Alina Cojocaru DREAM PROJECT [17-23/02/2012]

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来年2月の 「アリーナ・コジョカル　"ドリーム・プロジェクト"」 について、スレッドを立てておきますね～。　以下の概要は、NBSの公式サイトからです。


アリーナ・コジョカル　"ドリーム・プロジェクト"

2012年2月17日～23日　東京・ゆうぽうとホール

出演：
アリーナ・コジョカル
ヨハン・コボー
ロベルタ・マルケス
ローレン・カスバートソン
スティーヴン・マクレー
セルゲイ・ポルーニン
（以上、英国ロイヤル・バレエ）

ダリア・クリメントヴァ　（Bプロのみ）
ワディム・ムンタギロフ
（以上、イングリッシュ・ナショナル・バレエ）


プログラムA　（2012年2月17～19日）

「ラリナ・ワルツ」 （振付： リアム・スカーレット／音楽： チャイコフスキー）
全員

（未定）
マルケス、コボー

『眠れる森の美女』 より "ローズ・アダージオ" （プティパ／チャイコフスキー）
コジョカル
コボー、マクレー、ポルーニン、ムンタギロフ

「チャイコフスキー・パドドゥ」 （バランシン／チャイコフスキー）
カスバートソン、ムンタギロフ

「レ・リュタン」 （コボー／ヴィィニャフスキ、バッジーニ）
コジョカル、マクレー、ポルーニン
ヴァイオリン： チャーリー・シエム

「エチュード」 （ランダー／チェルニー）
コジョカル、コボー、マクレー、ポルーニン
東京バレエ団



プログラムB　（2012年2月21～23日）

「ラリナ・ワルツ」 （スカーレット／チャイコフスキー）
全員

「タランテラ」 （バランシン／ゴットシャルク）
マルケス、マクレー

（未定）
クリメントヴァ、ムンタギロフ

「ディアナとアクテオン」 （ワガノワ／プーニ）
カスバートソン、ポルーニン

（未定）
コジョカル、（相手役未定）

「ザ・レッスン」 （フリント／ドルリュー）
コボー、コジョカル、（未定）

『ドン・キホーテ』 ディヴェルティスマン （プティパ／ミンクス）
コジョカル、カスバートソン、マルケス、クリメントヴァ
コボー、ポルーニン、マクレー、ムンタギロフ
東京バレエ団


公式サイト：
http://www.nbs.or.jp/stages/1202_cojocaru/index.html

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アレクサンドル・リアブコの参加が、NBSから発表されています！　先日コジョカルがハンブルグ・バレエで 『椿姫』 に主演したことがきっかけですかね～、日本でも披露してくれるそうですっ。 　それと、未定だったマルケス×コボーの演目も発表されてます。

http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/1202-cojocaru/post-383.html#001407

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NBSの昨日の情報に追記がありまして、「ザ・レッスン」 のキャストは以下になったそうです。　面白そうですね～。

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未定だった演目も決定して、プログラムが揃ったそうです。　NBSが発表してま～す。

http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/1202-cojocaru/post-393.html#001437

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先月、プログラムが出揃ったところでセルゲイ・ポルーニンのロイヤル退団！ という驚きのニュースが駆け巡り、この公演もどうなることかと思っていました。　が、

先ほどNBSが twitter で、ポルーニンの来日を発表。　コジョカルら出演者とともに、2月11日に来日するそうです！　早めの来日は、「エチュード」 を初めて踊るコジョカルのリハーサルの時間を取るためでもあるようです。　楽しみになってきました！

http://twitter.com/nbs_japan/

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コジョカルはじめ、ロイヤル組の5人＋辞めたばっかりのポルーニンが無事に来日したようですね。　本拠地の公演では大迷惑を被ったコジョカルが、これ以上迷惑かけるなということで首に縄つけてポルーニンを連れてきた、のかどうかはわかりませんが、せっかくパートナーを入れ替えたりというお楽しみもあるこの公演、リハーサルが間に合うのかどうかというちょっとした懸念も無きにしも非ず （ええ、ポルーニンについてです。） ですけれど、とりあえず、本番まで1週間、観る側のエネルギーも回復している頃でしょうか。　先週から今週にかけてはとにかくめまぐるしかったですからねぇ。　一昨日あたりから疲れがどっと出て、ヨロヨロしながらなんとか週末に辿り着いたとこです・・・。

