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Poster un nouveau sujet   Répondre au sujet    Dansomanie Index du Forum -> ダンソマニ 日本語バージョン- Dansomanie en Japonais
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mizuko



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MessagePosté le: Mar Juil 21, 2015 2:53 pm    Sujet du message: Répondre en citant

全幕物の新作 『現代の英雄』(ポソホフ) の初演を明日に控えているボリショイ・バレエ、既にご存知の方も多いかと思いますが、2年半前にセルゲイ・フィーリンが硫酸で襲われた事件とその後のボリショイの舞台裏を収めたドキュメンタリー映画が公開されるそうです。 ダンサーやスタッフ、上層部にまで肉迫し、事件後の混乱と彼らの芸術に対する強い思いを捉えているとか。 監督は、ニック・リード。

公開日は、2015年9月19日(土)。 Bunkamura ル・シネマほか全国の劇場で順次公開されるそう。 

公式サイト: http://bolshoi-babylon.jp/

プレスリリース: http://www.tfc.co.jp/news/data/20150709105333.pdf

記事はけっこう出てますが、その中から二つピックアップ。 ストーリーも紹介されているので、ご興味ある方はどうぞ。 

http://www.cinematoday.jp/movie/T0020238
http://www.fashion-press.net/news/17988


試写会も行われたみたいですんで、これからもっと出てくるかも。

PVの公開が待たれます~。


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mizuko



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MessagePosté le: Dim Oct 11, 2015 11:06 am    Sujet du message: Répondre en citant

久々の更新となりますが、気持ちをしっかり持って参ります。

さて、ボリショイのシネマシーズンが本日いよいよ開幕です~。 えーと日本に来るかどうかはまだわかってないと思いますが、とりあえず情報だけアップしておきますね。 キャストは、ザハロワ×ポルーニン! 今の時点で公式サイトに変更はないので、このまま行くと思いまっす。

Citation:
11 October 2015

Giselle, peasant girl
Svetlana Zakharova

Count Albrecht
Sergei Polunin

Hans, the gamekeeper
Denis Savin

Berthe, Giselle's mother
Anna Antropova

Bathilde, Albrecht's bride
Ekaterina Barykina

Duke, father to Bathilde
Alexei Loparevich

Wilfreed, count's armour bearer
Dmitry Dorokhov

Giselle's friends
Victoria Yakusheva
Nelli Kobakhidze
Anna Leonova
Olga Marchenkova
Anna Okuneva
Yanina Parienko

Myrtha, the Queen of Wilis
Ekaterina Shipulina

Two Wilis
Angelina Karpova
Ana Turazashvili

Peasant Pas de Deux
Daria Khokhlova
Igor Tsvirko

Conductor
Pavel Klinichev

( http://bolshoi.ru/en/performances/41/roles/#20151011180000 )



ジゼルの PV。 ザハロワもポルーニン登場しませんが、オブラスツォーワ、スタシュケヴィチ、カプツォーワ、オフチャレンコが役柄について話しています。 英語の字幕付き。



ロシアだから、映像とか出てきちゃうかしら~ Mr. Green


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mizuko



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MessagePosté le: Dim Oct 11, 2015 11:08 am    Sujet du message: Répondre en citant

一方、日本での公開が決まったのがロイヤル・バレエのシネマシーズン。 第1弾の 『ロミオとジュリエット』(マクミラン) は生中継はすでに終わってますが、日本での公開は11月7日(土) です!

公式サイト : http://roh2015jp.wix.com/cinemaseason
最新情報  : https://www.facebook.com/royaloperahouse.jp

Citation:
公開予定

ロイヤル・バレエ 「ロミオ&ジュリエット」
2015年11月7日公開(本国公演日:9/22)

ロイヤル・オペラ 「フィガロの結婚」 
2015年冬公開(本国公演日:10/5)

ロイヤル・バレエ 「Viscera/牧神の午後/パ・ド・ドゥ/カルメン」 
2016年公開(本国公演日:11/12)


ロイヤル・バレエ 「くるみ割り人形」  
2016年公開(本国公演日:12/16)

ロイヤル・オペラ 「椿姫」 
2016年公開(本国公演日:2/4)



2015秋より順次開幕!

