Prix de Lausanne 2010 (26-31 janvier 2010)

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ローザンヌ国際バレエコンクール　2010


まだちょっと気が早いようにも思いますが、来年2010年1月に開催されるローザンヌ・コンクールについての情報です。

コンテンポラリー審査の課題作品については、ここ2年くらいはノイマイヤー作品のみだったと思いますが、来年はクリストファー・ウィールドンとCathy Marstonの作品とすることが発表されました。

ウィールドンは1991年のローザンヌ賞受賞者でもあり、二人とも若くして国際的に知られている振付家。　彼らの舞踊言語を習得することは、若い出場者たちにとって非常に有益であり、また、コンクール開催期間中には振付家本人もしくはアシスタントから直接指導を受けることが出来るそうです。

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コンクール出場のための登録および申込みの締め切りは、9月30日のようですね。
公式サイトには参加申込み要項などが、様々な言語でPDF化されています。医師の診断書とか、いろいろ提出する書類があって大変そうです。
Indo to candidates

クラシック課題曲（15歳、16歳対象）も既に出てまして、男子女子それぞれこんな感じです。

女子：　「ジゼル」ペザントのパドドゥからva、「ゼンツァーノの花祭り」、「コッペリア」1幕1場のva、「ラ・バヤデール」影の王国第1、第2、第3ソリストのva

男子：　「ジゼル」ペザントのパドドゥからva、「ゼンツァーノの花祭り」、「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」、「眠れる森の美女」より青い鳥のva、「白鳥の湖」パドトロワのva

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ローザンヌ・コンクールの創始者であるフィリップ・ブランシュバイグ氏へのインタビュー記事が、swissinfo.ch 日本語版に載っています。　1998年にコンクールの会長を辞任し、現在は舞台から引退したダンサーたちの第2の人生を手助けする仕事をなさっているそうです。　ブランシュバイグ氏がスイスの時計部品メーカーのCEOであったことは初めて知りましたが、ビジネスと組織の運営を知っている方だからこそ、ローザンヌ・コンクールが長きに渡って続いているのでしょうね。　また、ビジネスで日本を訪れる機会も多かったのだそうです。　日本人としてちょっと嬉しい話も含まれてますので、是非どうぞ！

Swissinfo.ch > ローザンヌ国際バレエコンクール 人生をダンサーたちに捧げて (2009/09/30)

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[本家より]

来年1月のローザンヌ・コンクールのポスター

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[本家より]

2010年の予選（ビデオ審査）通過者のリストが公式サイトで発表されています。
36ヶ国226人の応募者の中からローザンヌでの審査に参加することになったのは、女子38名＋男子43名の計81名。　このほか、アルゼンチンで行われたコンクール Danzamericaでラテン・アメリカの若いダンサーを対象に行った事前審査から2名、韓国でのコンクールの受賞者が2名（ビデオ審査は免除）、ローザンヌでの審査に進んでいるそうです。

日本からの参加者も大勢いますが、半数くらいは既に海外留学中のようですね。
リストは下記リンク先にあります。
> Selected candidates for Prix de Lausanne 2010


しっかし、この公式サイト、重すぎてたまりません。。。どうにかならないのかしら。

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[本家より]

審査員が発表になったようです。　2010年の審査員長は、フランク・アンダーソン。

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[本家より]

今年のローザンヌ・コンクールの決勝は、現地時間の1月31日（日） 15:00～です。

また、決勝では、今年は上海舞踊学校が1作品を、英国ロイヤル・バレエからリャーン・ベンジャミンとエドワード・ワトソンが『マノン』のパドドゥを踊ることになっているそうです。

ボリュー劇場では、決勝以外にも見ることができるようです。　チケットについては、ローザンヌ・コンクールの公式サイトでご確認いただくのが一番ですが、本家にsophiaさんがインフォメーションを提供してくださってますので、それを貼り付けておきますね

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[本家より]

今年はArteでの決戦の生中継はないようですね。　スイスのフランス語圏Vaud とFribourg向けのテレビ局 La Télé での放送はあるようです。　Arteだったらインターネットでも見られたんですが。

さて、コンテンポラリーの課題曲は、今年はCathy MarstonとChristopher Wheeldonの振付作品になっていますが、具体的な作品がわかりました。　出場者には事務局から曲と映像がCDとDVDで送られているそうです。　そこに収録されているとおりの曲と振付で踊ることになっています。


Variations Filles

- Cathy Marston - Caliban

- Cathy Marston - Libera Me

- Cathy Marston - Traces

- Christopher Wheeldon - Polyphonia

- Christopher Wheeldon - There Where She Loved


Variations Garçons

- Cathy Marston - Caliban

- Cathy Marston - Libera Me

- Cathy Marston - Captain Alving

- Christopher Wheeldon - Commedia

- Christopher Wheeldon - Continuum

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[Sophiaさんより]