いや、ほんとに、この1週間のリハーサルにポルーニンがどんな姿勢で取り組むのか、コジョカルや共演者、公演スタッフ、またチケットを買って観に訪れる観客に対して、どれだけ誠実な態度を示せるか、バレエを踊ることに対して本人がどう感じるのか、東京という普段とは別の場所で過ごし、舞台に立って、心に何か変化は起きるのか、いろいろな面で見極めとなる公演になるかもしれません。

とはいえ、公演地は日本です。　ポルーニンにばかり注目が集まるということはないでしょう。　　そもそも全員がプリンシパルですし、とても趣向が凝らされたプログラムですので、素晴らしい公演になることを期待したいと思います。

NBS公式ツィッター配信の御一行ホテル到着写真は楽しげな雰囲気。

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DREAM PROJECT はじまってます。　昨日今日と予定が詰まっていたので、全く更新できずにすみませ～ん。　明日観に行きます。

初日の昨日と今日のプログラムは予定通りで同じです：

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アリーナ・コジョカル DREAM PROJECT、Aプロ最終日を観てきました！
主観的な感想で感嘆にレポートしますね。

Aプロのハイライトは、なんと言っても、「レ・リュタン」 Les Lutins !!!　コジョカル、マクレー、ポルーニンの3人にヨハン・コボーが振り付けた作品で、舞台上で演奏するバイオリンのチャーリー・シエムとの掛け合いも絶妙なとっても楽しい♪ 作品です。　マクレーがとにかくすごいっ！　冒頭にソロパートが2曲分あって、彼の超絶技巧を余すところなく楽しめるだけでなーく、その音楽性、リズム感、タップダンスを会得しているマクレーならではのリラックスしてノリのいい "ダンス"、などなど、マクレーに改めて魅了されること間違いなし。　本当に、自由自在に軽々と踊っていて、驚愕しながら大興奮して観てましたよ。　ポルーニンも実に楽しそうに向こうを張っていて、全く引けを取らず。　コジョカルも音楽性の豊かさに疑いの余地がないところを披露していますが、それ以上に、コメディのセンスも発揮していて、とにかく可愛かったです。　この3人の個性と美点をよく知っているコボーが、それを上手に引き出して、芝居っ気もたっぷりのほんとに楽しい作品を作ったものだと思いました。　それと、バイオリンのチャーリー・シエム！　この作品では、彼もちゃんとした出演者なんですよ。　で、観客に日本語で（！）話しかけるという演出もありました～。　演奏だけでなく、ダンサーと並んでも負けない容姿もあって、とても魅力的な方でした。　客席も大盛り上がりでしたよ！

ここから先は、プログラム順にレポートしますね。

Aプロ・Bプロとも幕開きは、リアム・スカーレット振付の 「ラリーナ・ワルツ」。　女性は白のチュチュ、男性は黒の衣装で、振付もバランシン作品のような趣です。　スカーレットは既にその才能と実力が高く評価されている若手振付家ですが、なるほど、どこにも奇をてらったステップは入っていないクラシックテクニックが貫かれた振付でしたが、非常に良くできていると思いました。　驚いたのは、全員が出演のプログラムの最初であるにもかかわらず、要求水準が高くボリュームたっぷりの内容だったこと。　出演者たちのやる気も感じられましたし、すぐ後にパドドゥが控えているダンサーは途中から外れるという工夫もあったりして、非常に好感度の高い作品でした。　もう一度観られるのが楽しみです。

続いては、マルケスとコボーによる 『ゼンツァーノの花祭り』。　ブルノンヴィルはコボーのバックグラウンドです。　3日目とあって若干疲れが見られなくもなかったですが、バッチュの足運びの正確さと美しさは変わりません。　マルケスも非常に愛らしく踊っていましたが、私にはちょっと甘過ぎましたかね。

ローズ・アダージオ （『眠れる森の美女より』） は、コジョカル、コボー、マクレー、ポルーニンというお楽しみの配役です。　コジョカルはオーロラの衣装でしたが、4人の王子たちは白シャツに黒のパンツにサスペンダー、赤のバラ一輪を腰に差してという出で立ちで、よい感じ。　ちなみにそのバラは使い回しという、ちょっとユーモアもある演出になっていました。　ガラのお遊びですね～。

ローレン・カスバートソンとワディム・ムンタギロフの 「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」、とっても良かったです！　特にカスバートソンのパンチの効いたエネルギー全開の踊り方が、チャイコはこう踊ってほしいという私の好みに合って爽快でした。　私は、このパドドゥは少しアスレチックに感じるくらい元気いっぱいに踊るか、オーレリー・デュポンくらい音楽を奏でてほしいのです。　ムンタギロフも好演。　欲を言えば、カスバートソンに負けないくらいのパンチをもって、振付に挑んでほしかったですかね。　そのテクニックは十分に持っているはず。