TOHOシネマズ日本橋、TOHOシネマズららぽーと横浜、お台場シネマメディアージュ
TOHOシネマズ名古屋ベイシティ 大阪ステーションシティシネマ ほか


上映に関する詳しい情報はまだ出てないみたいですね。
それに公開が決定しているのも実際のロイヤルのシネマシーズンの半分くらいかしら。 なんとか全部やってほしい~。

http://www.roh.org.uk/cinemas

ちなみに 『くるみ・・』 以降のバレエの演目は:

2016/01/26 「ラプソディ」/「二羽の鳩」 (どちらもアシュトン) 
オシポワ、マクレー / カスバートソン、ムンタギロフ、モレーラ、平野

2016/04/06 『ジゼル』(ライト版)
マリアネラ・ヌニェス、ワディム・ムンタギロフ

2016/05/18 『フランケンシュタイン』(スカーレットによる新作)


ついでに公開が決まっている演目のキャストも書いておきますね!

2015/09/22 『ロミオとジュリエット』(マクミラン)
サラ・ラム、スティーヴン・マクレー

2015/11/12 「Viscera」(スカーレット)/「牧神の午後」(ロビンズ)/「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」(バランシン)/「カルメン」(アコスタ)
モレーラ、ヌニェス、平野 / ラム、ムンタギロフ / サレンコ、マクレー / ヌニェス、アコスタ、ボネッリ

2015/12/16 『くるみ割り人形』(ライト)
カスバートソン、ゴールディング、エイヴィス、ヘイワード、キャンベル


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mizuko



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MessagePosté le: Dim Oct 11, 2015 11:35 am    Sujet du message: Répondre en citant

[本家より]

ロイヤルのロミジュリの幕間の映像が公開されてますので、リンク貼り付けておきますね!

Behind the scenes during preparations for Romeo and Juliet
An introduction to Romeo and Juliet
Darcey Bussell and Donald MacLeary on the creation of Romeo and Juliet
Exploring MacMillan's Romeo and Juliet choreography
The corps de ballet rehearse Romeo and Juliet

それと、公開リハーサルの動画もどうぞ~。
https://youtu.be/MALa8HxDyeA

ケネス・マクミランのサイトには過去に録画されたリハーサルの映像もアーカイヴされてます。 エドワード・ワトソンとか、タマラ・ロホとリン・シーモアとか!
http://www.kennethmacmillan.com/ballets/all-works/1960-1966/romeo-and-juliet.html


スティーヴン・マクレーのロミオといえば、我々日本人にとっては吉田都さんの引退公演の時の素晴らしいロミオの記憶がありますけど、今回はあんまり評価が高くないみたいなのですよね。 ガーディアン紙のルーク・ジェニング氏によると、テクニックはすごいけど、キャラクターの造形が平面的、と。 その一方で、ティボルトを演じたギャリー・エイヴィスは、複雑なティボルトのキャラクターとその時々の感情を多面的に表現して場をさらっていたそう。 至極納得できる感じで、早く観たい~。
http://www.theguardian.com/stage/2015/sep/27/romeo-juliet-review-royal-ballet-gary-avis-tybalt-steals-the-show

こう書かれているロミオはどんなだったのかを確かめる意味でも日本公開は見逃せないかと思いまーす。


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MessagePosté le: Dim Oct 25, 2015 9:53 am    Sujet du message: Répondre en citant

嬉しいニュース! ボリショイのシネマ・シーズンが日本でも公開されることになったみたいです~。 が、Pathe Live が上映するのとはプログラムが微妙に違い、作品数も5作品。 11/8の 『ジュエルズ』(バランシン) と来年3/13の 『スパルタクス』(グリゴローヴィチ) は含まれてません。 ただ、この2作品は過去に録画されたものを上映するみたいですので大丈夫。 もう一つ 『くるみ割り人形』(グリゴローヴィチ) も Pateh Live では録画の上映となってますんで、日本での上映も録画されたものですかね。 Pathe Live よりも早い日にちになってます。 ともかく、生中継の作品は全部入ってますし、各作品1日限定の公開ですが1か月遅れくらいで見られそうというのが重要なのでありますよ。 個人的には、『椿姫』 とマイヨーの 『じゃじゃ馬馴らし』 があるのが嬉しい! 

