Mathilde Froustey Principal au San Francisco Ballet

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[本家経由]

マチルド・フルステが、facebook で、「7月1日よりプリンシパル・ダンサーとして 2013-2014シーズンはサンフランシスコ・バレエで踊る」 ことを発表しています。

これが、来シーズンだけなのか、完全な移籍を意味するのか、ちょっとはっきりしませんが、ただ、恐らく SFB がシーズン毎の契約で、それでこのような表現になっているように思われます。　facebook のメッセージでは、パリ・オペラ座に11年間ありがとうと言っていますし、やっぱり移籍ってことですかねぇ。


ちなみに、サンフランシスコ・バレエは来年の les Etés de la Danse に招聘されることが決まっています。

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本家より。　facebook にも発表と一緒にこの写真が載ってました。

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Le Figaro にフルステのインタビュー （第一弾） が載りました。　記事は、Ariane Bavelier によるもの。

http://www.lefigaro.fr/culture/2013/06/24/03004-20130624ARTFIG00440-mathilde-froustey-l-etoile-americaine.php

一応サバティカルを取得してのことみたいですが、発表の内容からすると、オペラ座に戻る気はなさそうです。　インタビューの中では、12月に 『ドン・キホーテ』 を踊ったことが引き金となったと明かしています。　公演終了後、ルフェーブルは舞台におめでとうと言いにきてくれたけれど、そんなに評価してくれるなら、何故自分はプルミエに昇格できないのか、と。　スジェとして踊ることは出来なくなったそう。

サンフランシスコ・バレエには、自らメールを送ったようですね。　動機と主演したドンキの動画のリンクを添付したそうですが、芸術監督のヘルギ・トマソンは、オーディションすることもなく、プリンシパルとしてフルステを受け入れたようです。　来シーズン、フルステの SFB での予定は、ニューヨーク公演、『ジゼル』、ジャスティン・ペックとリアム・スカーレットの新作、恐らくウィールドンの 『シンデレラ』、2014年7月にはシャトレ劇場でのエテ・ドゥ・ラ・ダンスでパリへの凱旋となる模様。

オペラ座へは戻るのかという質問には、「サバティカルは12ヶ月まで。　その後どうするかはわからない。」 と答えていますが、「新しい人生が始まる」 とも言っています。

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Dance Cube にも記事が載っています。
http://www.chacott-jp.com/magazine/news/other-news/6-1.html

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サンフランシスコ・バレエの公式サイトに、プリンシパルとして名前が載り、バイオのページも出来たようです。

http://www.sfballet.org/company/dancers/principals/Mathilde_Froustey

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既に読んだ方も多いと思いますが、SFBの公式ブログにフルステが記事を書いていま～す。

Meet SF Ballet’s Newest Principal Dancer: Mathilde Froustey

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新年引き続きキャッチアップ部分的 （その13）

マチルド・フルステが昨年12月の 『くるみ割り人形』（トマソン） で金平糖の精を踊りました。　その映像がYTにアップされたのですが、残念ながらあっという間に削除されてしまったようです。　本人がツィートしていたので、見つかるのが早かったのかも。　私も10秒くらい映像が出てるのを確認した程度で見られなかったのですが、本家・voyageur さんが公演をご覧になって感想を書いてくださってるところによると、トマソン版のくるみでは金平糖の精は第2幕にしか登場せず、しかもそんなに踊らない （まぁ、ヌレエフ版に比べるとどれもどんなに踊りませんが） のだけれども、フルステの役デビューの当日12/13、第1幕の途中で劇場内の非常ベルが鳴り、一時観客も出演者も全員12月の夜の屋外へ避難するという出来事があったらしいのです。　幸い大事には至らず （何があったのかはわかりませんが）、第2幕から公演は再開されたそうですが、そんなことがありながらもフルステは光り輝いていてゴージャスだったそうです。　翌々日の2回目の公演では自信に満ちていてもっと輝いていたみたいですよ。

http://www.sfballetblog.org/2013/12/principal-casting-nutcracker/


金平糖の精の映像は泡と消えましたが、代わりに、その前のNYツアーでの 「白の組曲」 はまだ見られますので、どうぞ～。
http://youtu.be/DD9votpSMgM

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[本家より]

サンフランシスコ・バレエのブログにフルステのインタビューが載っていまーす。　子供の頃の写真も大公開！　今までのイメージとはちょっと違う （と私は感じた） 元気いっぱいエネルギッシュなマチルドで、めちゃくちゃ感じのいいインタビューです。　数年前にインドに行って気に入ったらしい。　すげ。

http://www.sfballetblog.org/2014/02/five-minutes-with-mathilde/


そういえば、先日デビューしたジゼルの映像が YT に出てたんですけど、あっという間に削除されてました。　やっぱりアメリカは厳しいのね～。　一般的に厳しいと思われている日本の映像 （要するに撮影地が日本ってやつ） は残ってるのにね。

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マチルド・フルステが Pointe Magazine 最新号 （2014年4・5月号） のカバーを飾っています。　この号にはロングインタビューもあって、オンラインで読むこともできまーす。
http://www.pointemagazine.com/issues/aprilmay-2014/time-shine

