Sergei Filin is attacked with acid.

[mizuko]

[本家より]

先日、ルンキナも脅迫を受けていたらしいとお知らせしましたが、Izvestia がルンキナにインタビューした記事が出ています。

http://izvestia.ru/news/543784 （ロシア語）

で、Ballet Talk にその英訳がありまして （スクロールダウンしてね）、さらに、AFP も報じています。
http://www.france24.com/en/20130129-top-bolshoi-ballerina-flees-russia-after-threats


ルンキナに脅迫状を送ったのは、ご主人のビジネスパートナーであった Vladimir Vinokur、Vladimir Vinokur Foundation の代表者で、ルンキナのご主人とマチルド・クシェシンスカヤについての映画制作を計画していたそうです。　ルンキナ自身はこのプロジェクトには一切関わっていないというのに、ルンキナを誹謗中傷する内容のレターをそこらじゅうの劇場に送りつけたようです。　ボリショイ劇場とフィーリンにも助けを求めたけれど、何もしてくれなかったと言っています。　ルンキナは現在家族と共にロシアを離れ、カナダで過ごしているのですが、ボリショイ劇場には休職を申し出ていて、承認されているそうです。　ただ、今シーズン中に戻れるかどうかはわからず、マクレガーやマッツ・エクとのクリエイションに参加できないのを非常に残念がっています。　また、フィーリン襲撃の犯人についての質問には、「ボリショイ劇場の内部というよりは、劇場かバレエ団と関わっている人物ではないか」 と答えています。

[mizuko]

ルンキナのニュースについて、AFP BB （日本語） にも記事が出ました。　日本語になってると有り難い～。

http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2924451/10187311

[mizuko]

フィーリン襲撃事件についても、続々と日本のメディアが伝え始めているのですが、MSN 産経ニュースがロイターの記事として掲載していものをご紹介しますね。

[mizuko]

今日付けで BBC が掲載したフィーリンへのインタビュー記事です。

Bolshoi director Sergei Filin 'knows' attacker

タイトルにもあるように、フィーリンは誰が彼を襲撃したのかわかっているそうです。　が、警察が発表するまでは明かせないとのことです。　また、目について、左目よりも右目のほうがダメージが大きいそうで、既に5回の手術を受けたと答えています。　また、状態が安定していることが確認できたら、月曜日にドイツに向かうと言っています。（これから向かうんだったんですね。）　それから、事前に受けていた脅迫等について、もっと深刻に受け止めていれば、このような事態を招くことはなかった、とも話しています。

[mizuko]

フィーリンがモスクワの病院を退院し、治療とリハビリのためにドイツに向かう前に、報道陣の取材に応じたようです。　日本でもいくつもの記事が出てきてます。　包帯をとった姿の写真付きのもあります。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130204/k10015290531000.html
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013020400773
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130204/erp13020419230003-n1.htm
http://www.asahi.com/international/update/0204/TKY201302040222.html

ほか、Le Monde、Le Figaro、BBC のニュース記事もご参考まで。


また、ロシアではワイドショーみたいな番組に、病室でインタビューに応じるフィーリンの映像が出ています。
http://www.zdorovieinfo.ru/programma-zdorovie/video_plots/13961881/&usg=ALkJrhiDi5AVOfspR2o9MBAraLhu9QyNeQ/

[mizuko]

フィーリンの続報はどんどん出てきてます。

この AFPBB NEWS の記事がすごくわかりやすい。
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2925740/10219232?ctm_campaign=txt_topics

日経の今日付けの web 記事は、より簡単に。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0501F_V00C13A2CR0000/


New York Times のインタビューでは、捜査官たちがボリショイ劇場内で聞き取り調査をしていくうちに、すっかりバレエ芸術に魅せられ、復帰したらすぐに我々にバレエを見せてほしいとフィーリンにお願いしてきたのだとか。

Bolshoi Director Says He Knows Who Attacked Him, par Ellen Barry (The New York Times)

[mizuko]

フィーリン襲撃事件のニュースは、未だに連日マスコミを賑わせてますね。　もぉ追いかけるのも疲れちゃったって感じですが、ちょっとアップデートしておきます。

え～、フィーリンがドイツに向かったところまでは、お知らせしてありますね。
その後、ニコライ・ツィスカリーゼが BBC のインタビューを受け、そこでいろいろと主張したようです：

"ボリショイの首脳陣はフィーリン襲撃事件の責任を取って退陣すべきだ"
"フィーリンは本当に硫酸で襲撃されたのか疑問に思う"
"ボリショイがすぐに僕が事件に関与していると疑った"
"これは迫害だ。　セルゲイではなく、僕を狙ったんだ。"