ちなみに、日本での配給は Live Viewing Japan。 公開日もロイヤルのシネマ・シーズンとはしっかりずらしてくれてるみたいですねー。

さて、第1弾となる10月11日に生中継されたザハロワ×ポルーニンの 『ジゼル』 は、11月11日(水) の上映です。 既にチケット予約の受付が始まってますので、ご覧になりたい方はお早めに!


ボリショイ・バレエ in シネマ 日本公式サイト : http://bolshoi-cinema.jp/

<ラインナップ>

2015年11月11日(水) 『ジゼル』(グリゴローヴィチ) *生中継:2015年10月11日

2015年12月16日(水) 『くるみ割り人形』(グリゴローヴィチ) 録画?

2016年1月13日(水) 『椿姫』(ノイマイヤー) *生中継:2015年12月6日

2016年2月17日(水) 『じゃじゃ馬馴らし』(マイヨー)  *生中継:2016年1月24日

2016年4月20日(水) 『ドン・キホーテ』(ファジェーチェフ) *生中継:2016年4月10日


料金は一律 3,000円です。 イープラスかぴあでの販売。 劇場情報等詳しくは上記日本公式サイトへどうぞ!


<ご参考>
Pathe Live の公式サイト : http://www.pathelive.com/fr/saisons/ballet-du-bolchoi-2015-2016


ちなみに、10/11の 『ジゼル』 ですが、本家の感想や twitter で読んだところでは、ミルタを踊ったシプーリナがすっごく良かったみたいです~。 一方で、主役のザハロワは意見が分かれているところ。 劇場で見るのと違ってクローズアップが多いからだと思いますが、うら若い村娘には到底見えないというのが主な論点のようですね。 しかしそれより、なんかですね、2幕で激しく転倒するというハプニングがあったみたいで、しかも、なかなか起き上がらずに観客みな固唾を飲むというような状況が発生したようです。 そんなこともあって、本家はあんまり盛り上がってなかったです。 ポルーニンについてもそんなに感想が出てなくて~。 今回の日本での上映でもこのフィルムを使うのかどうか。 絶対ほかの日にも収録しているはずなので、どうですかねぇ。 観たいような、ハプニングなしのほうがいいような・・・。 確か DVD化も発表されてたと思いますので、そこも気になるところです。


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mizuko



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MessagePosté le: Dim Oct 25, 2015 10:08 am    Sujet du message: Répondre en citant

ついでに、ロイヤルのほうのシネマシーズンの日本公開日が更新されてましたので、お知らせします~。 公開も一週間やってくれるみたいですね。

http://roh2015jp.wix.com/cinemaseason
最新情報  : https://www.facebook.com/royaloperahouse.jp

2015年11月7日(土)~11月13日(金)
『ロミオとジュリエット』(マクミラン)
キャスト : サラ・ラム / スティーヴン・マクレー / ギャリ―・エイヴィス / アレクサンダー・キャンベル / 平野亮一
(本国生中継 : 2015/9/22)
http://roh2015jp.wix.com/cinemaseason#!romeoandjuliet/b8fji

2016年1月23日公開
「Viscera」 ほかミックス・プロ
キャスト : 「Viscera」(スカーレット)/「牧神の午後」(ロビンズ)/「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」(バランシン)/「カルメン」(アコスタ)
モレーラ、ヌニェス、平野 / ラム、ムンタギロフ / サレンコ、マクレー / ヌニェス、アコスタ、ボネッリ
(本国生中継 : 2015/11/12)

2016年2月6日公開
『くるみ割り人形』(ライト)
キャスト : カスバートソン、ゴールディング、エイヴィス、ヘイワード、キャンベル
(本国生中継 : 2015/12/16)


劇場情報は上記公式サイトへどうぞ!


