Orphée et Eurydice, P. Bausch [ONP 04 - 16 02 2012]

[mizuko]

『オルフェとエウリディケ』　Orphée et Eurydice　（ピナ・バウシュ振付）　2012年2月4日～16日　於） ガルニエ宮



Haydnさんよりプレキャストです。　現時点のものですので、変更になる可能性があります。

[chien en peluche]

（ご本家のhaydnさんからの情報です。）
どうもGillotが、怪我で、出演が危ぶまれているようです（確か、他――オペラ座以外の公演の出演をキャンセルしていましたね。）。彼女が出ない場合、初日は、おそらくRenavandになるであろう、とのことです。それ以上のことは、まだ、不明のようです。

[chien en peluche]

（ご本家からの情報ですが、オペラ座のサイトにも出ています。）
１月２１日にオペラ・バスティーユのアンフィテアトルで、BullionとPaulも参加して、rencontreがあるようです。女性陣の参加がない、と言うことは、やはり、Gillotは、出演出来ないと言うことでしょうか？

[Haru]

chien en pelucheさん

rencontreのチケットの発売日はその公演のチケット発売日と同じですよ。
公演のチケット発売日が掲載されているページの下のほうに、rencontreのチケットの発売日も掲載されています。

http://www.operadeparis.fr/pratique/Reserver/ouverture_des_reservations.php

オルフェとエウリディケに限って言えば、12月5日のネットでの発売日に出されたチケットはすぐに完売し手に入れることができなかったのですが、12月29日に何気にウェブサイトをチェックするとチケットが出されていたので手に入れることができました。

無料ということもあり出されるチケットはすぐなくなるようですが、やはりチケットを小出しにしているようなので、あきらめずにウェブサイトをチェックすると手に入る可能性はあるようです。

[chien en peluche]

Haruさん、どうもご親切にありがとうございます

（公演の）チケットの方が小出しにされるのは、日本と同じシステムなので、割りとすんなり分かったのですが、rencontre等は、（本当に行ける時は限られるので、私の場合、冷やかしで覗いたり、覗いて、チケットを買った気分になるのが楽しいんですが――気持ちだけパリにワープします。）ひょっこり、出ていたり、また、なくなったり、の入れ替わりがかなり短期間で動くので、分かりませんでした。

rencontreにいらっしゃるようでしたら、また、様子等、教えて頂ければ嬉しいです。今回は、アンフィテアトルで、合唱のリーダーも来られるようですから、多少、実演が入るのでしょうか？

[Haru]

Rencontreに行ってきました。ネット上ではチケットは売り切れとなっていましたが、座席の両端のブロックはほとんど空いていました。

今日は、芸術監督のルフェーブルさんはシンガポールの公演に一緒に行っておられるようで不在でした。今回はピアノ伴奏ではなく音源を使用しており、Chef de chantの方は、ダンサーの踊り始める個所から再生できるように楽譜を見ながら音源を再生したり停止するために呼ばれたようです。

オルフェ役はStéphane Bullion、Nicolas Paulにとって初めてだということをおっしゃっていました。Dominique Mercyさんは1975年の初演の時にオルフェ役の一人として舞台に立ったそうで、「パリ・オペラ座のすべて」の最後の方でも、オルフェの指導をされています。指導は実演を織り交ぜながら、かなり細かく、視線の持って行き方や、腕の角度、指の開き方までに及び、私は音楽が専門ですが大変共通するところがありとても興味深かったです。

第2幕の1場のオルフェのソロの一部分をStéphaneが踊り、指導を受け、その後Nicolasが踊り、指導を受け、ソロの続きをまたStéphaneが踊り、という形で場が進められました。二人が交互に踊るのでどうしても比べてしまいます。

特にメモを取っていたわけではないので、細かい指導の一つ一つは覚えていませんが、Stéphaneには主に呼吸を使ってもっとタメを作るようにおっしゃっていました。例えば両腕を下から右上左と360度回転するときに、呼吸を使いながらどこで粘ってタメを作るかなどです。彼は、腕がとても長くしなやかなので、オルフェ役にはとても合っているように思います。

Nicolasは、まず振りがまだ体に完璧に入っていないような印象を受けました。指導も、まずは細かい腕、頭や胸の動きの修正があり、後は全体的に動きが流れてしまうので、一つの動作が終わった後、次の動作に入る時にそのまま流れて入るのではなく、きちんと動きに強弱をつけるようにとおっしゃっていました。

StéphaneやNicolasの方からも質問したり、時には笑いもあり、ピリッとした良い緊張感の中、1時間半弱あっという間でした

[chien en peluche]

