはその茜色のタイツ。 物悲しい、タイトルどおりのストーリーを感じさせる美しいパドドゥでした。
「パリの炎」 (ワイノーネン/アサフィエフ)
アシュリー・バウダー、ホアキン・デ・ルース
バウダーはここでも緩急のある踊りを見せていました。 自由自在ですね。 デ・ルースはここでも力一杯エネルギッシュ。 その心意気がいいです。
踊りとは関係ないですが、バウダーのカーテンコールから去るときの歩き方が可愛くて気に入りました。
『椿姫』 より 第3幕のパ・ド・ドゥ (ノイマイヤー/ショパン)
ディアナ・ヴィシニョーワ、マルセロ・ゴメス
ピアノ演奏:菊池洋子
タチアナが良かったので期待していたのですが、私にはちょっとやり過ぎに映りましたかね。 非常に濃厚な表現はヴィシニョーワ印ですが、あまりにも自身の感情に没入し過ぎてしまい、見ているこちらは入り込む隙がなく冷めてしまうのと、肝心の 「踊り」 の部分が損なわれてしまっている印象を受けました。 彼女が踊るとステップの全てが正しいと思わせる説得力があるだけに、ちょっと残念でした。 ゴメスのアルマンもこのシーンの解釈としてかなり方向が違う感じで、納得できず仕舞い。
しかし、観客には気に入った方が多かったようで、大きな拍手が贈られていましたよ。
Finale (ゴメス振付)
最後の最後だったからか、解放された様子で、みんなとっても楽しそうでした! 最後に舞台の端にちゃっかり登場した感じのボニーノさんが、いい味出してました~。
冒頭にも書いたとおり、終演が 10:20 pm を過ぎていてカーテンコールは早めに切りあがりましたが、Aプロよりも満足度は高かったです。
しかし、Aプロ同様、客層は普段の来日ものの公演とは違いました。 新しい観客を掴んだということならいいのですけど、それで彼らがバレエを好きになって常連客になってくれれば本当にいいのですけど、チケットの売れ行きがあまり良くなかったことは確か。 次回があるかどうかは・・・微妙なところかな~。
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mizuko
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