コンテンポラリーの課題曲について、sophiaさんが少し詳しい内容をアップしてくれてますので、貼っておきましょう。　フランス語のままで御免。　文章を訂正しました。 (2010/01/19 )

Cathy Marston

Caliban (solo pour filles et garçons) - 2'8''
Extrait de Before the tempest… after the storm
Musique: Jules Maxwell, Before the tempest… after the storm, créé spécialement pour le ballet

Libera Me (solo pour filles et garçons) - 1'20"
Musique: Igor Stravinsky, Prélude de Requiem Canticles (CD: New London Chamber Choir/London Sinfonietta)

Traces (solo pour filles) - 1'45"
Musique: Yann Tiersen, "L’Arrivée sur L’Ile" (CD: Le Phare)

Captain Alving (solo pour garçons) - 1'43"
Musique: Dave Maric, "Captain Alving", de Ghosts, créé spécialement pour le ballet

Christopher Wheeldon

There Where She Loved (solo pour filles) - 1'25"
Musique : Frédéric Chopin, There Where She Loved (plage 5: What She Likes Op. 74)

Polyphonia (solo pour filles) - 2'15"
Musique: György Ligeti, Three Wedding Dances – Hopp ide tisztan (Complete piano music, volume 2)

Commedia (solo pour garçons) - 1'3"
Musique: Igor Stravinsky, Pulcinella Suite (V- Toccata Allegro)

Continuum (solo pour garçons) - 1'45"
Musique: György Ligeti, Musica Ricercata (Nr 10- Vivace Capriccioso - Pierre Laurent Aimard)

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クラシックの課題曲についても、とりあえずsophiaさんがタイプしてくれたものをこちらにも。　日本語は後程～

Variations classiques - Filles (15/16 ans)

- Giselle, solo du pas de deux des Vendangeurs, 1er acte

- Fête des Fleurs à Genzano

- Coppélia, variation de Swanilda, 1er acte, scène 1

- La Bayadère, 1ère, 2ème ou 3ème variation soliste du 2ème ou du 3ème acte (le Royaume des Ombres)


Variations classiques - Garçons (15/16 ans)

- Giselle, solo du pas de deux des Vendangeurs, 1er acte

- Fête des Fleurs à Genzano

- La Belle au bois dormant, l’Oiseau Bleu, 3e acte (version avec deux diagonales)

- La Fille mal gardée (Alexandre Gorsky)

- Le Lac des cygnes, solo du pas de trois, 1er acte


Variations classiques - Filles (17/18 ans)

- Giselle, variation de Giselle, 1er acte

- La Belle au bois dormant, variation d'Aurore, 3ème acte

- Don Quichotte, variation de Kitri du pas de deux

- Raymonda, variation de Raymonda, Tableau du Rêve, 1er acte

- La Bayadère, variation de Gamzatti du Grand pas de deux


Variations classiques - Garçons (17/18 ans)

- Giselle, variation du Prince Albrecht, 2ème acte

- La Belle au bois dormant, variation du Prince Désiré, 3ème acte

- Don Quichotte, variation de Basile du pas de deux

- Le Corsaire, variation du pas de deux

- La Sylphide (Bournonville - Lovenskjold), solo de James, 1er acte

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[本家より]

フランスからの出場者のNoëllie Coutissonさん（18才）が自己紹介をしているビデオです。　ダンソマニが撮影したものみたいですね。　ちなみに、ダンソマニのYou Tubeチャンネルに投稿されてます。


Noëllie Coutisson se présente!

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今年のDVD予選の通過者は、女子よりも男子のほうが多かったようですね。
Swissinfo.ch にそんな今年の傾向とコンテンポラリー課題曲についての記事がありましたので、貼っておきます～。

第38回ローザンヌ国際バレエコンクール 男子参加者が女子を上回る　（里信邦子 2010/01/18付）
http://www.swissinfo.ch/jpn/index.html?cid=8111526&rss=true

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[本家より]

1/31の決勝についてですが、以下のリンク先で配信されるそうです。　今は昨年のコンクールの映像で構成されたトレーラーが流れてます。　
http://www.prixdelausanne-live.com

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[本家より]

ローザンヌ・コンクールがいよいよ始まります。
昨年同様、今年もダンソマニは、sophiaさんが現地特派員としてローザンヌに赴いています。　sophiaさんは取材をするかたわら、コンクールの公式サイトのブログでも活躍中。　また、今年はスイスのテレビにも協力するようです。　すごいですね。

早速現地からレポートが届いていま～す。

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[本家より]

今年も出場者の中から選ばれた何人かがビデオ・ブログに登場します。　コンクール期間中ずっと更新されていくとのことです。　まだ始まってませんが、リンクをご紹介しておきますね。　ただ、このサイト、非っ常に重いです。 　あと、もちろん、日本語字幕はつきません～。

http://prixdelausanne.org/v4/index.php/fr/Videoblogs2010/