Etés de la Danse 2010 : Ballet de Novossibirsk / Barychnikov

[mizuko]

[本家より]

2010年の「エテ・ドゥ・ラ・ダンス」。　シャトレ座のスレッドで既にお知らせしていますが、本家にならい、単独のスレッドで更新していきます。

今年のフェスティバルの期間は、7月7日～24日。　ノヴォシビルスク・バレエが招聘カンパニーですが、そのほかに特別公演として、ミハイル・バリシニコフとアナ・ラグーナによる公演も行われるそうです。　7月15日～20日で、マッツ・エク、バンジャマン・ミルピエ、アレクセイ・ラトマンスキーによる作品のミックス・プロだそうですが、ただこちらはテアトル・ドゥ・ラ・ヴィルでの公演とのことです。

公式サイトに詳細が発表されています。
http://www.lesetesdeladanse.com/

バリシニコフとラグーナの公演 『Three Solos and a Duet』 については、こちら：
http://www.lesetesdeladanse.com/content/ana-laguna-mikhail-baryshnikov


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Le Festival Les Etés de la Danse de Paris　　2010年7月7日～24日

招聘カンパニー： ノヴォシビルスク・バレエ
ガラ公演／「バランシンの夕べ」／『白鳥の湖』／『ラ・バヤデール』
会場：　シャトレ座　Théâtre du Châtelet

ANA LAGUNA & MIKHAIL BARYSHNIKOV
« THREE SOLOS AND A DUET »
公演日： 2010年7月15日～20日
会場：　 le Théâtre de la Ville
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以下、シャトレ座のスレッドから転記しておきま～す。

[mizuko]

[本家より]

初日7月7日のガラ公演について、出演者とプログラムが発表されています。　オペラ座からルテステュとマルティネス、マリインスキーからノーヴィコワとサラファーノフ、ベルリンからセミオノワ、ボリショイからワシーリエフ、NYCBからバウダーとウルブリヒト、とかなーり盛り上がりそうですねー。　ポリーナはゼレンスキーと踊るのかもしれないですね。


SOIREE DE GALA

HOMMAGE AUX GRANDS CHOREGRAPHES RUSSES
avec la participation exceptionnelle de :

Igor ZELENSKY, Les Solistes et Le Ballet du Théâtre Académique de l'Opéra et du Ballet de Novossibirsk

Ashley BOUDER, New-York City Ballet
Agnès LETESTU, Opéra National de Paris
José MARTINEZ, Opéra National de Paris
Olesia NOVIKOVA, Théâtre Mariinski
Leonid SARAFANOV, Théâtre Mariinski
Polina SEMIONOVA, Staatsoper de Berlin
Daniel ULBRICHT, New-York City Ballet
Ivan VASSILIEV, Théâtre du Bolchoi


Programme :

CHOPINIANA, Fokine - Chopin

TARANTELLA, Balanchine - Gottschalk
CENDRILLON, Noureev - Prokofiev
TCHAIKOVSKI Pas de deux, Balanchine - Tchaikovski
LE CORSAIRE, Petipa - Falla
LE TRICORNE, Massine - Falla
LES FLAMMES DE PARIS, Ratmansky - Asafiev

LES DANSES POLOVTSIENNES, Fokine - Borodine


http://www.lesetesdeladanse.com/?q=content/spectacles

[mizuko]

[本家より]

『白鳥の湖』の公演は、7月15日には大スクリーンで中継されるそうです。　（スクリーンがどこに設置されるかは書かれていないのですが、public viewing があるということでいいんですかね。）

このノヴォシビルスクの『白鳥の湖』は、ゼレンスキーが改訂を手がける新プロダクション （美術と衣装はルイザ・スピナテッリ）で、本拠地では5月29日に上演されたそうです。　さらに、その5月29日にはエカテリーナ・コンダウローワが、6月1日の公演にはウラジーミル・シクリャローフが、マリインスキーから客演したとのことです。　新しい舞台セットと衣装は、7月のパリ公演のために移動させないといけないので、今月のノヴォシビルスクでの残りの公演は、古いほうのデザインのもので上演するのだとか。

[mizuko]

[本家より]

