Prix du Cercle Carpeaux 2011

[mizuko]

今年2011年のカルポー賞が発表されました！

シルヴィア・サン＝マルタンとピエール＝アルチュール・ラヴォーに贈られるそうです。　おめでとうございます！

サン＝マルタンは、昨年の昇級試験でダルソンヴァル振付の 『シルヴィア』 を素晴らしく踊り、見事コリフェの1席を獲得したダンサー。　ラヴォーはバレエ学校公演で来日し、既に顔と名前が知られている若手ですが、2009年の入団試験で男子は一人だけの入団者となり、昨年の昇級試験で早速コリフェに上がった （それも1位で） ダンサーです。　今年ももしかしたら上がるかもしれませんね。

授賞式は10月12日。

[mizuko]

Haydnさんより授賞式の写真です！　ピエール＝アルチュール・ラヴォーは背が伸びたみたいですね。
それと、写真に写っているとおり、アンジェラン・プレルジョカージュが招かれていて、授賞式の後 「受胎告知」 のビデオ上映があり、さらに新作についての発表もあったみたいです。（後述）

[mizuko]

[mizuko]

そのプレルジョカージュの新作についてですが、Haydnさんが書いてくださってるところによると・・・

・ 2012年9月のリヨン・ビエンナーレで、6人のダンサーに振り付けた新作を発表する予定。　リヨンの La Part Dieu 駅前にあるカルフールで起きた実際の事件を元にした Laurent Mauvignier による小説が題材になっているのだそうです。　その事件とは、ある若いホームレスの男性が、缶ジュースを1本盗んだことで、4人の警備員に殴り殺されたというものですが、プレルジョカージュはそこには言及しなかったようです。　「カルフールはビエンナーレのスポンサーにはならないだろうね。」 とHaydnさんはおっしゃってます～。　ははは。

Mort d'un jeune SDF : le procureur accable les vigiles

・ 2013年については、"Marseille Capitale Culturelle de l'Europe" フェスティバルの一環として、地中海地域の文化を連想するような大きな作品を振り付けることになっているそうです。