Mariinsky, Bolshoi, Russian Ballet News

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同じくモスクワのこちらはスタニスラフスキー・バレエのニュースです。

セルゲイ・ポルーニン主演でロシア初演となったマクミラン振付 『マイヤリング』（うたかたの恋） が、3月22日についに初日を迎えました！　The Arts Desk に Natalie Wheen による詳細なレビューが掲載されています。　2ページに渡るものでまだ全部は読めてないのですが、ともかくポルーニンは驚異的に素晴らしかったみたいです。

http://www.theartsdesk.com/dance/theartsdesk-moscow-sergei-polunin-triumphs-mayerling


動画がもう出てますよ。　背筋が寒くなるようなルドルフです。
http://youtu.be/uWNw_e204RE


キャストはこちら。　イーゴリ・ゼレンスキーもルドルフを踊ります。
http://www.stanmus.com/performance.html?id=87

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[本家より]

7月29日～8月17日のボリショイ・バレエ　ロンドン公演の主演キャストが発表されています。　Facebook page から！

Le Lac des cygnes　『白鳥の湖』

29 juillet : Svetlana Zakharova / Alexander Volchkov
30 juillet : Maria Alexandrova / Ruslan Skvortsov
31 juillet : Ekaterina Shipulina / Semyon Chudin
1er août : Ekaterina Krysanova / Artem Ovcharenko
10 août (M) : Kristina Kretova / Dmitry Gudanov
10 août (S) : Maria Alexandrova / Ruslan Skvortsov
14 août : Maria Alexandrova / Ruslan Skvortsov
15 août : Olga Smirnova / Semyon Chudin


La Bayadère　『ラ・バヤデール』

2 août : Svetlana Zakharova / Vladislav Lantratov / Maria Alexandrova
3 août (M) : Evguénia Obraztsova / Alexander Volchkov / Anna Tikhomirova
3 août (S) : Olga Smirnova / Semyon Chudin / Ekaterina Krysanova


La Belle au bois dormant　『眠れる森の美女』

5 août : Nina Kaptsova / Artem Ovcharenko / Ekaterina Shipulina
6 août : Svetlana Zahkarova / Ruslan Skvortsov / Olga Smirnova
7 août : Evgenia Obraztsova / Dmitry Gudanov / Ekaterina Shipulina
8 août : Ekaterina Krysanova / Semyon Chudin / Olga Smirnova
9 août : Svetlana Zahkarova / Ruslan Skvortov / Ekaterina Shipulina


Joyaux　『ジュエルズ』

12 août :
Emeraudes
Evgenia Obraztsova / Vladislav Lantratov
Anna Tikhomirova / Karim Abdullin
Rubis
Ekaterina Krysanova / Dmitry Gudanov / Ekaterina Shipulina
Diamants
Svetlana Zakharova / Alexander Volchkov

13 août :
Emeraudes
Nina Kaptsova / Dmitry Gudanov
Ekaterina Shipulina / Ivan Alexeyev
Rubis
Kristina Kretova / Andrei Merkuriev / Yulia Grebenshchikova
Diamants
Olga Smirnova / Semyon Chudin


Les Flammes de Paris　『パリの炎』

16 août : Natalia Osipova / Ivan Vasiliev
17 août (M) : Ekaterina Shipulina / Alexander Volchkov
17 août (S) : Maria Alexandrova / Andrei Merkuriev


チケット予約は、4月9日からです。


The Arts Desk でも記事と一緒にキャストを掲載しています。　一箇所違うだけで、あとは同じです。 （8月6日の眠りのリラの精、FB はシプーリナだが The Arts Desk ではスミルノワ）

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[本家より]

ボリショイ関連ニュース。　ちと遅くなりましたが・・・

4月4日に81歳の誕生日を迎えたピエール・ラコット、その際ボリショイの facebook に掲載されたインタビューで、『マルコ・スパーダ』 をボリショイで上演することを話しているそうです。

インタビューで、ラコットはまず、セルゲイ・フィーリンに対するお見舞いを述べています。　フィーリンは 『ファラオの娘』 でラコットと仕事をしていますし、スタニスラフスキーの芸術監督だった頃、ラコットの 『ラ・シルフィード』 をレパートリーに加えていますので、ラコットとは絆があるのです。　フィーリンはボリショイにもっとフランスのバレエを取り入れたいと考えているようで、ラコットに 『マルコ・スパーダ』 を提案したみたいですね。　『マルコ・スパーダ』 はDVD化もされていますが （見たいんですよね、これ）、1979年にラコットがローマ・バレエに振り付けた全幕物の作品で、ルドルフ・ヌレエフとギレーヌ・テスマーの主演で初演されています。　ラコットはボリショイ版として改訂するようです。　衣装は既に用意されていて、4月末には Anne Salmon によりボリショイでのリハーサル開始、初演は11月8日だそうです。

