Birmingham Royal Ballet Japan Tour 2011 (14-29/05/2011)

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バーミンガム・ロイヤル・バレエ　日本公演 2011　2011年5月14日～29日


NBSの公式サイトで、概要が発表されました！
『眠れる森の美女』 にはタマラ・ロホが、「真夏の夜の夢」 には吉田都さんがゲスト出演しま～す。

http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/2011-4.html

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3月9日に、プリンシパルの佐久間奈緒さんとツァオ・チーが公演のプロモーションのために来日するそうです。　3/12（土）には渋谷のチャコット本店でトークイベント＆サイン会もあるようですね～。
http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/post-306.html

暖かくなってきて、そろそろこの公演が近づいてきたと感じますが、いよいよプロモーション活動も本格始動ですね。

BRB日本公演2011　特設ページ：
http://www.nbs.or.jp/stages/1105_birmingham/index.html

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バーミンガム・ロイヤル・バレエの日本との結びつきがより一層強くなりそうです。
NBSが今日発表したところによると、5月17日（火） に東京で、東日本大震災の被災者のためのチャリティ公演を行うそうです。　収益の一部が義援金として寄付され、会場には募金箱の設置も予定しているとのこと。　追加公演となりますが、「真夏の夜の夢」 は吉田都×セザール・モラーレス主演、「ダフニスとクロエ」 はナターシャ・オートレッド×イアン・マッケイ主演。　チケットは4/23（土） 発売です。　料金は本公演と同じです～。

http://www.nbs.or.jp/stages/1105_birmingham/11-0517BRB.pdf


震災当日、デイヴィッド・ビントリー監督は、新国立劇場の芸術監督として日本滞在中、プリンシパルの佐久間奈緒さんとツァオ・チーもプロモーションのため来日中でした。（3/12に予定されていたチャコットでのサイン会は中止。）　東京ではありましたが、実際に震災を体験しただけに、思いは強いでしょうね。

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NBSにビントリー芸術監督からのメッセージが届けられたそうです。
http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/post-319.html


穏やかで知的で普段はユーモアたっぷりの彼の言葉は私は好きです。

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来日公演まで10日あまりとなりましたね。　NBSの最新情報には、メディア関連の情報が続々とアップされてます。

http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/post-301.html


BRBの来シーズンのプログラムについて、イギリスのスレッドに入れましたのでどうぞ～：
http://www.forum-dansomanie.net/forum/viewtopic.php?p=47934#47934

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来日公演初日まで一週間を切りましたが、バーミンガム・ロイヤルはインターネットでの活動も活発で、ツアー・ブログなるものがあるのです。
http://brbontour.wordpress.com/

日本公演中も更新されていくといいなぁと思いますが、今はまず、新国立の 『アラジン』 公演のため、カンパニーよりも一足先に日本入りしているデイヴィッド・ビントリー芸術監督が、日本からBRBに宛てた手紙がアップされています。　日本での滞在記として、イースターを聖イグナチオス協会で祝っていた際に小さな余震があったこと、東京は物資の不足などもなく既に平常に戻っていること、不要な電気を消すより電球を間引いている（！）こと、ただ震災前と大きく違うのは日本に向かう飛行機で、それまでよりもずっと小型の飛行機であったにもかかわらず、空席が多かったこと、それは災害を外から見た場合の認識と災害が残した影響は現実よりも遙かにひどいという証拠で、私たちの日本の人々と彼らの経済と士気を高めることへのサポートがいかに重要であるかを物語っていること、つい最近のBRBのツアーが大成功に終わりみんなが楽しんだのを願うこと、そして、東京は完全に平常であること、天候が良ければ、日本公演は素晴らしく豊かな経験をもたらしてくれるものになるに違いないこと、などが綴られています。　じぃ～ん。。。

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NBSからの情報発信も一気に活気付いてます。　主にTwitterでの発信になってますが、その tweet、NBS公式サイトでも読めるようになってます。　サイドバーに表示させるよう改訂したそうです。 http://www.nbs.or.jp/

NBS公式サイト最新情報のほうにもメディア情報やダンサー・インタビューが続々とアップされてますが、本日、吉田都さんからのメッセージが載りました。　どうぞ！
http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/post-331.html

ちなみに、（今のところ）NBSの twitter のみで配信されてるみたいですが、『真夏の夜の夢』 に客演する吉田都さんとのリハーサルのため、パートナーを組むセザール・モラーレスは既に日本入りしているそうです。　稽古場で撮影された写真も公開されてます。

それと、BRBの本隊は既に現地を出発、明日朝、日本に到着するそうです！

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昨日鎌倉での公演でいよいよ幕があけました！　そして、5/17（火） には東京でチャリティ公演が行われますが、その内容について NBSの公式サイトで告知されてます。　会場ではBRBのダンサーによる募金活動も行われるようですね。
http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/post-333.html