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MessagePosté le: Dim Déc 06, 2015 9:20 am    Sujet du message: Répondre en citant

もうしっかり12月なので、若干いろいろと焦っております。 まさしく師走。

さて、欧州ではボリショイの 『椿姫』 のライヴ中継が本日行われます。 主演はスヴェトラーナ・ザハロワとハンブルグからのゲストでエドヴィン・レヴァツォフ。 レヴァツォフといえば夏のバレエフェスで日本にも大々的にお目見えしましたので、もう誰だかわかります。 ついでにガラでのはじけっぷりのイメージももれなくついてきます。 うぅ、困った。。。

マノンにアンナ・ティホミロワ、デ・グリューにセミョーン・チュージン、ガストンはロブーヒン、ムッシュ・デュヴァルがメルクーリエフ、N. 伯爵にロパーティンという脇も豪華なキャストです。

ボリショイの公式サイトから、現時点で発表されているキャストをアップしておきますね~。

Citation:
LADY OF THE CAMELIAS

After the novel of the same name by Alexandre Dumas

Choreography, Staging & Light: John Neumeier
Sets and Costumes: Jürgen Rose
Music Director: Pavel Sorokin

Repetiteurs: Kevin Haigen, Radik Zaripov, Janusz Mazon
Realization of Lighting Conception: Ralf Merkek
Assistant to Choreographer: Barbara Kurtz
Assistant to CostumeDesigner: Dominique Gay
Pianist in the pit: Pyotr Chukhnov

( http://www.bolshoi.ru/en/performances/713/ )


Citation:
6 December 2015

Marguerite Gautier
Svetlana Zakharova

Armand Duval
Edvin Revazov

Manon Lescaut
Anna Tikhomirova

Des Grieux
Semyon Chudin

Prudence Duvernoy
Kristina Kretova

Gaston Rieux
Mikhail Lobukhin

Nanina
Anna Antropova

Monsieur Duval
Andrei Merkuriev

Olympia
Daria Khokhlova

The Duke
Alexander Fadeyechev

Count N.
Vyacheslav Lopatin

Manon Admirers
Vladislav Kozlov
Artur Mkrtchyan
Apollinary Proskurnin

Manon Admirers
Sergei Zakharov
Yevgeny Sazonov
Ivan Semirechensky

Pianist on the Stage
Alexei Melentyev

Married couple
Yuri Ostrovsky
Irina Khachatryan (Yatsenko)

Auctioneer
Yegor Simachev

His Assistant
Roman Simachev

Conductor
Pavel Sorokin


( http://www.bolshoi.ru/en/performances/713/roles/#20151206180000 )






日本での公開は、2016年1月13日(水) です!


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mizuko



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MessagePosté le: Dim Déc 06, 2015 1:07 pm    Sujet du message: Répondre en citant

1月といえば、といっても末からですが、ロパートキナのドキュメンタリー映画も公開されますね~。

ロパートキナ 孤高の白鳥 (マレーネ・イヨネスコ監督)
http://lopatkina-movie.jp/

2016年1月30日(土)~ Bunkamura ル・シネマ
全国順次公開予定

予告編 : https://youtu.be/REkIheWOPZ0


このドキュメンタリーは実は Mezzo で昨年11月に放送されていて、その際ダンソマニでイヨネスコ監督へインタビューしています。 とても面白いインタビューなので、ご参考までにリンクを貼っておきますね~。

Interview / Film : Marlène IONESCO : LOPATKINA, LA DIVINE

ちなみに、このドキュメンタリーは2014年の白夜祭期間中に撮影されたもので、イヨネスコ監督は撮影前まで生の舞台でロパートキナを見たことがなかったそうですよ。 なお、白鳥が代名詞のようなロパートキナですが、ちょうど上演中だったこともあるとはいえ、ロパートキナの希望で彼女にとってとても重要なバレエである 『愛の伝説』 を中心に撮影されています。 『白鳥の湖』 や 『瀕死の白鳥』 は "なし" とロパートキナから申し出があったそうですが、ほんの一部、それもいつもとは違うロパートキナのイメージを示すものとして違う角度から捉えた映像を挿入しているそうです。

ちょうどマリインスキーの日本ツアーがあったところですので、とても興味深いですよね。


この撮影にはパリ・オペラ座が協力していて (出演者にルテステュや JG バールの名前があるのはそのためですね)、今年1月~3月にはオペラ座のブティックで DVD が販売されていたようです。 タイトルが « Ouliana Lopatkina, une étoile russe » ですので、まさしくこの映画ですね。
http://dansercanalhistorique.com/2015/01/03/parution-du-dvd-ouliana-lopatkina-une-etoile-russe/