かなりたくさん語ってましてですね、オペラ座では全幕物の主役を何度も経験しながら、コンクール （昇級試験） ではどうしても緊張して上手く踊れず、催眠術やメンタルコーチ、チョコレートまで （ま、これはジョークでしょうが） 何でも試した、とか、コンクールでフルステが何故審査員の支持を得ることができないのか、ルフェーブル芸術監督でも説明できなかった、とか。　2012年末の 『ドン・キホーテ』 での主演が転換期となり、サンフランシスコへ旅立ったフルステですが、新天地で居場所を見つけるのは、最初はやはり大変だったみたいですね。　誰でもそうです。　ただ、バレエにおいては、パリと違って、アメリカでは何でも "速い"、と。　動きも速ければ振付を覚えるのも速い。　リハーサルの数も少ない。 しかし、そのペースに押されて頑張っているうちに、そんな刺激を楽しめるようになっていったそうです。　その結果が来日公演のキトリのはじけっぷりってことですかね。

さて、サンフランシスコでは、マリア・コチェトコワという友達を得て、パリから一緒に引っ越してきた映画監督のボーイフレンド （フルステは動画で "フィアンセ" と言っています） がフルステのアメリカ生活のドキュメンタリーを撮影中だとか。　間違いなく日本公演も出てきそうですな。

サンフランシスコ・バレエとの契約は一年。　フルステは、サバティカルを取得しての移籍であるため、今シーズンが終了するときには、アメリカに完全に残るかパリに戻るかの決断を迫られることになります。　奇しくもシーズン最後を飾るのはパリ公演。　果たして、どちらを選ぶのでしょうか。


ポワントマガジンのサイトには、表紙の撮影の様子＆インタビューの動画が公開されてます。　フルステ、英語はまだまだっす。
http://www.pointemagazine.com/

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[本家より]

マチルド・フルステは来シーズンもサンフランシスコ・バレエにプリンシパルとして在籍するようです。

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[本家より]

ル・モンドにフルステの短いインタビュー記事が出ています。　Rosita Boisseau による三つの質問 "Trois questions à Mathilde Froustey"

http://www.lemonde.fr/le-magazine/article/2014/07/04/trois-questions-a-mathilde-froustey_4450114_1616923.html

- サンフランシスコ・バレエ (SFB) に慣れるのは大変だった？
最初は大変だったけれど、SFBに来たことを後悔した日は一日もなかった。

- フランスのバレエ学校とアメリカのバレエ学校のスタイルの違いは？
フレンチ・スタイルは "chic"。　SFBは国籍が豊かで、ロシアのダンサーをよく見るけど、彼らはより大きく、より高く踊る。　アメリカのダンサーは、リラックスしていて動きが速い。　フレンチ・スタイルと相容れないわけじゃないから、chicで大きく踊ることもできるわ！

- 仕事のビジョンは変わった？
SFBはたくさん踊るし、この6ヶ月間はほとんど毎晩公演があった。　でもダンサーは一流アスリートのように保護されていて、私もこの一年一度も怪我をしなかった。　"Have fun and enjoy" といっても、その精神は仕事に全力を注ぐのを妨げるものではないし、踊る歓びと踊りたい欲求を取り戻したわ！



こちらの画像は、来シーズンも SFB に在籍することを宣言するフルステ本人のツィート。

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サバティカルの2年を終え、去就が注目されていたマチルド・フルステですが、本日、ご本人が twitter と instagram でサンフランシスコ・バレエにプリンシパルとして留まることを発表しました。　やはり。

更なるご活躍をお祈りします！

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[本家より]

マチルド・フルステを撮ったドキュメンタリーフィルムが出たそうです。　「In Calfornia - La Californie」 というタイトルで、撮影／監督は Charles Redon。　予告編のナレーションで判明してますが、撮影したのはフルステの （元？） 恋人。　ということで、非常に私的な内容のドキュメンタリーな様子ですが、いかにもフランスのフィルム的な香りがして、大いに興味があります。　ちなみに、5年間におよぶ撮影期間中には、パリからサンフランシスコへ移った頃も含まれています。　

予告編 : https://vimeo.com/135450694

フルステはよくヌード写真を撮ってたりしますが （アーティスティックなものです。 念のため。）、このドキュメンタリーでもかなり脱いでる感じ。　といっても、ありのままを撮っているってことで、必要不可欠な要素ですかね。　（ではなさそうなシーンも予告編にありますけど。）　ナレーションによると、監督は、彼女の "身体"、ダンサーとして訓練され常に体型を維持していることに興味を持ち、だんだんフルステが自分の身体を痛めつけていることに気付いたんだそうです。

先月のパームスプリングでのドキュメンタリーフィルムフェスティバルで上映されたみたいですね。
http://www.american-documentary-film-festival.com/2016-program-selection-d-j/

11月にアムステルダムで開催される映画祭への参加も決まってるとか。
https://www.idfa.nl/industry/tags/project.aspx?id=1b554ef6-3e62-4b99-9456-472105da7d5a


ちなみに、サンフランシスコ・バレエは既に今シーズンが終了している模様。　フルステは、シーズン最後の演目 『オネーギン』 でタチアナを踊ったようです。

また、それに関連して、Huffington Post San Francisco にポートレート記事が出てます。　何故オペラ座からサンフランシスコへ移ったのかについても少し語ってます～。