それから、NBSの tweet によると、東京での 『眠れる森の美女』 にゲストするタマラ・ロホも来日して、リハーサルに入っているそうです。　よかった！

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いよいよ東京公演も開幕です。　今日のチャリティ公演のキャストをNBSから。

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ところで、BRBのツアー・ブログも着々と更新されてまして、本国向けの内容だけにとても素直な感想が書かれています。　鎌倉公演での会場は、舞台は充分な広さがあって良い劇場だったのだけど、楽屋が大部屋で、男性用と女性用のみというのは、なかなか楽しい経験だったようです。　スタッフ用の部屋も不足していて、事務スタッフのデスクは衣装部屋に間借りしてたり、衣装のアイロンがけとかは廊下で～みたいなかんじで、こちらも楽しかったみたいですね。　今回のツアーにはエルムハーストのバレエ学校の卒業生も参加しているそうで、最新の記事はその彼らが書いてます。　渋谷にも繰り出したりして、彼らも楽しそうです
http://brbontour.wordpress.com/


「イギリスのニュースなどで聞いていたよりも、地震はほとんど感じないし、人々の生活も全く通常通りだ。」 とも書いてあって、やっぱりね～と思った次第。

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NBSが twitter で告知しています。
昨日のBRBチャリティ公演の様子が、本日22:54～のNEWS ZERO （日本テレビ系列） で放送されるそうですっ！　今すぐ録画予約よっ！

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Dance Cube に5/17のチャリティ公演のレポートがアップされてま～す！
http://www.chacott-jp.com/magazine/news/other-news/post-68.html

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NBSより本日昼公演のキャスト。

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そして、夜公演のキャスト。　観に行きま～す！

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今日の夜公演 （佐久間奈緒／ツァオ・チー） を観てきました。

ズバリ "親しみやすい" です。　前回の来日公演は 『美女と野獣』 と 『コッペリア』 だったので特に気が付かなかったのですが、『眠り・・』 という宮廷ものを上演しても、親しみやすい雰囲気が漂うカンパニーだな～と改めて思いました。　絵本にある御伽噺のバレエの 『眠り・・』 で、ツアー先の各地で愛されているのだろうと容易に想像できます。　舞台美術は茶系で統一されていて目に優しいかんじ。　眠りといえばパステルカラーの舞台を思い浮かべますが、このプラウズによる美術も落ち着いていて趣味が良く素敵でした。　最後の金の紙吹雪もグッド！　ピーター・ライト版の特徴は、デジレ王子のキスによってオーロラ姫が100年の眠りから覚めた後に踊られる 「目覚めのパ・ド・ドゥ」 ですが、二人の心の交感が見てとれるような、しっとりとしたいい場面でした。

さて、主役の佐久間奈緒さんとツァオ・チー、この二人のパートナーシップ、というよりこれはもう "調和" ですね、驚くほどです。　身体がぴったりと合うというか、どこにも、何をしても、違和感がないのです。　終幕のグランパドドゥは素晴らしかったですよ～。　あ～んなに滑らかな眠りのグランって、見たことがないくらいっす。　佐久間奈緒さんも3幕は特に輝いてました。　ヴァリエーションは見事だったし、身体から幸福感が溢れ出ていて、劇場中を満たしてました。　ツァオ・チーのデジレ王子は、とても男っぽくて力強かったです。　すごく存在感がありますよね。　そのデジレが包み込んでいたオーロラ姫の佐久間奈緒さんはとても繊細。　しかし、技術的な面は非常にレベルが高くて、音楽も大切にしている。　幕ごとのオーロラの色も違い、彼女のオーロラが常に高い評価を得ているというのが納得できる舞台でした。

カラボスは、配役に変更があって、演じたのはマリオン・テイト。　邪悪さと気難しさはあるけれど、なんかどこか憎みきれないかんじ。　でも笑い方がゾクっとするほど怖くて、素晴らしかった～。　カーテンコールでも大人気でした。　リラの精のジャオ・レイもやわらかい気品があってとてもよかったです。　妖精たちでは、歌の精のローラ・バーキス、喜びの精のローラ・ギッテンス、特に激しさの精のキャロル＝アン・ミラーの踊りはエネルギーがあって、エキサイティングでしたよ。

3幕では、狼さんが間の取り方がすごく上手で、今日の私のお気に入り。　そのトム・ロジャースは 『真夏・・』 のパックも踊ってるみたいで （プログラムに写真あり）、きっとすごくいいだろうと思います。　見られるかな。　ブルーバードのマティアス・ディングマンは、踊る歓びが溢れていたし、ジャンプも最後まで軽くて、拍手喝采。　とってもよかったです

終演後は客席も熱気に包まれていて、大きな拍手が贈られてました。　第3幕は本当に幸福感に満ちていて、ちょっと胸が熱くなりました。　とてもいい公演でしたよ。