Voir le sujet précédent :: Voir le sujet suivant |
Auteur |
Message |
mizuko
Inscrit le: 16 Avr 2006 Messages: 14868 Localisation: tokyo
|
Posté le: Dim Jan 22, 2012 8:10 am Sujet du message: |
|
|
[本家より]
デンマーク・ロイヤル・バレエがパリで公演を行っているのと時期を同じくして、本国では王立劇場に対する予算削減のニュースが流れていたのですが、残念ながら、11人のダンサーがカンパニーを去ることになったようです。 Politiken.dk に記事が出ています。
http://politiken.dk/kultur/scenekunst/ECE1507873/balletten-skaerer-11-dansere-vaek/
同じ記事のグーグル翻訳英語版
ソリストの Jean-Lucien Massot、キャラクター・ダンサーの Jette Buchwald、コール・ド・バレエの Thomas Flindt Jeppesen の3人は現役引退ですが、補充はなし。
ソリストの Andrew Bowman と Lesley Culver、コール・ド・バレエの Mathilde Soe、Ditte Teildorf、Constantine Baecher、Ellen Green、Giorgia Minnella の7人は、解雇。
Cecile Lassen は怪我のためしばらく踊っておらず、それが理由での退職。
ニコライ・ヒュッベからの通達は突然だったようで、かなりの動揺と混乱があったみたいです。 記事には、解雇対象者は芸術監督の好みで決められたと書かれていますが、これについては、同じく記事にあるように、ダンサーの採用時でもそうであるように、バレエ界では当たり前のことなのです。
欧州のみならず世界中を襲っている経済危機が招いたことではあると思いますが、王立劇場でも予算削減の対象になるということを嘆くしかありません。
|
|
Revenir en haut |
|
chien en peluche
Inscrit le: 29 Oct 2011 Messages: 1882
|
Posté le: Dim Jan 22, 2012 8:10 pm Sujet du message: |
|
|
michiko a écrit: |
ところで、パリで、La source が再発見?されて話題になっていたので、ついでに書きますが、Bournonville の1854年の作品でa folk taleというのがあります。これも、アメリカツアーで踊っていましたが、内容が少しla sourceに似ているようです。やはりこれも途切れることなく伝統的に踊られてきた作品です。こちらのほうは来年1月19日から2月28日まで王立劇場で上演されます。 |
かなり反応が遅くなりましたが、先日、Dansomanieのご本家に付随している2005年のBournonvilleフェスティバルの際にa folk tale(Et Folkesagn)が上演されていて、その時、haydnさんが付けて下さっていたバレエの概要を読みました。michikoさまが仰るように、La Sourceと同様、「魔法の泉」が重要な役割を果たすようです。他にエルフやシルフィード、トロール(北欧の妖精)等が出て来たり、地下の世界(『ナポリ』では、海の中でした。)で、物語が展開するところは、とてもロマン主義バレエらしいです。ただ、最後がハーピー・エンドなのは、Bournonvilleらしさなのでしょうか。
バレエ団の人員削減は、大変、残念です。ご本家の情報を読んでいると、単に、不況のせいだけでもないようには思われますが、先日、渡仏した際、確かに、ヨーロッパも(国によって、事情は異なるとは思いますが)景気は良くないな、と言うのを肌で感じました。
|
|
Revenir en haut |
|
michiko
Inscrit le: 05 Avr 2011 Messages: 111 Localisation: Copenhague
|
Posté le: Mar Jan 24, 2012 11:31 am Sujet du message: |
|
|
王立劇場のサイトを読むと、今回の解雇は、裏表なく予算削減が原因です。
国からの援助が今後4年間のうち一億クローネ(日本円で約13億円)減少することは、少し前からわかっていたことです。
それをどう経費削減するのかが問題になっていました。
それでも、(最後の最後までアーチストたちは大丈夫だろう、、、と劇場内では思っていたのかもしれません。
パリツアー帰国翌日の解雇だったので、ダンサーたちはかなり動揺したようです。新聞にもありましたが、”民話”の舞台リハーサルも次々と中止になり、ハラハラしました。
でも、それは無事再上演されています。
王立劇場全体で81職が削減または解雇、内訳は、アーチスト計33人(オペラ関係19人、バレエダンサー11人、俳優3人) 舞台技術者18人、人事7人となっています。
一番悲惨だったのはオペラ部門で、昨日オペラ監督のイギリス人Keith Warnerは、経費削減への抵抗から辞職届を出したと今日の新聞にありました。
このように、今回の解雇で一番辛いのは芸術監督をはじめとする劇団幹部たちで、
世間では、「不況だから仕方ないだろう、、、」 というのが一般の意見かもしれません。
|
|
Revenir en haut |
|
michiko
Inscrit le: 05 Avr 2011 Messages: 111 Localisation: Copenhague
|
Posté le: Mar Jan 24, 2012 11:37 am Sujet du message: |
|
|
すみません、削減または解雇された人事関係者は7人ではなく30人でした。
33+18+30=81、、、今度はあってますね!
