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Eva Evdokimova passed away...

 
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mizuko



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MessagePosté le: Lun Avr 06, 2009 7:24 am    Sujet du message: Eva Evdokimova passed away... Répondre en citant

訃報: エヴァ・エフドキモワ 逝去


既に本家でも告知があり、またいくつかのフォーラムやブログさんで取り上げられているのでご存知の方も多いと思いますが、大変悲しいニュースです。

1980年代前後に国際的に活躍していたダンサー、エヴァ・エフドキモワが、4月3日ニューヨークにて逝去されました。 享年60歳。 がんを患っていたとのことです。

エフドキモワは日本でもとても人気が高く、また来日の機会も多かったと記憶しています。 ダンサーとしては1980年代を挟んで何度も来日し、世界バレエフェスティバルの常連でもありました。 ダンサーを引退後はつい最近まで日本でもワークショップを開いていたと思います。


文章がまとまらないので後で追記いたしますが、まずは、心よりご冥福をお祈りいたします。


New York Times紙に記事が出ましたので:
Eva Evdokimova, Ballerina, Dies at 60
http://www.nytimes.com/2009/04/06/arts/dance/06evdokimova.html




Dernière édition par mizuko le Mar Avr 07, 2009 6:28 am; édité 1 fois
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mizuko



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MessagePosté le: Mar Avr 07, 2009 6:26 am    Sujet du message: Répondre en citant

続きです。 上の文章も少し訂正しました。


(以下のバイオグラフィーの一部は、Ballet Talk等を情報源にしています。)
エヴァ・エフドキモワは、1948年12月1日、父をブルガリア人、母をアメリカ人としてジュネーヴに生まれました。 エヴァはアメリカ国籍です。 子供時代を過ごしたミュンヘンでバレエ教育を受けはじめ、その後ロンドンのロイヤル・バレエ・スクールへ入学。 デンマーク・ロイヤル・バレエでキャリアをスタートさせます。 1969年にベルリン国立バレエへソリストとして移籍し、1973年~1985年はプリマ・バレリーナとして活躍。 1985年以降はフリーランスだったようです。 また、1970年にはヴァルナ国際バレエコンクールでアメリカ人として初めて金賞を受賞しています。 ヌレエフは好んでエヴァをパートナーとして踊っていました。 ペーター・シャウフスとも踊ることが多く、シャウフスと共に来日することが多かったと思います。 様々なバレエ団へ客演し、文字通り国際的に活躍していました。 晩年の拠点はニューヨークで、主に教師としてクラスを教えていたそうです。 オープン・クラスを受け持っていて、私の友人もクラスを受けたことがあって、50歳を過ぎてもなお美しかったと言っていました。


エフドキモワは背が高く、170cmくらいだったと思います。 今ではめずらしくはありませんが、30年位前は(背が)高すぎると言われていました。 叙情的なダンサーと言われることが多いですが、大変なテクニシャンで、かつ細かいジャンプも非常に軽くて繊細で、また身体も完璧にコントロールされているという類まれなダンサーでした。 足の甲も高かった。

(話はそれますが、その頃、批評家のどなたかが、舞台で踊るバレエダンサーとして理想的な背丈と書かれていて、その頃私としては甚だ疑問符、でしたが、その後ギエムにしてもゲランもピエトラガラもこのくらいの背のダンサーが続いて登場して、当たり前になりましたし、やはり見栄えという点では理想的のように思うに至っています。 でもやはり男性は大変。)

シルフィードやジゼル、白鳥など、バレエ・ブランにおいてもっとも賞賛を受けていますが、本当にその通りで、エフドキモワのシルフィードはこちらが震えてしまうほど素晴らしく、極めつけと言えます。 ペーター・シャウフスとの映像がどこかに収録されていたと思いますが(第2幕だけでスタジオ撮影されたもの。あれ?これはフラッチだったかな。)、とりあえずはYou Tubeでも見ることが出来ます。 ふわふわととても軽く、繊細でエレガントでチャーミングで、とにかくすごい!です。 You Tubeには他に、『パ・ド・カトル』(フラッチ、アロンソ、テスマー)と『ジゼル』もありました。 彼女の踊りを観たことがない方は、是非ご覧になってください。 いかに素晴らしいダンサーであったか、一目瞭然です。 リンクを貼っておきます。

http://www.youtube.com/results?search_type=&search_query=Eva+Evdokimova&aq=f

あまり映像は残っていないのですが、他にも確かヴァルナ国際コンクール(だと思う)出場時のリハーサル映像をどこかで見た記憶があります。 けど、どこだったか思い出せません~。 あ、「ブフォネスのドキュメンタリー」という書き込みを(これも)どちらかで目にしたので、それですかね。