The New York Times によると、この BBC のインタビューでのツィスカリーゼの発言を受け、ボリショイは彼を訴えることも考慮し始めているようです。
Bolshoi Ballet Considers Suing One of Its Own

記事には、イクサノフ総裁の話として、ツィスカリーゼの事件への関与は疑っていないが、それよりもツィスカリーゼの度重なるボリショイ劇場への批判が悪い影響をもたらす空気を作り出し、それが犯人を勇気づけていると書かれています。

ツィスカリーゼは、硫酸をかけられたフィーリンの顔にほとんど跡がないことに、"本当に硫酸をかけられたのか？" と再度疑ってたみたいで、かなり突っ走ってるかんじですな。


フィーリンの顔にひどい火傷の跡が残るようなことにならなくて本当に良かったと思うのですが、硫酸をかけられてすぐにある程度雪で洗い流すことが出来たのが大きかったんじゃないでしょうか。


本家にアップされていたのですが、フィーリンはドイツで既に目の手術を受け、上手く行ったと報じる記事が出ているようです。
http://www.echo.msk.ru/news/1007858-echo.html

[mizuko]

容疑者が拘束されたと報道されてます。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5273490.html
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130305-OYT1T01242.htm
http://www.asahi.com/international/update/0305/TKY201303050203.html
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2932325/10387707?ctm_campaign=txt_topics
http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPTYE92405O20130305
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013030500763
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/03/05/kiji/K20130305005327820.html

[mizuko]

昨日急展開があり、日本のメディアも盛んに報じています。

テレビのニュースで動画を見られるのは NHK。　昨夜深夜のニュースです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130306/k10015979181000.html

昨日は思わずリンクを羅列しました （ちょっとずつ違ったから） が、今日のところでは MSN のロイターの記事が一番詳しいかも。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130306/erp13030610510005-n1.htm

朝日は続きは会員のみってやつなので、残念。
http://www.asahi.com/international/update/0305/TKY201303050203.html


それにしても、容疑者の一人としてパヴェル・ドミトリチェンコが拘束されたというのは衝撃でしたね。　しかも計画したことを認める供述をしているとか。　New York Times の Ellen Barry による記事に詳しく書かれています。　今朝 twitter で RT したのとほとんど同じ内容ですが、見出しで犯行に関与したことを認めたとしています：
Russian Police Say Dancer and Two Others Confess to Bolshoi Attack

記事によると、ドミトリチェンコは依頼人で、実行犯は二人。　実際にフィーリンに硫酸を投げつけた人物と、犯行現場まで車を運転した人物です。　いずれも拘束されていて、供述書にもサインしているそう。　ドミトリチェンコが供述書を示しながら 「襲撃を計画したのは確かだが、こんな大ごとになるとは思ってなかった。」 と自供する動画を警察がインターネットに投稿しているようです。　まだ取調べが行われているところではありますが、警察当局は、フィーリンのやり方に対しドミトリチェンコが反感をいたいていたことが犯行におよんだ動機と Interfax 通信に話したようです。
フィーリンとドミトリチェンコはお給料をめぐって対立したこともあったとのことですし、ドミトリチェンコは同じくボリショイのダンサーであるアンジェリーナ・ヴォロンツォーワと交際 （／結婚？） していて、ヴォロンツォーワのサポーター達がフィーリンが彼女のキャリアの邪魔をしていると非難していたというようなことも書かれています。　（別の記事では、ドミトリチェンコがヴォロンツォーワへの配役に不満を持っていた、とも。）　ヴォロンツォーワは、フィーリンがダンチェンコの芸術監督時代に入団を誘ったにも関わらず、それを蹴って、ボリショイに入団、ツィスカリーゼを先生としています。

ドミトリチェンコは、つい先日、『イワン雷帝』 に主演したばかりでしたね。

[mizuko]

フィーリン襲撃事件の容疑者として逮捕されたパヴェル・ドミトリチェンコと実行犯の2人は、3月7日、法廷尋問のためにモスクワの裁判所に出廷しました。　ドミトリチェンコは 「フィーリン襲撃は依頼したが、硫酸の使用までは意図してなかった」 と改めて供述しています。


ロシアでは大々的に報道されているようですが、ロシア語は読めないのでスルー。　私の守備範囲では、フランス、イギリス、アメリカ、そして日本のメディアも盛んに取り上げていて、テレビも各局が報道したようですが、昨日の朝の NHK のニュースの動画だけ残っていますね。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130308/k10013041271000.html