|
|
Revenir en haut |
|
chien en peluche
Inscrit le: 29 Oct 2011 Messages: 1882
|
Posté le: Ven Jan 27, 2012 5:12 pm Sujet du message: |
|
|
また、反応が遅くなりましたが、私が申し上げたかったのは、王立劇場を始めとして、文化予算が削減されていることの原因が、ただ、不況のせいだけなのか、と言うことです。ただ、その辺りをあまり深入りすると政治的な発言になり兼ねませんから、皆さまが楽しみでご覧になっているであろう、このようなサイトには相応しくないと思い、あまり、詳しく触れませんでした(ご本家では、かなり、喧々囂々、論争があることもありますが、その辺は、日本人とフランス人のメンタリティの違いもありますから、同じようには行かないと思いました。)。
はっきりさせておきたいのは、私自身は、芸術監督等、現場の責任を負っている当事者を批判する意図は全く、ございませんでした。彼らは、行政側から「〇〇人、減らせ。」と命じられれば、そうせざるを得ないでしょうし、納得行かなければ、Keith Warnerのように辞意を表明するしか、選択肢はないでしょう。
ともあれ、予定されていた公演が無事、行われていると言うことは明るいニュースで、少し、ほっとしております。
|
|
Revenir en haut |
|
michiko
Inscrit le: 05 Avr 2011 Messages: 111 Localisation: Copenhague
|
Posté le: Lun Mar 05, 2012 1:43 pm Sujet du message: |
|
|
今年の11月チボリ公園コンサートホールで初上演されるパントマイム劇場版”くるみ割り人形”の公開オーデションが昨日行われたようです。写真をご紹介します。
http://www.b.dk/billedeserier/noeddeknaekkeren-afholdt-aaben-audition
パントマイム劇場芸術監督Peter Bo Bendixen 演出、 女王マルグレーテ2世様の舞台衣装で話題になっています。
ちなみに、王立劇場のほうでは、今年のクリスマスシーズン、パントマイムのほうと重ならないようにか、2010年に好評だった”眠りの森の美女”が上演されるようです。
Dernière édition par michiko le Mar Avr 16, 2013 5:40 pm; édité 1 fois |
|
Revenir en haut |
|
mizuko
Inscrit le: 16 Avr 2006 Messages: 14868 Localisation: tokyo
|
|
Revenir en haut |
|
mizuko
Inscrit le: 16 Avr 2006 Messages: 14868 Localisation: tokyo
|
Posté le: Dim Mar 18, 2012 7:40 am Sujet du message: |
|
|
[本家より]
それと、少し以前に出ていたニュースですが、プリンシパルダンサーの Jean-Lucien Massot の引退公演が5月5日に予定されているそうで、プログラムが発表になっています。
Les Bras de Mer with Gitte Lindstrom and Jean-Lucien Massot
Agon with J'aime Crandall and Jean-Lucien Massot
Symphony in 3 movements with The Royal Danish Ballet
Onegin with Gudrun Bojesen and Jean-Lucien Massot
http://kglteater.dk/Aktuelt/Nyheder/Nyhedsarkiv/2012/Lulu%20danser%20af%20prm.aspx?sc_lang=en
Massot はフランス生まれのようですね。 10歳でアヴィニヨンのコンセルヴァトワールに入学、1989年にベルリン・ドイツ・オペラに研修生として入り、翌年に正式入団、1992年にソリスト昇格、1994年にプリンシパルダンサーとしてデンマーク・ロイヤル・バレエに入団しています。
|
|
Revenir en haut |
|
michiko
Inscrit le: 05 Avr 2011 Messages: 111 Localisation: Copenhague
|
|
Revenir en haut |
|
mizuko
Inscrit le: 16 Avr 2006 Messages: 14868 Localisation: tokyo
|
|
Revenir en haut |
|
michiko
Inscrit le: 05 Avr 2011 Messages: 111 Localisation: Copenhague
|
|
Revenir en haut |
|
mizuko
Inscrit le: 16 Avr 2006 Messages: 14868 Localisation: tokyo
|
Posté le: Lun Avr 23, 2012 3:18 pm Sujet du message: |
|
|
デンマーク・ロイヤル・バレエが2012-2013シーズンのプログラムを発表しました。 来シーズンのハイライトは 『ラ・バヤデール』 だそうで、これはニコライ・ヒュッベの演出で新しくレパートリーに入るようですね。 それと、ラトマンスキーが新作を振り付けるみたいで、演目はリムスキー=コルサコフ作曲の 『金鶏』。 『金鶏』 というと、オペラ=バレエとしてディアギレフが上演したとか、東京都庭園美術館のバレエ・リュスに関しての展示会 「舞台芸術の世界」 で見たナタリア・ゴンチャロワによる煌びやかな色彩の舞台デザイン画がすごく記憶に残っているというくらいです。
それから、ブルノンヴィル振付作品の再演として、「La Ventana」。 「ブリュージュの大市 The Kermesse in Bruges」 と同時上演が予定されているみたいですね。
あと、ニューヨーク・シティ・バレエの客演とアクラム・カーンによる 「Desh」 の上演があるようです。
まだ発表されたばかりでして、とりあえずはデジタルブックで来シーズンのパンフレットが見られますので、どうぞ~。 デンマーク語ですけど、タイトルは世界共通と公式ツィッターの方は言ってました。 バレエは62ページからです。
http://issuu.com/kglteater/docs/katalog2012
|
|
Revenir en haut |
|
michiko
Inscrit le: 05 Avr 2011 Messages: 111 Localisation: Copenhague
|
|
Revenir en haut |
|
mizuko
Inscrit le: 16 Avr 2006 Messages: 14868 Localisation: tokyo
|
Posté le: Lun Avr 23, 2012 4:25 pm Sujet du message: |
|
|
おぉ、早かったですか。 ツィッターの威力っす。
michiko さん、そのうち英語版も発表されると思いますが、デンマーク語で書かれているプログラムのタイトルを大雑把に解読していただけると嬉しいです。。。
『椿姫』、大好評だったんですねー!
|
|
Revenir en haut |
|
michiko
Inscrit le: 05 Avr 2011 Messages: 111 Localisation: Copenhague
|
|
Revenir en haut |
|
|