Haruさん、rencontreのご報告をどうもありがとうございます

やはり実演があったようで、見てみたかったです。ビデオは持っているんですが、忙しくて、まだ、見ていません（そう言うのが沢山、あります。）。
ご本家の方にも少し、情報が入っていますが、Dominique Mercy氏は６０歳を超えておられるそうですが、とても美しく動いておられたようですね。Haruさんのご報告も、もう一度、きちんと目を通して、ご本家に入った情報で、加えた方が良さそうなところがあれば、皆さまにも（例によって、大雑把になると思いますが）お知らせしたいと思います。
Bullionは、１２月のCendrillonの時、とても丁寧な踊りが印象的だっただけに、彼が本当に本領を発揮出来る役柄やキャストで見てみたいと思っています。

[mizuko]

Haru さん、ありがとうございます
いい時間を過ごされましたね。　メルシーの指導によってだんだんムーヴメントが整っていく様子を見るのは、さぞ面白かったことでしょう～。　比べちゃうという特典までついてるし。　違うダンサーが踊るとこんなにも違うんだ！という発見とかありますもんね。

[Haru]

chien en pelucheさん　Mizukoさん

本当に無料で、良いものを見させてもらえました

ご本家のほうに、3幕と4幕のソロを少しと書かれていましたが、実際踊られたのは2幕の1場のオルフェのソロの一部分と、3幕のソロから少しでした。

Nicolasの方が気に入ったという書き込みがご本家でありますが、実は私も初めの印象では彼の踊りのほうが好きかもと思いました。一つの動きから次の動きに行くときの移行がとてもなめらかで、感情豊かに見えました。ただメルシーさんの指導を見ているうちに、メルシーさんが求めているスタイルとは違うのだと感じました。

Nicolasはパステルカラーを使って濃淡をつけて描いた絵、Stéphaneは原色を使ったコントラストのきいた絵のようでした。どちらも美しいのですが、メルシーさんの指導とグルックの音楽様式を考えると、私にはStéphaneの方がしっくりきました。

メルシーさんの動きは本当に美しかったです。60歳を超えられているということですが、驚異的ですね。舞台上を走り回りながらほとんど息を切らすことなく、踊りながらお話もされ、たまに冗談も交えながら、厳しく妥協しない姿の中にも温かい人柄がよく伝わってきました。

[chien en peluche]

[mizuko]

Haydnさんによると、マリ＝アニエス・ジロは予定通り出演するとのことです。　よかったですね。

[mizuko]

[本家より]

Metropolis がマリ＝アニエス・ジロを取材したみたいです。　映像が見られま～す！　15分30秒あたりから。
http://videos.arte.tv/fr/videos/metropolis-6359738.html

TF1 の 20h も取材したそうで、近々放送されることになってるみたいです。


それと、2月4日の初日は、今のところ、マリ＝アニエス・ジロとステファン・ビュヨンが踊る予定だとのこと。

[mizuko]

日毎キャストが出ました！　本家からコピー：

4 février 2012 à 19h30
Orphée Stéphane Bullion
Eurydice Marie-Agnes Gillot
L'Amour Muriel Zusperreguy

6 février 2012 à 19h30
Orphée Stéphane Bullion
Eurydice Marie-Agnes Gillot
L'Amour Muriel Zusperreguy

8 février 2012 à 19h30
Orphée Nicolas Paul
Eurydice Alice Renavand
L'Amour Charlotte Ranson

9 février 2012 à 19h30
Orphée Nicolas Paul
Eurydice Alice Renavand
L'Amour Charlotte Ranson

11 février 2012 à 20h00
Orphée Stéphane Bullion
Eurydice Marie-Agnes Gillot
L'Amour Muriel Zusperreguy

12 février 2012 à 14h30
Orphée Stéphane Bullion
Eurydice Marie-Agnes Gillot
L'Amour Muriel Zusperreguy

14 février 2012 à 19h30
Orphée Nicolas Paul
Eurydice Alice Renavand
L'Amour Charlotte Ranson

15 février 2012 à 19h30
Orphée Stéphane Bullion
Eurydice Marie-Agnes Gillot
L'Amour Muriel Zusperreguy

16 février 2012 à 19h30
Orphée Stéphane Bullion
Eurydice Marie-Agnes Gillot
L'Amour Muriel Zusperreguy

[chien en peluche]

Gillotが無事、出演出来るようで良かったです（でも、オペラ座の公式サイトのキャスティングの日付けは、なぜ、いつもずれているのでしょう？）。

さて、ご本家経由です。haydnさんから。
summerlunaさんがお買いになって、詳しく書き込んで下さったAnne Deniauの写真集の出版記念の催しが、『オルフェとエウリディーチェ』の公演日に開催されるようです。
２月９日（木）２２：００より（バレエ終演後）
Deniauとビュリィヨンが参加するようです。写真集を買ったら、サインが貰えるのでしょう。パリ在住の方はどうぞ。

付記：haydnさんは、場所をはっきり書いていないのですが、おそらく、ガルニエ宮の売店だと思います。最近は、終演まで営業しています。

[Haru]

キャスティング、ようやく出ましたね！4日が初日なのに、いつ出るのかとやきもきしました

パリは今週に入ってから、急に寒くなりました。
2人のオルフェがrencontreの時からどのように進化しているのか、楽しみです！