もっとも詳しい記事は恐らく New York Times の Ellen Barry によるもので、彼女は当日モスクワの裁判所にて傍聴、live tweet もしてましたが、まとめた記事もすぐに公開されました。
> A Bolshoi Dancer Says He Condoned a Beating but Not an Acid Attack

法廷に現れたドミトリチェンコは、かなり落ち着いた様子で、詰め掛けた報道陣とも笑顔で会話を交わしたりしていたようです。　対照的に、フィーリンに硫酸をかけた実行犯とされるザルツキーは、顔を覆うようにしていた、と。　ドミトリチェンコも彼の弁護士も、硫酸を使用する計画をしたのはザルツキーであると述べたそうです。　ザルツキーはボリショイの施設のサマーコテージの近くに住んでいて、コテージでの問題の解決に腕力が必要なら・・・として勧められたのが始まりのようです。　ドミトリチェンコはザルツキーにフィーリンに対する不平不満 （特に、ダンサーに対する賃金が低いことについてフィーリンに不平を言ったら、12月に手当ての支払いを打ち切られた、と） を漏らしていたのですが、ザルツキーから度重なって 「フィーリンに焼きを入れてやるから」 とそそのかされ、ドミトリチェンコはそれに同意しただけだとしています。　事件当日、フィーリンが劇場を出て帰宅したことをザルツキーに電話で知らせたことは認めていますが、殴る蹴るという方法と思っていたのが、硫酸をかけたとニュースで知ったとき、激しいショックを受けたと述べています。

また、ドミトリチェンコの弁護士は、ザルツキーがフィーリンの殺害を提案したこともあったが、ドミトリチェンコが拒否したともしています。　モスクワの警察当局によると、ドミトリチェンコはザルツキーに50,000ルーブル渡したそうです。

さらに、記事によると、襲撃事件を企てた要因とされるヴォロンツォーワについては、ドミトリチェンコは言及しなかったようです。　それに、ボリショイの同僚の話として、ドミトリチェンコは確かに激情型の性格ではあるけれど、彼がこんな事件を起こすとは考えられないと言う内容のコメントもあります。　そういう性格 （激情型） の人物は、元来こういった事件を前もって計画することはない、とも。



ちなみに BBC のサイトでは、尋問の様子が公開されてます。
http://www.bbc.co.uk/news/world-europe-21697035


とりあえず、法廷尋問が済んだところなので、今日はまだ動きはないみたいですね。　なんか、ゴシップネタ的なこともいろいろ出てましたが、あくまでもゴシップとして読み流してあります。

ドミトリチェンコは自供したといっても容疑の一部は否認していますが、しかし、彼はこれで自分で自分のキャリアを台無しにしてしまったわけで、残念なことです。

[mizuko]

[本家より]

モスクワからの手紙
｢ボリショイ・スキャンダル～死の舞踏～｣
by David Remnick

Danse Macabre : A scandal at the Bolshoi Ballet, par David Remnick (The New Yorker)


David Remnick が New Yorker に書いたフィーリン襲撃事件の今のところの一部始終。　フィーリンへのインタビューを交えて、小説っぽく仕立てられてるんですが、非常に読み応えがあります。　12ページもありますが、英語に不慣れでもいけると思う。

[mizuko]

ボリショイ劇場の総裁アナトリー・イクサノフが10日、国営テレビのインタビューで、ドミトリチェンコは 「操り人形」 にすぎないとの見解を示し、再びドタバタしています。　日本語の記事も出てきてますね。
http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPTYE92B01W20130312
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2933480/10423674
ル・フィガロはこちら： Attaque à l'acide: le Bolchoï doute (Le Figaro)

でもって、ドミトリチェンコを知る同僚たちは、どうしても彼が首謀者とは思えないと、署名活動を始めてるみたいです。
http://www.themoscowtimes.com/news/article/bolshoi-artists-write-open-letter-in-support-of-dmitrichenko/476777.html


ちなみに、実行犯二人は昨年秋にも襲撃を試みて失敗していたとの報道もあります。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/03/11/kiji/K20130311005373020.html

[mizuko]

昨日 twitter ではお知らせしたものです。

フィーリンが入院先のドイツの病院の医師たちとともに、15日、記者会見を行っています。　医師によると、治療にはまだ数ヶ月かかるようですが、仕事に復帰できるくらいには回復することが期待できるそうです。　また、フィーリンも仕事復帰に意欲を示したようです。　顔の腫れがひいて、"フィーリン" に戻ってきてますね。