Etés de la Danse 2010 の一環として、のようですが、6月17日20時～ シネマテック・ドゥ・ラ・ダンスで、バリシニコフが出演している映像の上映があるそうです。　ひとつは、「バリシニコフ by サープ」（Push Comes to Shove を踊るミーシャが最高！です ）、もうひとつは、レオニード・マシーンも出演している 「À PROPOS DE LA GAÎTÉ PARISIENNE」 だそうなんですが、これについては存在を知りませんでした。。。　調べてもわからなかったです。

[mizuko]

[本家より]

ノヴォシビルスクの『ラ・バヤデール』 の初日、7月20日の公演に、ディアナ・ヴィシニョーワがニキヤ役で客演するようです。　ヴィシニョーワのサイトからの情報だそうで、ソロルはイーゴリ・ゼレンスキー。

http://www.vishneva.ru/eng/perform.php

[mizuko]

[本家より]

ノヴォシビルスクの公演には、ポリーナ・セミオノワの客演も予定されているようですね。　演目は、『白鳥の湖』。　7月15日の公演にゲストするそうです。


それと、JDD にミハイル・バリシニコフへのインタビューが載ってるそうですので、リンクをご紹介しておきま～す。
> Baryshnikov retrouve Paris, par Barbara Théâte (15/06/10)

[mizuko]

Les Etés de la Danse 2010 の特別公演、「アナ・ラグーナ＆ミハイル・バリシニコフ　～Three Solos and a Duet～」が、6/15～20に行われました。　本家のほうにはレビューがいくつか上がっています。　まずは、Haydnさんが写真をアップしてくれましたので、こちらにも。




ご覧になったHaydnさんは、2010年のベスト公演！と評してまして、特にバリシニコフによるソロの2作品が良かったそうです。　公演終了後の会場も、この二人の偉大なアーティストに熱狂的に喝采をおくっていたとか。　日本にも来てくれるといいですよね～。


THEATRE DE LA VILLE

du 15 au 20 juin 2010

ANA LAGUNA & MIKHAIL BARYSHNIKOV

dansent

« THREE SOLOS AND A DUET »

Chorégraphies de Mats Ek, Benjamin Millepied et Alexeï Ratmansky


Valse-fantaisie (Alexeï Ratmansky) / Years later (Benjamin Millepied) / Solo for Two (Mats Ek) / Place (Mats Ek)

http://www.lesetesdeladanse.com/content/ana-laguna-mikhail-baryshnikov

[mizuko]

[本家より]

それと、7月7日のガラ公演について、プログラムと出演者の詳細が発表になっています。

CHOPINIANA, avec les solistes de Novossibirsk
「ショピニアーナ」　ノヴォシビルスク・バレエ　ソリスト

TARANTELLA, avec Ashley BOUDER et Daniel ULBRICHT
「タランテラ」　アシュリー・バウダー、ダニエル・ウルブリヒト

LE TRICORNE, avec José Martinez
「三角帽子」　ジョゼ・マルティネス

CENDRILLON, avec José Martinez et Agnès Letestu
『シンデレラ』　ジョゼ・マルティネス、アニエス・ルテステュ

TCHAIKOVSKI Pas de deux, avec Olesia NOVIKOVA et Leonid SARAFANOV
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」　オレシア・ノーヴィコワ、レオニード・サラファーノフ

LE CORSAIRE, avec Polina Semionova et Igor ZELENSKY
「海賊」　ポリーナ・セミオノワ、イーゴリ・ゼレンスキー

LES FLAMMES DE PARIS, avec Elena Lytkina (Novossibirsk) et Ivan VASSILIEV
『パリの炎』　エレーナ・リツキナ （ノヴォシビルスク）、イワン・ワシーリエフ

LES DANSES POLOVTSIENNES (ballet de (Novossibirsk)
「ポロヴェツ人の踊り」　ノヴォシビルスク・バレエ

[mizuko]

[本家より]

Les Etés de la Danse 2010 に関連して、 la Cinémathèque (Paris) が7月10日と11日に "Flamboyante Russie" と題して、何本かのフィルムを上映するみたいです。

[mizuko]

[本家より]

Le Figaro に Ariane Bavelier による記事があります。　『ラ・バヤデール』の写真つき。

http://www.lefigaro.fr/musique/2010/06/29/03006-20100629ARTFIG00521-le-ballet-de-novossibirsk.php