キャストは現在のところ未定ですが、ラコットはお気に入りのダンサーたち、スヴェトラーナ・ザハロワ、マリア・アレクサンドロワ、エフゲーニャ・オブラスツォーワ、ニーナ・カプツォーワ、オルガ・スミルノワ、らを起用したいと考えているようです。

また、インタビューではラコットがパリ・オペラ座バレエ学校設立300周年記念ガラで披露する新作 Célébration にも触れていて、この抜粋を5月22日にモスクワで開催されるブノワ賞のガラ公演で上演するそうです。　ラコットは今年のブノワ賞で功労賞を受賞することになってるのだとか。　踊るのは、リュドミラ・パリエロとピエール＝アルチュール・ラヴォー。 （"Rameau" になってて、さらに エトワールと書かれてるらしいですが。 あは。）

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[本家より]

続いて参ります。

デニス・マトヴィエンコが、久々ですかね、ボリショイに戻って、4月27日、「スパルタクス」 を踊ることになってます。
http://www.bolshoi.ru/en/performances/47/roles/#20130427190000

ちなみに、4/25からの 「スパルタクス」 では、デニス・ロドキンがスパルタクス役で、ヴラディスラフ・ラントラートフがクラッスス役で、マリア・ヴィノグラードワがフリーギア役で、それぞれ役デビューすることになってるようです。

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マトヴィエンコといえば、先日 twitter でお知らせしましたが、キエフ・バレエの芸術監督を "解雇" されたというニュースがあったのです。　しかし、実際には "解雇" ではなく、そもそも芸術監督の契約がきちんと成立してなかったらしく、それに気づいたマトヴィエンコが劇場側に確認して判明したのだそうです。　マトヴィエンコはもちろん快くは思っていません。　現在は芸術監督ではなく、公式サイトでは所属ダンサーとしてソリストと同列の扱いなのだとか。

http://www.gramilano.com/2013/04/denis-matvienko-is-fired-as-artistic-director-of-the-kiev-ballet/

マトヴィエンコがこの事実に気づいたのは今年2月、『ラ・バヤデール』 の初日を控えていたことからすぐには何も言わず、しばらくしてから劇場に確認したそうです。　すると、11月に交わした契約書にはサインがなかったとわかり・・・。　この間、マトヴィエンコは芸術監督として仕事をしていたわけで、ひどい不正行為だと批判しています。

全くもってひどい話ですが、劇場側が非を認めてすぐに改めて契約しなおすということもしてないのですかね。


本家には Gazeta にロングインタビューが載っているという情報がありますが、ロシア語。　（ウクライナ語？）　ちょっと解読している暇がないので、続報を待ちたいと思います。

あ、なんか、ツィスカリーゼがまた何か言ってるみたいですよ。　ちょうどキエフにいたとかなんとかで。

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[本家より]

既に時間切れで詳しくは書けないのですが、昨日4月21日に行われたスヴェトラーナ・ザハロワのガラ、ザハロワがなんとヨハン・コボーの 「レ・リュタン」 を踊ったのです！　そう、日本で昨年コジョカル - マクレー - ポルーニンで踊られたあの楽しい作品です！　しかも、映像がもう出てきてます。　マクレーがさらに強力になってますぞっ。

Les Lutins (McRae/Zagrebin/Zakharova)


それと、このガラにはセルゲイ・ポルーニンも出演していて、ザハロワとの 「マルグリットとアルマン」（アシュトン） がプログラムされてるのですが、そのほかに レ・ブルジョワ Les Bourgeois を踊ったようですー！

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[本家より]

セルゲイ・ポルーニン、最新インタビュー！　La Russie d'aujourd'hui / Russia Beyond the Headlines 掲載のもので、もともとはイスヴェスチアに載ったインタビューみたいです。　このサイト、日本語版だと ロシア NOW ですが、ポルーニンのインタビューの日本語版は出てないです～。

Sergueï Polounine : « En occident, ce qui est arrivé à Filine n’aurait jamais eu lieu »

Russian prominent dancer Polunin talks about the British mafia, tattoos, risk

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[本家より]

5月8日に出た記事ですが・・・

デニス・マトヴィエンコがキエフ・バレエを辞めて、ミハイロフスキーに戻るようです。　「芸術監督としてカンパニーの未来を創れないのなら、キエフ・バレエにいることに興味はない」 と。

http://izvestia.ru/news/549954

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[本家より]