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MessagePosté le: Jeu Jan 14, 2016 3:36 pm    Sujet du message: Répondre en citant

昨日はボリショイの 『椿姫』 が公開されましたね。 私は日本橋で観ましたが、満席でした。

ザハロワのマルグリットは美し~かったです。 この役に入れ込んでるのがよくわかる、まさしく入魂の演技でしたが、逆にこちらが入り込む余地がなかったですかね~。 それに、忙しない感じがしました。 でも、2幕のアルマン・パパに息子と別れるように説得された後のアルマンとのパドドゥはとても切なく悲しくて、すごくよかったです。

ハンブルグからゲストしたエドヴィン・レヴァツォフ。 ザハロワがかわいらしく見えるくらい身体が大きく、手もデカい! リフトも力強く易々とこなしてました。 しかし、踊るとどうも不器用な感じで、アルマンの不器用さと重なるって言ったら、まぁ、言えなくもないかもしれないですが、、、む、む、むずがゆい・・・。 ザハロワをあそこまで凝視すんもの、なぁ。 でも、ノイマイヤーが送り込んだだけあって、演技の運び方は非常に的確だったと思います。 忙しないザハロワの演技とテンポが合わないのに、まとまっていたのは、彼の力量かしらん。

ムッシュ・デュヴァルのメルクーリエフ、2幕と3幕の幕間に舞台セットのベンチに座って気持ちを作ってましたよね。 アルマン・パパには若過ぎますが、非常に難しい役どころを見事に演じていたと思います。。

マノンのティホミロワは、役柄の捉え方が表面的な感じがして、私はあまり好きではなかったです。 一方、デ・グリューのチュージンはよかったです~。 レヴァツォフと一緒に踊ったりしたら、ダンサーとしての技量とセンスの差が歴然でありました。

よかったといえば! プリュダンスのクレトワ! すっごくよかったし、魅力的でした。 ガストンのロブーヒンが演技が細やかで達者なのに初めて気が付きましたよ!

あと、N伯爵のロパーティンもよかったです~。 オランピアは存在感があまりなかったですな。

コールドはなんだかやたらと踊りにくそうでしたね。 それにスタイルが崩れちゃってるように見えて、常にオペラ座の記憶と比較しながら見ているような状態でした。

それから映像の取り方がですね、クローズアップがとにかく多くて、また、演出効果上、そこ映す?みないたところを映してたりとかで、かなーりイマイチでした。

今回もナビゲーターはカテリーナ・ノーヴィコワ。 作品が生まれた経緯や、ユルゲン・ローゼの衣装には細かな決まりがある等、ためになる解説も交えてくれるし、インタビューも良しです。 インタビューは、1・2幕の幕間はティホミロワ、2・3幕の幕間は振付指導のケヴィン・ヘイゲンでした。 ノイマイヤーがシュツットガルトで初演した後、ハンブルグに作品を持っていったとき、マルグリットはゲストでマリシア・ハイデが踊り、アルマンを踊ったのがケヴィン・ヘイゲンだったそう。 そのときに二人に合わせて 『椿姫』 も少し改訂され、今ボリショイで上演されているのはそのハンブルグでの版をベースにしているのだそうです。 また、今ではたくさんのバレエ団が 『椿姫』 を上演してますが、ノイマイヤーがハンブルグに行ってその後かなりの期間はほかのバレエ団での上演を許可していなかったのですって。 なるほど、それでか!