なお、ロシア・バレエのスレッドでお知らせしましたが、ノヴォシビルスクの芸術監督であるイーゴリ・ゼレンスキーは、マリインスキー・バレエの『スパルタクス』（ヤコブソン）の初日（と5日）に主演が予定されているようで、それを終えてから、パリでの Etés de la Danse 2010 初日7月7日のガラ公演に駆けつける、ということになるんですかね～。　一応、ガラでの出演は『海賊』のパドドゥのみですが、芸術監督という責任者なわけですよね。　元気だわ。

[mizuko]

[本家より]

7月9日と10日のバランシン・プログラムについて、割引チケットの情報があるそうです。

[mizuko]

え～、こちらについても全く追いつけていないのですが・・・すいません。。。

オペラ座の『ドガ・・・』よりも、こっちの公演のほうが盛り上がっているようであります。
でもって、7日のガラ公演では、ノーヴィコワ×サラファーノフの『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』が大好評を博したようで、ダンソマニではちょっとしたフィーバー。　ノヴォシビルスク・バレエの公演への客演も決まったみたいです。　それも、この公演に。

最新の情報として入っていたのは：

7月14日　『白鳥の湖』　ノーヴィコワ×サラファーノフ
7月20日　『ラ・バヤデール』　ヴィシニョーワ×サラファーノフ

7/20については、ゼレンスキーに代わってということのようですね。
それと、ノーヴィコワ×サラファーノフについては、バランシン・プログラムにもチャイコで出演しているようです。

それから、7日のガラ公演では、オペラ座のヴァンサン・シャイエが『三角帽子』を踊ったそうです。　事前告知なしだったみたいですね。　ジョゼ・マルティネスの代わりにということになります。

[mizuko]

[本家より]

ノーヴィコワ×サラファーノフは、完全にパリの聴衆を魅了しているようですね。　もはや、大フィーバー。　『白鳥・・』の公演後は、スタンディング・オヴェイションだったそうです。　それとともに、このノヴォシビルスクの公演は大盛況の模様で、本家に寄せられているコメントをザザっと読む限りでは、大好評。　ダンサーたちへの評価も好意的なものばかりと言ってよいように思います。　ただ、もちろん、その逆の反応を示している方もいます。　ノヴォシビルスクは、ゼレンスキーが芸術監督になっているとはいえ、日本にはまだ来てないですよね？　来たとしても見るかどうかはわかりませんが （いろいろと都合があるじゃ～ん）、ゼレンスキー着任後に急成長を遂げているとも考えられますし （フランスの雑誌のインタビューによると、どうやら、ダンサーはかなり入れ替えたようです。）、何しろ未知のバレエ団なので、全く想像がつきません。

それと、1月のブベニチェクとドレスデンの俊英たち公演で来日していたエレーナ・ヴォストロティナが、ゲストとして『白鳥・・・』に主演したようです。　彼女も好評を博している様子です。　『ラ・バヤデール』にも出る予定。

Sophiaさんがプログラムと主要キャストをリストアップしてくれているのを貼り付けますね。

Le Lac des cygnes

Mardi 13 Juillet 20h : Elena Vostrotina (étoile du Semperoper de Dresden) et Roman Polkovnikov (premier soliste du Ballet de Novossibirsk)
Mercredi 14 juillet 15h : Ivan Kuznetsov et Natalia Ershova danseurs étoiles du Ballet de Novossibirsk
Mercredi 14 juillet 20h30 : Olessia Novikova et Leonid Sarafanov (étoiles du Mariinski de Saint-Pétersbourg)
Jeudi 15 juillet 20h : Polina Semionova (étoile du Staatoper de Berlin) et Roman Polkovnikov (premier soliste du Ballet de Novossibirsk)
Vendredi 16 juillet 20h : Olessia Novikova et Leonid Sarafanov (étoiles du Mariinski de Saint-Pétersbourg)
Samedi 17 juillet 20h30 : Elena Vostrotina (étoile du Semperoper de Dresden) et Roman Polkovnikov (premier soliste du Ballet de Novossibirsk)


