Paquita [Opéra Garnier, 18/10 - 07/11/2010]

[mizuko]

[本家より]

昇級試験が行われている間も、夜には 『パキータ』 の公演があったのです。　しかも、女子のコンクールの日 (11/5) の夜公演は、HaydnさんやSophiaさんをして 「今まででベスト！」 と言えるほど素晴らしいものだったとか！

この日は、昨年のコンクールのダークホース、他を抑えてプルミエール・ダンスーズの1席を獲得した リュドミラ・パリエロ のパキータ・デビューだったのですが、もともととても "踊れる" ダンサーではありますが、sophiaさんの言葉を借りれば、まるで 「水を得た魚のごとく」 だったようで、大絶賛！の書き込みがいくつもあります。　Haydnさんに至っては、"etoilable" だとおっしゃってます。　3月の来日公演の時に、『ジゼル』 のペザントを踊ったのを覚えていらっしゃる方も多いでしょう。　このときもとても良かったですよね！　リュシアンを踊ったのはマチュー・ガニオで、ソロには少し疲れが見えたようですが、リュドミラさんとの相性はパーフェクトだったみたいです。

そして、この日はイニーゴでもデビューが。　アリステ・マダンでしたが、彼も好評を博しています。　ふわりと上がるジャンプに、演技もユーモアがあってわかりやすかった、と。　パドトロワのエマニュエル・ティボーも大変優れた踊りを見せ、それから、何より良かったのが、女性のコール・ド・バレエだったみたいです！　コンクールを公演数時間前に終えたばかりというのに、特にグラン・パが素晴らしかったそうです。　コンクールが終わって、気持ちが晴れ晴れとしたのでしょうかね～。

『パキータ』は今日までですが、リュドミラさんはもう一度踊りま～す。

[mizuko]

ジルベール／ガニオとコゼット／ビュリヨンの公演について、ジェラール・マノニ氏による短いレビューが Altamusica に載っています。　このレビューの後半はコンクールについて。

http://www.altamusica.com/danse/document.php?action=MoreDocument&DocRef=4478&DossierRef=4067