私は、エフドキモワの舞台は、世界バレエフェス等で何度か観たことがありますが、断片的なイメージしか記憶に残っていないのです。(何てこと!) 最後に見たのは、1994年のやはり世界バレエフェスでの『瀕死の白鳥』だったと思います。 悔しいことにうっすらとした記憶しかないのですが、舞台以外ではっきりと思い出せることがありまして・・・ エフドキモワはこのときはA・Bどちらかのプログラムのみの出演で、もう一方のプログラムが上演されていたとき、会場に観に来ていらしたのです。 ロビーで何人か(ラッキーなことにその時はそんなに大勢ではなかった。)の観客に囲まれていたところへばったりと出くわし、私もサインをいただいた(はず)と思います。 朱色の袖なしのワンピースにハイヒール、大きなつば付きの帽子を被って立っていたエフドキモワ。 この時の私といえば、「わ~、顔が小さ~い」とか、「背が高~い」とか思いながら、上から下までじろじろと観察していたのではないかと思います。 日本人とは違い、すごく立体的な身体つきをしていて、帽子のしたから見えるお顔は、造作がはみ出ている・・・といった印象。(正直に述べたまでです。) でも、すごく存在感があって、身体からバリヤーみたいなものが発せられているような感じを受けました。 それは光り輝くオーラとは違ったもので、スターであるのにとても物静かだったのです。 Ballet Talkの書き込みを読むと、とても繊細な方だったようですので、今では納得できます。

日本では彼女が踊った『海賊』のヴァリエーションも、バレエを習っている生徒たちに大きな影響を与えたと思います。 オレンジ色のシフォンドレスの衣裳と共に、コンクールなどではまさしくブームとなってました。 それまではシフォンドレスで海賊のvaを踊るのは稀だったのです。 このヴァリエーションは、今では全くと言っていいほど見かけなくなりましたが、80年代当時のコンクールで『海賊』のvaといえば、エフドキモワのものが主流となったほどです。 音楽は今もよく目にする4つくらいのバージョンのどれとも違うもので、振付も当然全く違います。 正確に誰の振付かは存じませんが、こんな感じです: 上手奥から走って出てきてジュテアントルラッセ→アンデオール(・ピルエット)からアラベスクを繰り返して始まるバージョン。 最後は大きく反り返るグラン・パ・ド・シャを左右左→ピケ(だったかな?シェネ?)×3回→アラベスクで終わる。  1980年代後半に中村かおりさんや渡部美咲さんがローザンヌで踊って受賞してますので、ご覧になったことがある方もいらっしゃるかと思います。 私はこれが踊りたくって、よく勝手に練習してました。


6月末に世界バレエフェスティバルの秘蔵映像の上映会が予定されていますが、是非ともエフドキモワの映像も公開してほしいと思います。 数多く出演してくださいましたので、たくさんあるはず。 昨夜プログラムを確認したのですが、なんと、イレールと踊った回もあったのです!(何故覚えていないのだ~、わたしゃ。) 1991年で、ライモンダ(Aプロ)、眠り(Bプロ)、ラ・シルフィード(ガラ)です。 また、上映会の映像リストにある1985年のパトリック・デュポンのドンキ(相手役はルディエール)ですが、この回はエフドキモワもシャウフスとドンキを踊っています。


それにしても、これは本当に驚きと悲しみのニュースでした。 60歳とはあまりにも若すぎる。 教師としても慕われていたと思いますので、とても残念です。

心より哀悼の意を表したいと思います。



ご参考までに:

本家にあったニュース記事 (ドイツ語)
http://www.sueddeutsche.de/953382/424/2831541/Lady-in-Weiss.html

Ballet Talkから
http://www.n-tv.de/1132410.html

その他
BOSTON BALLET: EVA EVDOKIMOVA IN 'QUIXOTE' (1983/01/22)
http://www.nytimes.com/1983/01/22/arts/boston-ballet-eva-evdokimova-in-quixote.html


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mizuko



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MessagePosté le: Lun Avr 27, 2009 2:16 pm    Sujet du message: Répondre en citant

本日発売のダンスマガジン 2009年6月号のWorld Topicsに記事がありました。
ダンスマガジン 2006年12月号に三浦雅士氏とのインタビューが掲載されているそうです。
http://www.shinshokan.jp/pub/normal/2731.html


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