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MessagePosté le: Jeu Jan 21, 2016 5:34 pm    Sujet du message: Répondre en citant

さて、今週末からはロイヤルのミックス・プロが1週間限定での公開となりますねー。 上映スケジュールがちっとも出なくて、当日の予定が立てられず困ってましたが、やっと各劇場で発表になったようです。 今年のシネマシーズンは宣伝は頑張ってますが、具体的な情報がなっかなか出てこないですよね。

http://www.eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=460

「Viscera」 ほかミックス・プロ
キャスト : 「Viscera」(スカーレット)/「牧神の午後」(ロビンズ)/「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」(バランシン)/「カルメン」(アコスタ)
モレーラ、ヌニェス、平野 / ラム、ムンタギロフ / サレンコ、マクレー / ヌニェス、アコスタ、ボネッリ
(本国生中継 : 2015/11/12)

キャスト表は映画館の入り口で配ってくれると思いますが、横文字でもよい方は ROH のサイトから PDF でダウンロードすることもできますので、どうぞ~。
http://www.roh.org.uk/showings/carmenvisceraafternoon-of-a-fauntchaikovsky-pas-de-deux-live-2015

頑張ってる宣伝の一つとして、平野亮一さんのインタビューが二つ出てます。
http://ebravo.jp/archives/23617
http://www.chacott-jp.com/magazine/interview-report/interview/post-110.html

ほかいろいろな情報が載ってるのは公式サイトではなく facebook のほう。
https://www.facebook.com/royaloperahouse.jp

今回は試写会もあったみたいで、一般公募は初の試みではないかしら。 私は情報のキャッチが遅れて応募できませんでしたが、いずれにしろインフルエンザで倒れてましたから~。


え~、話を戻しますが・・・
カルロス・アコスタはこの 「カルメン」 をもってクラシックダンサーとしては引退。 その様子も入っているのかにゃ?




しかし、この 「カルメン」 は大不評で各評論家からこき下ろされてましたよね。 さて、では実際どうなのか、観てみたいと思います。


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MessagePosté le: Mar Fév 16, 2016 6:07 pm    Sujet du message: Répondre en citant

すっかりこんな時間になってしまいましたが、明日 (もう今日ですがな) はボリショイのマイヨー版 『じゃじゃ馬馴らし』 の上映日ですね。 キャストとクレジットのおさらいをしておきましょう~。 ボリショイの公式サイトから引っ張りますね!

http://www.bolshoi.ru/en/performances/714/

Choreographer: Jean-Christophe Maillot
Assistant to Choreographer: Bernice Coppieters
Set Designer: Ernest Pignon-Ernest
Costume Designer: Augustin Maillot
Assistant to Costume Designer: Jean-Michel Laîné
Lighting & Video Projection: Dominique Drillot
Assistant: Stefani Matthieu
Dramatist: Jean Rouaud
Répétiteurs: Yan Godovsky, Victor Barykin, Josu Zabala
Music Director: Igor Dronov


http://www.bolshoi.ru/en/performances/714/roles/#20160124180000

24 January 2016

Katharina : Ekaterina Krysanova
Petruchio : Vladislav Lantratov
Bianca : Olga Smirnova
Lucentio : Semyon Chudin
Hortensio : Igor Tsvirko
Gremio : Vyacheslav Lopatin

The Widow : Yulia Grebenshchikova
Baptista : Artemy Belyakov
The Housekeeper : Anna Tikhomirova
Grumio : Georgy Gusev

Maidservants :
Daria Bochkova
Anastasia Gubanova
Diana Kosyreva
Yanina Parienko
Ana Turazashvili
Daria Khokhlova

Servants :
Batyr Annadurdyev
Dmitry Dorokhov
Dmitri Zhuk
Alexei Matrakhov
Anton Savichev
Maxim Surov

Conductor : Igor Dronov




La Mégère apprivoisée / Version française




The Taming of the Shrew / English version


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MessagePosté le: Mar Fév 16, 2016 6:10 pm    Sujet du message: Répondre en citant

本家より、出演者たちへのインタビューを交えたボリショイのプロモビデオです。



Version française : Le Ballet du Bolchoï au cinéma saison 15-16 l EP 4 : LA MÉGÈRE APPRIVOISÉE



Version "internationale" en anglais : Bolshoi in cinema season 15-16 l EP 4 : THE TAMING OF THE SHREW



Version USA en anglais : Bolshoi in cinema season 15-16 l EP 4 : THE TAMING OF THE SHREW


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MessagePosté le: Mar Mar 15, 2016 3:15 pm    Sujet du message: Répondre en citant

ボリショイ・バレエの 『スパルタクス』 の上映が先週末にありました。 生中継ではなく2013年の収録で、日本では上映の予定はありません。 が、な~んと 全編が YT に出ています。 (Twitter で回ってきました~。 ありがとうございます!)