そして、最初に書いた 「レ・リュタン」 があって、第一部終了。

第二部は東京バレエ団との共演で 「エチュード」 です。　ここでもお楽しみがあって、本来女性一人 （コジョカル） と男性二人 （マクレー、ポルーニン） がプリンシパルなのですが、それにプラスで、アダージオ部分だけコボーが出演していました。　「エチュード」 はタイトルのとおり純粋にテクニックを披露する作品で、エキサイティングなものになるかどうかは、ひとえにダンサーの技術の度合いにかかっている・・・というわけで、コジョカル、マクレー、ポルーニンとも流石のパフォーマンスを見せていました。（コボーはサポートだけなので。）　マクレーのグランフェッテが基本にきっちりな回り方で、プリエがやたらと柔らかく、ツボでありました。　ポルーニンのアントルシャ・シスも高くてきれいでしたね～。

今回ちょっと心配だったポルーニンですが、終始実に楽しそうに踊っていました。　「レ・リュタン」 については、本人も 「これだ！！！」 というような内容のツィートをしてましたので、踊れて嬉しかったんじゃないでしょうか。　他の作品でも溌剌と踊ってましたし、レヴェランスも笑顔、舞台マナーも自発的。　踊ることが好きなのは観客の目にも明らかでしたし、きっと本人も改めて自覚したのではなかろうかと期待しています。　このガラ公演を機会に、ロイヤルを退団したことを考え直してほしいと切に願うところです。

座長コジョカルと彼女を大きく支えるコボーをはじめ、出演者たちのやる気がギュッと詰まった公演で、すごく楽しかったです。　Bプロは出演者も増えて、プログラムの雰囲気も少し変わりますが、より一層充実した舞台を見せてくれそうです。　期待に胸を膨らませて、明日観に行きまーす！

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昨日からの Bプロのプログラムです。　NBSから。

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で、Dream Project Bプロ初日行ってきました。　Bプロもいいですよ～。

昨日はアリーナ・コジョカルの独擅場！　『椿姫』 の黒のパドドゥは、観ているこちらまで苦しくなってしまうくらい悲しく惨めで痛ましく、圧倒されました。　パートナーがリアブコなので、何も考えず観られることはわかっていましたが、それでも二人が役にのめり込んで踊っていて、私も感情のうねりに巻き込まれながらも、全てのステップが感情を表現していることに改めて気づき、どこまでが振付なのかわからなくなってしまうような錯覚に何度も陥ってしまいました。　濃くて分厚いパドドゥ。　ほんとにすごかったです。　この1曲のためだけにリアブコが来てくれたことにも感謝。 （1曲だけじゃもったいないんですけど～。）

このガラの目玉の一つ、「ザ・レッスン」 も強烈でした。　バレエのレッスンを受けに来る愛らしい少女として登場したコジョカルは、本当に愛らしく、『椿姫』 の後25分の休憩を挟んだだけなのに、さっきとは全くの別人。　対するヨハン・コボーも背筋が凍る役作り （＝狂人）。　私生活でもパートナーの二人の仲が心配になってしまうほどの演技力で、コジョカルと共にイヨネスコ原作の不条理と暴力の世界を表出させていました。　もう一人忘れてならないのが、ピアニスト役のローレン・カスバートソン。　強い存在感でよかったです。　エック作品を踊るのを観てみたいと思いました。

カスバートソンは、今回私のお気に入りでして、綺麗ですし、テクニックも強く、ジャンプも高いだけでなく、踊り自体が正確できれい。　それに、明るいパーソナリティが透けて見える感じにカラッとしたエネルギーを発散させて踊りますよね。　それから、（ちょっとおこがましいかもしれないけれど） 彼女の音楽の捉え方が私と合うので、観ていて気持ちがいいのです。　というわけで、ポルーニンと踊った 「ディアナとアクテオン」 もとっても良かった！　コーダで起きたハプニング （ジャンプの着地で膝が抜けたみたいですねー） のあとも茶目っ気があって笑ってしまいました。　ポルーニンも、向こう意気が強く荒々しい部分を覗かせながら踊ってましたね。　高いジャンプに大迫力のアッサンブレ・アントルナンのマネージュ。　あれはすごい。　いいねぇ、いいねぇという感じに惹きつけられるのと同時に、彼の今後に思いを馳せておりました。 （とりあえず、来月ロンドンでの 「パヴロワ・ガラ」 には、タマラ・ロホと出演するようです。）　ちなみに、アクテオンは露出度が高い衣装なわけですが、タトゥーがあると思われる箇所には、肌色のテーピングを貼り付けてましたね。

