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NBS and the Tokyo Ballet
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Thes



Inscrit le: 22 Mai 2012
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MessagePosté le: Jeu Nov 18, 2021 8:20 pm    Sujet du message: Répondre en citant

mizukoさん、皆様

もう、既に10日余りが過ぎてしまいましたが、東京バレエ団の金森穣振付の新作「かぐや姫」を含むトリプルビル、2日間見てきました。

しばらく振りのベジャール「中国の役人」、多くが新キャストにも拘らず、グロテスクで異様なを雰囲気を見事に表出していました。
私がベジャールダンサーとして期待した大塚卓は、テクニックも素晴らしく何かにとりつかれたような役人を渾身の力で演じ、素晴らしい出来。
立派な木村さんの後継者が出来ました!
娘役は、大柄で異様な存在感抜群の宮川新太と、ちょっと色っぽさもある池本祥真。柄本弾の無頼漢は鉄板の存在感ですが、鳥海創の無頼漢は意外にダンディで、別の魅力でした。
このように、継承していけるのは、十市さんの力が大きいのでしょうね。

キリアンのドリ-ムタイムは、相変わらずの5人のパートナーシップが素晴らしく、難しい振りをそれと悟らせず、静かで美しい踊りを見せてくれました。

かぐや姫、どんなものになるのかと、興味津々でしたが、想像以上でした。
いろいろな工夫がありました。
飯田団長起用の翁、黒衣、場面に応じて海と森の精を演じる緑の精、かぐや姫が生まれ、成長し、舞台に登場するその仕方…などなど。
二組の主役キャストは、それぞれの持ち味で造形していました。
秋山瑛は、元気いっぱいのお転婆娘で、童児役の柄本弾はそれを包みこむようなような包容力を感じさせるし、足立真理亜と秋元康臣は、ソフトに優しく愛を交わします。
この関係が、どういう形で進展していくのか期待を持って見守りたいと思います。
東京バレエ団の魅力であるトウシューズでのコールドも美しいものでした。
特に、ユニゾンでなくカノンが多く取り入れられ、動きはダンサーにとってはそろえる事がなかなか難しいのではないかと想像されますが、風のそよぐようなイメージで、新鮮で美しい。
グランドバレエの誕生に立ち会えることにワクワクします。
ただ、それだけに、早くこの先の展開が知りたくて、知りたくて…欲求不満です(笑)。

3作品、それぞれ、充実した舞台でした。

まだご覧になっておられない方は、今週末、土曜日に金森穣さんの本拠地、新潟リュウトピアで上演されます。(ドリームタイムとかぐや姫のみ)
新幹線では、日帰りもできそうですね。

それぞれのキャストは下記でご確認ください。

6日キャスト  https://thetokyoballet.com/news/content-1.html
7日キャスト  https://thetokyoballet.com/news/117.html
(東京バレエ団サイトより)


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Thes



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Messages: 69

MessagePosté le: Sam Mai 28, 2022 8:12 pm    Sujet du message: Répondre en citant

Mizukoさん、皆様、ご無沙汰致しました。
いつも情報ありがとうございます。
本家の情報はmizukoさん頼りです。

もうすでに多くの方がご存知かと思いますが、東京バレエ団団長の飯田宗孝さんが、5月7日に、お亡くなりになりました。
ベジャールの作品を愛するものとしては、飯田さんの十八番のベジャール版「クルミ」のマジックキューピーがもう見られないかと思うととても残念ですし、来年の金森穣の「かぐや姫」全幕での翁の完成形も見る事が叶わず心残りです。
でも、残された者は、残された物を引き継いでいって欲しいです。
ベジャールが引用したこの言葉のように。
 “The show must go on!”
明日29日、目黒のバレエ団で献花式が行われるようです。(参加登録は締め切り済み)
飯田団長のご冥福をお祈りいたします。
詳細は下記。
https://www.nbs.or.jp/publish/news/2022/05/20220510-01.html
英語版
https://www.nbs.or.jp/english/news/20220510-01.html


話題は変わりますが、
先日、東京バレエ団のクランコ版ロミオとジュリエットの初演を見てきました。
今頃、気の抜けたビールのようなものですが、お暇な方は私の個人的感想を少し!(笑)