Pathé Live 発表のクレジットとキャストはこちら:

Choreography
Yuri Grigorovich
Music
Aram Kachaturian
Libretto
Yuri Grigorovich

Distribution
Mikhail Lobukhin (Spartacus)
Svetlana Zakharova (Aegina)
Vladislav Lantratov (Crassus)
Anna Nikulina (Phrygia)
The Bolshoi Corps de Ballet


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MessagePosté le: Mar Mar 15, 2016 3:20 pm    Sujet du message: Répondre en citant

それで!

ボリショイと言えば、先月のマイヨー版 『じゃじゃ馬慣らし』 は素晴らしかった! 遅くなりましたが、感想を書いておきまっす。 途中まで書いて半月も放置されていた。。。

このマイヨー版 『じゃじゃ馬慣らし』 はHaydn さんや Sophia さんたちは既にご覧になっていて、大変気に入ったらしく、特に Haydn さんはやたらと宣伝して持ち上げていたのですが、実際全編を目にする前、YTでちらっと見た限りではそんなでもないのになーと思っていた私。 しかしやっぱり全部見てみなければ、わかりません! これはボリショイの珠玉のレパートリーの一つとなるに違いない、良いところが見事に結集したすっばらしいプロダクションでした! クランコのじゃじゃ馬も大好きですが、もしかしたらマイヨーのほうが、同じくエンターテインメントを追及しつつも非常に繊細に深層心理を捉えているという点で、上を行くかもしれないとまで思いましたよ。 もちろんそれらを的確に見事に表現した主要キャストがあってこそで、改めてボリショイのダンサーたちの力量を発見した次第。 最初から最後まで興奮しながら見ていました。

かつてマイヨーがボリショイのダンサーと振付作業を行っていた時の苦労話をダンスマガジンで語っていましたが、この結果を見る限り、マイヨーの意図はしっかりと正確にダンサーに伝わっていたのだと感心しました。 マイヨーの人柄とコミュニケーションのスキル、受け取るボリショイのダンサーの、最初こそ頭が固かったかもしれませんが、ちゃんと受け入れて理解してそれを観客がわかるように表現できる優れた演技力、ボリショイのダンサーならではの力強くダイナミックなダンス、それを存分に生かした振付と構成力、現代的でちょっとキッチュなマイヨー作品の特色はそのままで、主要な登場人物の心理をしっかり描き出す力、これら全てが最良の形で混ざり合って、エネルギーに満ちた舞台を作り上げていました。 幕間に登場したマイヨーとフィーリンが興奮した様子でインタビューに答えていたのも納得です。 いや~、ほんとに素晴らしかった!

マイヨーがオリジナルキャストに合わせて振り付けていったというだけあって、もちろんそれぞれのキャラクターが演じるダンサーの個性にぴったり合っていたことは言うに及ばず、音楽に対する動きのリズムもその人に合ったもので、まさしくオーダーメイドといったところ。 そのせいか、ダンスと音楽の一体感もばっちりで、優れた音楽性が最大限に表出していました。 振付はかなり高度なテクニックを要求されるものでしたが、見ていて興奮しちゃうくらい皆さんすごいっ! 改めて彼らの実力を思い知らされましたよ。

そのダンスよりももっとうれしかったのは、演技がバレエバレエしたものではなかったこと。 とてもリアルで生き生きとしていたし、お互いや周囲との対話がちゃんと感じられるものでした。 それと、役柄の解釈について。 YTにアップされているインタビュー動画で主要キャストが各役柄を描写しているのですが、例えばカテリーナを踊ったクリサノワは 「カテリーナは内気な女性」 と評していたり、スミルノワが 「ビヤンカは傲慢」 と言っていたりしたのを最初はちょっと不思議に思ったのですが、それは表面上の振る舞いではなくその下にある本当の姿。 その両方が振付とダンサーの演技力によってちゃんとわかるように表現されていたのには驚きました。 ペトルーチオのキャラクターは、クランコのほうが好きだったりしますけど~。 単純にクランコ版のほうがかっこいいから♪