FNN ニュース映像
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00242301.html

日経新聞記事
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1601Q_W3A310C1CR8000/

AFPBB ニュース
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2934189/10444264?ctm_campaign=txt_topics

[mizuko]

いくつか補足情報を。

記者会見のレポートは、BBC のサイトにもう少し詳しく載っています。
http://www.bbc.co.uk/news/world-europe-21805303

医師達によると、化学薬品によって負傷した場合、治療は複雑で、長期間かかるのだそうです。　そのため、数週間単位ではなく、数が月単位となる、と。　また、皮膚の傷跡は永久に残ってしまうそうです。

それと、フィーリンは、300名ものボリショイのメンバーがサインしたドミトリチェンコを擁護する内容のプーチン大統領宛の公開書簡については、コメントしなかったそうです。


ボリショイのイクサノフ総裁は、Rossiyskaya Gazeta とのインタビューで、改めてドミトリチェンコの熱しやすい性格を利用して、彼を操った真犯人の存在を主張し、また、記者に対し、事件の報道にはバランスのとれたアプローチを行ってほしいと促しています。　メディアが騒ぎ立てていることで、スタッフたちが精神的なダメージを受けていると言っています。
http://www.itar-tass.com/c32/676737.html?utm_medium=twitter&utm_source=ITAR-TASS


5日ほど前ですが、ロンドンでのガラに出演したボリショイのダンサーたちにインタビューした記事がでています。　クリサノワ、オブラスツォーワ、ENB のグルデーエフ、それぞれに戸惑いを吐露しています。
http://ruvr.co.uk/2013_03_12/Bolshoi-ballerinas-express-sadness-at-Filin-attack/ by Alice Lagnado

記事には、最近元芸術監督のボリス・アキモフを話をしたというウェイン・イーリング前 ENB 芸術監督のコメントもあって、その中で、アキモフは 「ボリショイ芸術監督当時、自分が気に入っているダンサーをいい役につけてほしいというようなプレッシャーや要求は、カンパニーのあらゆる方面、不満を持っている人たちからひっきりなしに受けていた。　だから新しいことではない。　だが、実際の暴力行為に及んだことはショッキングだ」 と伝え、イーリング自身も、例え不満があったとしてもそのような残酷な行為に及んだことにショックを受けていると語っています。

記事ではほかにも、実行犯とされるユーリ・ザルツキーが、硫酸の使用は自分のアイデアで、それについてドミトリチェンコは何も知らなかったと供述していることを明らかにしています。

[mizuko]

YOMIURI ONLINE に今年上半期のバレエ界最大のニュースとしてフィーリン襲撃事件が取り上げられています。　内容は、ははは～ってかんじですが・・・
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news2/20130430-OYT8T00649.htm


上半期最大のニュースとしてまとめられてますけど、しかし、実際のところ、フィーリン襲撃事件はまだ終わってません。　裁判に不可欠な法医学検査を受けていないということから、「フィーリンは本当に硫酸を浴びせられたのか？」 なんて言う人たちもいるみたいなんですよね。　（あぁ、ツィスカリーゼも言ってましたね。）　それを鎮めるためかと思われますが、先週、ロシアの Life-News に、硫酸により火傷を負い、病院で処置を受けるフィーリンの写真が記事と共に掲載されました。

http://lifenews.ru/news/113186

Ismene Brown のブログに英訳とまとめた記事があります。
http://www.ismeneb.com/ismeneb.com/Blog/Entries/2013/4/25_How_doctors_saved_Filins_burned_skin_with_cell_treatment_-_pictures.html

写真の提供者は匿名ですが、モスクワの医療チームから出ているものであることは明らかで、恐らくモスクワでの治療の初期の頃に撮影されたものと記事には書かれているそうです。　このときの治療が的確で見事だったお陰で、皮膚の回復が早かったみたいです。　しかし、視力に関しては、モスクワからドイツの病院に移るときの記者会見のときには、完全に失われていたのではないかという医師の見解も書かれているそう。　その前の週にイズベスチヤに載った記事では、フィーリンの視力は全く回復していないとの弁護士のコメントがあります。


一方、ドミトリチェンコの拘留期間は6月18日までに延長され、保釈の申請も却下されたことから、ドミトリチェンコの弁護士はストラスブールの欧州人権裁判所に訴えるとしています。（4月26日）
http://www.ismeneb.com/ismeneb.com/Blog/Entries/2013/4/26_Dmitrichenko_will_appeal_to_Strasbourg_against_custody.html