La Bayadère

Mardi 20 juillet 20h : Diana Vishneva (étoile du Mariinski de Saint-Pétersbourg) et Igor Zelensky (directeur artistique du Ballet de Novossibirsk)
Mercredi 21 jullet 20h : Leonid Sarafanov (premier soliste du Mariinski de Saint-Pétersbourg) et Natalia Ershova (étoile du Ballet de Novossibirsk)
Jeudi 22 juillet 20h : Elena Vostrotina (étoile du Semperoper de Dresden) et Roman Polkovnikov (premier soliste du Ballet de Novossibirsk)
Samedi 24 juillet 15h : Elena Vostrotina (étoile du Semperoper de Dresden) et Roman Polkovnikov (premier soliste du Ballet de Novossibirsk)
Samedi 24 juillet 20h30 : Diana Vishneva (étoile du Mariinski de Saint-Pétersbourg) et Igor Zelensky (directeur artistique du Ballet de Novossibirsk)

[mizuko]

引き続き本家より、レビューをどどどっと。

Les Echo の記事。　バランシン・プログラムについて。
> Le Ballet qui venait du froid, par Philippe Noisette (12/07/10)

Rosita Boisseau による『白鳥の湖』初日のレビュー。　主演は、エレーナ・ヴォストロティナ Elena Vostrotina とロマン・ポルコフニコフ Roman Polkovnikov。
> Le Monde - Un ballet de cygnes qui va son train (15/07/10)

Le Figaro紙 Ariane Bavelier のレビュー。　『白鳥の湖』初日もご覧になったようですが、内容はガラについてが主で、ノーヴィコワ×サラファーノフを「完璧すぎる」と絶賛しています。
> Le Figaro - Le grand retour du Ballet de Novossibirsk (15/07/10)

こちらは、Nouvelobs.com に掲載されている Raphaël de Gubernatis によるもの。 ガラと『白鳥・・』の二日目（ノーヴィコワ×サラファーノフ）についてで、サラファーノフは「ロシアのバレエ教育の賜物」と、ノーヴィコワを "superb" と断言してます。> Le Nouvel Obs' - Un "Lac des Cygnes" venu de Sibérie (15/07/10)

ResMusica にもレビューが入っていますね。　どちらも Delphine Goater によるものですが、バランシン・プログラムとガラについてです。
> ResMusica - Soirée Balanchine [Paris] L’esprit de Broadway (11/07/2010)
> ResMusica - Gala du Ballet de Novossibirsk [Paris] Pluie d’étoiles (17/07/2010)



ところで、ノヴォシビルスクの劇場の舞台って、ボリショイ劇場のより広いようなんです。　一方で、シャトレ座は舞台が比較的狭いそうで、そこで『白鳥・・』や『バヤデール』を公演するとなると、ダンサーはちょっと苦労してるかもしれませんね。　まぁ、踊り方を工夫することである程度は対処できますし、それをするのがダンサーですけど。

[mizuko]

[本家より]

『ラ・バヤデール』初日のキャストは、ヴィシニョーワ（ニキヤ）、ゼレンスキー（ソロル）、コレゴワ（ガムザッティ）というマリインスキーの揃い踏みで、またまた大好評の様子ですね～。　公演の勢いはメジャーなマリインスキーのダンサーに引っ張ってもらっているとはいえ、ノヴォシビルスクのダンサーもしっかりと実力をアピールできているようです。　実際にご覧になった方によると、ボリショイともマリインスキーとも言えない踊り方だそうですが、ちょっと見てみましょう。　Culture Boxにレポートがアップされています。
> Culture Box - Le Ballet de Novossibirsk fait son été de la danse au Châtelet

こちらは、このエテ・ドゥ・ラ・ダンスのディレクター Valery Colin が TV5 Monde の番組に出演したときの映像です。　『ラ・バヤデール』の抜粋が見られます～。
> TV5 Monde - Interview de Valéry Colin

それから、これは『白鳥・・』のリハーサルを M6 がレポートしたものですが、今話題のノーヴィコワ×サラファーノフが踊ってます。
M6 - Cygnes du destin

France 2 のルポ映像もあるのですが、日本からは見られないのですかね。
France 2 - Un "Lac des Cygnes" venu de Sibérie au théâtre du Châtelet


いや、それにしても、女性ダンサーがすごい綺麗ですよね～。
あとですね、今回の公演は、オーケストラが素晴らしいのだそうです。　オーケストラはイル・ド・フランスですが、指揮者はロシアから来ていて、彼らの手腕によって、素晴らしい音が出ているそうです。