初めは初日のみチケット購入していたのですが、プロモーションビデオ見て、秋山x池本組の感情表現に惹かれ3日目購入、そして、2日目は主役以外同じキャストだからと買っていなかったのに、初日2幕終ってから、余りのすばらしさに2日目も見たくなり、追加購入!(笑)
結局3日間、濃密なバレエホリデーをすごしました。
印象に残った事を少し。
主役カップルはそれぞれの造形で、三様の魅力。
初日、沖、柄本組は柄本弾のサポートに沖香菜子の可憐な流れるような動きが美しく映え、パドドゥの素晴らしさが印象的。
2日目、足立、秋元組は美しく品のあるロミオと一途な幼さで恋につきすすんで行くジュリエット。
3日目は、細部まで考え抜かれた役作りの秋山、池本組。何故か二人の踊る場面より見つめあう場面が印象に残ります。
周りを取り巻く演者もそれぞれの工夫が感じられましたが、第一キャスト(初日、2日目)に一日の長。
宮川新太のマキューシオは、本人もあこがれの役との事で、命尽き果てるまで全力で、本家をしのぐ様な出来でした。
片手に剣持ちながら、もう一方の手での美しい側転(前転?)は圧巻!
非常に印象に残ったのは、ティボルトの安村圭太の存在感、気品があって、怖い!
貴公子で優しい大塚卓のパリス、ジプシーの平木奈子、美しく冷たい奈良春夏のキャピュレット夫人等、他にも印象に残ったダンサーは挙げるときりがないくらい。
ベテランも新人も演技巧者が多い東京バレエ団には、とても魅力的な作品がレパートリーに入ったと思います。
近いうちの再演をお願いしたいです。

出演者など情報は下記ご参照ください。
東京バレエ団「ロミオとジュリエット」 4月29日(金・祝)のキャスト
https://www.nbs.or.jp/publish/news/2022/04/429-4.html

東京バレエ団「ロミオとジュリエット」 4月30日(土)のキャスト
https://www.nbs.or.jp/publish/news/2022/04/430.html

東京バレエ団「ロミオとジュリエット」 5月1日(日)のキャスト
https://www.nbs.or.jp/publish/news/2022/05/51.html


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mizuko



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MessagePosté le: Sam Juin 04, 2022 11:56 am    Sujet du message: Répondre en citant

Thesさん、感想どうもありがとうございます! 今回のロミジュリは、2日目を見に行った友人もよかったと言っていました Very Happy


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Thes



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MessagePosté le: Ven Juin 24, 2022 5:15 am    Sujet du message: Répondre en citant

mizukoさん、いつもありがとうございます。

昨日、東京バレエ団のドン・キホーテ見てきました。

東京バレエ団での上野水香のドン・キホーテにおける最終舞台ということで、注目しました。
上野キトリ、当初は緊張のためか昔のはじけるようなテクニックが控えめに見えましたが、逆に自然に解き放たれたような印象を受けました。

そして、夢の場。
気品があり、優雅で、本当に美しいと思いました。
ドリアードの女王の中島映理子の優雅で大きな動きと対をなし、素晴らしい場面でした。
キューピッドの足立真理亜も、改めて魅力の再確認。
夢の場では、余り感動した事はなかったのですが、今回初めて心を揺さぶられました。
3人のドリアードを含め、コールドにも拍手!

そして、後半、最終へと盛り上がり、特に最後のグラン・パドドゥは、"美しく"完成され、回転、バランス、圧巻でした。
それが、何気なく自然に演じられていたのが驚きでした。
今まで見た中でも最高ともいえる出来でした。
そして、パートナーの柄本弾の功績も讃えなくてはならないでしょう。

その他、
エスパーダの秋元康臣、変わらない美しさ。
「流鶯」(何?って、知る人ぞ知るです!)の面影ちらほら…。
えっ、逆でしたね!(笑)

伝田メルセデス、政本ジプシーの女、サンチョをはじめキャラクテールの面々。
闘牛士たち、ジプシーの迫力ある踊り。
隅から隅まで、休むことなく演技し踊っているコールドに称賛。