ほかの演目についてもちょっとずつ。　主観的感想です。

「ラリーナ・ワルツ」
何度観ても気持ちがいい作品。　スカーレットはやはり期待の星ですな。　Aプロでマクレーが踊っていた終わりの部分のパートは、Bプロではコボーが担当。　マクレーはすぐあとに 「タランテラ」 が控えてましたので。

「タランテラ」 （マルケス／マクレー）
マクレーの超スピーディな踊りを堪能。　マルケスも良かったです。　ですが、何かが違うという感覚も残ったのは事実。　とはいっても、「タランテラ」 はこれだ！という踊りに出会ってないのもまた事実。

「くるみ割り人形」 よりグラン・パ・ド・ドゥ　（クリメントヴァ／ムンタギロフ）
初登場のクリメントヴァは、細くて美しい脚を持った、踊り方や仕草などがいわゆるバレリーナらしいバレリーナ。　ベテランなだけに、非常にコントロールの利いた踊りで、ムンタギロフと共に全く破綻のないパドドゥを披露してくれました。　ただ、ガラ公演にくるみはちょっと弱いので、演目の選択で損をしていたようにも思います。
ムンタギロフは、ほんとにきれいな踊りをする人で、ジャンプは高くピルエットは正確で驚くほどです。　それだけに、ヌレエフ版の振付を見慣れているものとしては、Aプロでのチャイコ然り、振付が温いと思ってしまうわけです。　つまり、若いんだからもっとアグレッシヴに踊ってほしい、と。

「ディアナとアクテオン」、『椿姫』、「ザ・レッスン」 は上に書いたとおり。

Bプロ最後は、「ドン・キホーテ」 ディヴェルティスマン。　このガラは、男性のレベルが最高峰なのも観ていて楽しい要素です。　それが遺憾なく発揮された観客へのプレゼントでしょう。　リアブコを除く全員参加で、構成はこんな感じ：

（舞台セットと東京バレエ団のダンサー付き）

第3幕の gpdd からアダージオ　（コジョカル／コボー）

さっそく順番を忘れましたが・・・

第1幕のバジルのソロ　（ポルーニン）
第1幕のバジルとキトリの友達の踊り　（コボー、東京バレエ団）
第1幕のキトリのソロ　（マルケス）
キトリの衣装でソロ　（クリメントヴァ）　音楽は？　『パキータ』？
第3幕の gpdd からバジルのソロ　（ムンタギロフ）　これを見られたのはよかった。
第3幕の gpdd から第一ヴァリエーション　（カスバートソン）
バジルっぽい衣装でソロ　（マクレー）　音楽は 『パキータ』 のパドトロワの男性ヴァリエーション　振付は別もの
第3幕の gpdd からキトリのヴァリエーション　（コジョカル）

コーダ
まずコボーが登場 （まだ若いもんには負けてないところを発揮）
↓
コジョカル＋東京バレエ団　（最初の16小節はイタリアン・フェッテ、続いてグラン・フェッテ）
↓
で、このあとちょっと何がどうなったのか覚えていないのですが、あったのは：
・ 男性4人でアラスゴン・トゥール競技会　（どっと出てきたので、どれ見る？どれ見る？とアワワワしてしまいましたが、ポルーニンに吸い寄せられてそのまま）
・ ポルーニン、ムンタギロフ、マクレーでジャンプ大会　（ポルーニン、ムンタギロフ、と超絶ジャンプで会場を沸かせ、最後はマクレーがきれ～いに軽々とマネージュして観客の心をがしっと奪う。　三者三様のジャンプの質も興味深し。）

そして、最後はみんなで何かやって、会場は大盛り上がりのまま、幕、です。


実は、昨日は朝から頭痛が引かず、そもそも私のテンションが低かったのが悔しいところで、それでも大いに楽しんだのですが、これを書きながら一人で盛り上がっていた次第。

というわけで、2日目まで終わってしまいましたけど、まだ明日もありますので、迷っている方は絶対に観るべき！と思います～。　『椿姫』 だけでも価値がありますが、やはり、次世代の星たちを一気に見られるまたとない機会ですから。


公演前から興味を引かれるプログラムでしたが、蓋を開けたら予想以上の内容で、出演者自身も楽しんでいるのが伝わってくるとてもいいグループ公演でしたね。　会場は昨日も満席でしたし、次回を期待する声は多いのではないかと思います。

[mizuko]

Dance Cube にレポート！

http://www.chacott-jp.com/magazine/world-report/from-tokyo/tokyo1203b.html