それから、狂言回し的存在の家政婦役を想像したのはよいアイデアと思いました。 踊ったティホミロワは、ザハロワ主演で映画館上映された 『椿姫』 のマノン役ではいいとは思わなかったのですが、この役はすっごくよかった! やっぱり個性に合っているということでしょう。

クリサノワ、スミルノワ、ラントラートフ、ほか皆さんほんとに素晴らしかった! この初演のベストキャストで映像に残ったのは大変喜ばしいことです。

マイヨーの 『じゃじゃ馬慣らし』 は、間違いなくボリショイの財産となるでしょう~。

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クレジット

『じゃじゃ馬ならし / The Taming of the Shrew』

出演:
カタリーナ: エカテリーナ・クリサノワ
ペトルーキオ: ウラディスラフ・ラントラートフ
ビアンカ: オリガ・スミルノワ
ルーセンシオ: セミョーン・チュージン
家政婦: アンナ・チホミロワ
ホルテンシオ: イーゴリ・ツヴィルコ
グレミオ: ヴェチャスラフ・ロパーティン
グルミオ: ゲオルギー・グセフ
バプティスタ: アルテミー・ベリャコフ

音楽 ドミートリイ・ショスタコーヴィチ
振付 ジャン=クリストフ・マイヨー
原作 ウィリアム・シェイクスピア
音楽監督 イーゴリ・ドロノフ
ボリショイ劇場管弦楽団
収録:2016年1月

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ボリショイ・バレエ in Cinema、次のプログラムは、2016年4月20日(水) 『ドン・キホーテ』(ファジェーチェフ) です。 欧州での生中継は2016年4月10日にありますので、また近くなったらキャスト表をアップしますね!


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mizuko



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MessagePosté le: Mar Mar 15, 2016 3:25 pm    Sujet du message: Répondre en citant

それから!

ウリヤナ・ロパートキナのドキュメンタリー映画 「ロパートキナ 孤高の白鳥」 はみなさんもうご覧になりましたでしょうか。 実は私は渋谷まで足を運ぶことができず、見られないうちに上映終了してしまいました。 ですが、そんな私みたいな人に朗報です! Bunkamuraル・シネマが、大好評につき、3/19 (土) からアンコール上映をしてくれるそうです~。 上映時間等詳細および最新情報は Bunkamura 公式サイトまで。

http://www.bunkamura.co.jp/topics/cinema/

全国の劇場情報は公式サイトにてご確認ください。

mizuko a écrit:
ロパートキナ 孤高の白鳥 (マレーネ・イヨネスコ監督)
http://lopatkina-movie.jp/

2016年1月30日(土)~ Bunkamura ル・シネマ
全国順次公開予定

予告編 : https://youtu.be/REkIheWOPZ0


このドキュメンタリーは実は Mezzo で昨年11月に放送されていて、その際ダンソマニでイヨネスコ監督へインタビューしています。 とても面白いインタビューなので、ご参考までにリンクを貼っておきますね~。

Interview / Film : Marlène IONESCO : LOPATKINA, LA DIVINE

ちなみに、このドキュメンタリーは2014年の白夜祭期間中に撮影されたもので、イヨネスコ監督は撮影前まで生の舞台でロパートキナを見たことがなかったそうですよ。 なお、白鳥が代名詞のようなロパートキナですが、ちょうど上演中だったこともあるとはいえ、ロパートキナの希望で彼女にとってとても重要なバレエである 『愛の伝説』 を中心に撮影されています。 『白鳥の湖』 や 『瀕死の白鳥』 は "なし" とロパートキナから申し出があったそうですが、ほんの一部、それもいつもとは違うロパートキナのイメージを示すものとして違う角度から捉えた映像を挿入しているそうです。

ちょうどマリインスキーの日本ツアーがあったところですので、とても興味深いですよね。


この撮影にはパリ・オペラ座が協力していて (出演者にルテステュや JG バールの名前があるのはそのためですね)、今年1月~3月にはオペラ座のブティックで DVD が販売されていたようです。 タイトルが « Ouliana Lopatkina, une étoile russe » ですので、まさしくこの映画ですね。
http://dansercanalhistorique.com/2015/01/03/parution-du-dvd-ouliana-lopatkina-une-etoile-russe/



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