東京バレエ団が十八番としているこの演目はワシリエフ版で、休憩1回、2時間余の中にダンスがぎっしり詰め込まれ、見る方も息つく暇がありません。
とても良くできたヴァージョンだと思います。

今晩は、「流鶯」秋元康臣がバジルです。
あと3日、最終日は上野水香のドンキ最後の公演。
良かったらどうぞ。

配役は下記東京バレエサイトでご確認ください。
https://thetokyoballet.com/news/623.html


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mizuko



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MessagePosté le: Dim Juin 26, 2022 11:20 am    Sujet du message: Répondre en citant

Thesさん、感想どうもありがとうございます Very Happy
東京バレエ団は、ロミジュリ、ドンキといい舞台が続いているようですね!


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Thes



Inscrit le: 22 Mai 2012
Messages: 69

MessagePosté le: Sam Juil 23, 2022 2:44 pm    Sujet du message: Répondre en citant

mizuko さん、皆さん、

一つ前のコメントで、流鶯に言及しましたが、流鶯とは、ジョージ朝倉氏のマンガでバレエに魅せられた主人公の中二男子潤平の憧れである天性の才能に恵まれた若きダンサー。
私は、読んでないのですが、アニメ化するにあたり、東京バレエのダンサーが協力し、その流鶯をモーションキャプチャーで演じたのが秋元康臣でした。
アニメを見て、なるほど、動きの特徴が表現されていると思い、思わず書いてしまいました。
後日、秋山・宮川組の感想を書こうと思っていたので、その時種明かしのつもりが、忙しさに紛れ、遅くなってしまって、御存じなかった方には失礼致しました。

秋山・宮川組のドンキも素晴らしい舞台でした。
二人共テクニックは文句なし、その上、お茶目なキトリと、意外(?)に爽やかで思いやりの感じられるバジルに、新しいドンキ像を見ました。


そして、時間がないので、東京バレエつながりで、もう一件。
今日、ベジャールガラ、見てきました。
ベジャール好きにはたまらないプログラム。
このコロナ禍に明るい未来を感じさせてくれるような「ギリシャの踊り」
不安定な世の中に、戦いからは何も生まれないという事を象徴的に教えてくれる「ロミオとジュリエット」
独自の世界観を動きで表出する「バクチⅢ」
9年ぶりの上演の「火の鳥」
どれもこれも、良く統率(動きが同じという意味でなく、音が、動作があっていると言う意味で)されて、圧巻!

私は、明日も行くのですが、まだ席も空いているようでしたので、迷っている方、時間のある方は是非どうぞ!
ベジャールのクラシックを基礎にした古くて新しい作品、おたのしみになれるのではないかと思います。

3日間の主な配役は下記でご確認ください。
明日24日は、朝に当日の配役として詳しく発表されます。
https://thetokyoballet.com/news/post-357.html

急いだので、乱筆乱文お許し下さい。


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mizuko



Inscrit le: 16 Avr 2006
Messages: 14860
Localisation: tokyo

MessagePosté le: Lun Juin 12, 2023 1:44 pm    Sujet du message: Répondre en citant

第33回<バレエの祭典> プレミアム・シーズンが発表されました! オペラ座の来日公演は、白鳥とマノン!だそうですっ Very Happy

https://www.nbs.or.jp/saiten/lineup/

Citation:
第33回 シーズン・ラインナップ

1 パリ・オペラ座バレエ団 2024年日本公演
「白鳥の湖」、「マノン」 2024年2月

2 第17回世界バレエフェスティバル Aプロ/Bプロ
2024年8月

3 モーリス・ベジャール・バレエ団 2024年日本公演
モーリス・ベジャール振付「わが夢の都ウィーン」、ミックス・プログラム 2024年9月

4 シュツットガルト・バレエ団 2024年日本公演
ジョン・ノイマイヤー振付「椿姫」ほか 2024年10~11月



特典がかなり豪華です!
オペラ座来日公演の舞台稽古とか、バレエフェスのクラスレッスン見学会、出演者を交えたパーティなんかもあります。それと、バレエフェスについては「<ガラ公演>のチケット優先購入」とあるので、つまり、ガラがあることは織り込み済みってことですね。

だいぶコロナ禍が明けたことを感じますね~。


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