マリインスキーの新人ママ、ヴィクトリア・テリョーシキナ、アナスタシア・マトヴィエンコ、アリーナ・ソーモワの舞台復帰が具体化したようです。　来月ですっ。

ヴィクトリア・テリョーシキナ　　7月16日 『スパルタクス』
アナスタシア・マトヴィエンコ　　7月22日 『ジゼル』 - 夫のデニス・マトヴィエンコとみたいですが、確定していないかもしれないそうです。
アリーナ・ソーモワ　7月31日　『ジゼル』


一方で、ベイビーブームのカバーで大活躍中のエカテリーナ・コンダウローワは、7月も引き続き大車輪：

7月8日　『アンナ・カレーニナ』　ユーリ・スメカロフと
7月11日　『ジュエルズ』　ダニーラ・コルスンツェフと
7月14日　『スパルタクス』　ダニーラ・コルスンツェフ （スパルタクス） と　エギナはダリア・パヴレンコ
7月15日、16日　『スパルタクス』　ユーリ・スメカロフ （スパルタクス） と


ちなみに、コンダウローワ×アスケロフで3D撮影＆中継された 『白鳥の湖』、日本では6月23日（日）にライヴ・ビューイング・ジャパンの配給で2D上映されますが、リハーサルを撮影した動画がありまーす。　リハーサルならではのシーンです。　

http://www.youtube.com/watch?v=HvTw1EbUQSA

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[本家より]

ボリショイですが、ニコライ・ツィスカリーゼとの契約を更新しないことになったようです。　主要紙が報道しています。

現在ツィスカリーゼは、ダンサーとしての契約と教師-レペティトゥールとしての契約の二つをボリショイと交わしていて、この二つとも6月30日で満了となるそうで、この度、ボリショイのスポークスマン カテリーナ・ノーヴィコワが、6月30日がツィスカリーゼがボリショイで仕事をする最後の日になると発言したようです。

ツィスカリーゼは、今年2月ごろ、フィーリン襲撃事件に絡みいろいろな発言をしていたのですが、インタビューを受けることについて劇場の許可を取っていなかったらしく、また、その内容がボリショイ劇場の名誉を毀損するものであったことから、劇場側から二回も警告を受け、ツィスカリーゼは法廷で争うことを選択していました。　4月12日、モスクワの裁判所はツィスカリーゼの訴えを一部認め、二つの契約の一方を解除することになりましたが、ツィスカリーゼは引き続き両方の契約の解除を求めていました。　劇場側は友好的な解決を提案しましたが、ツィスカリーゼは受け入れなかったようです。　劇場はツィスカリーゼに対し同じ理由から再度警告を出しています。　次の法廷尋問は、7月2日に予定されているそうです。　ツィスカリーゼと弁護士は今のところ沈黙を守っています。

http://en.ria.ru/art_living/20130608/181579439.html
http://zavtra.ru/content/view/tsiskaridze-uvolen-iz-bolshogo/
http://izvestia.ru/news/551726#ixzz2Vdkzi34d
http://telegraf.com.ua/zhizn/zhurnal/596735-nikolay-tsiskaridze-bolshe-ne-budet-rabotat-v-bolshom-teatre.html

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[本家より]

先にツィスカリーゼの続報を。

Izvestia が報じたものですが・・・

http://izvestia.ru/news/551989

現在、モスクワ国際コンクールの審査員としてモスクワ滞在中のボルドー・バレエ芸術監督シャルル・ジュドが、インタビューに応じ、「ニコライのことはよく知っている。　もし、彼 （ツィスカリーゼ） からの要望があれば、ボルドー・バレエで受け入れる」 と答えたそうです。

Izvestia によると、ツィスカリーゼは今のところロシア国内の劇場からポストのオファーは受けてないそうです。



先週ル・フィガロに載った Ariane Bavelier によるツィスカリーゼ独占インタビューのリンクはこちら：
http://www.lefigaro.fr/culture/2013/06/11/03004-20130611ARTFIG00333-tsiskaridze-le-bolchoi-c-est-moi.php

この中でもまたツィスカリーゼはフィーリンの目の状況を疑っています。　ロシアで医師による検査を行っていないからというのがその理由で、「1月にテレビでセルゲイがスポーツをしている映像を見た」（←事件前の映像では？）、「インタビューで、"身体の調子はとてもいい。　ダンベルを持ってきて。” って言ってた」 とか言って、「目の手術をした人間にこんなことできるか。　これ （目の負傷） は 演出だ」 とまで言っています。　更に、自分の生徒でフィーリン襲撃事件の容疑者ドミトリチェンコの恋人であるアンジェリーナ・ヴォロンツォーワがボリショイを辞めるとも言っていますが、その後ボリショイ側も辞表の提出はないと発表してますし、ヴォロンツォーワも否定しているみたいなので、どうやらこれは事実ではなさそうですね。

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さて、そのボリショイでは公演は続けられていまして、6月10日には、セルゲイ・ポルーニンがザハロワと 『ジゼル』 を踊りました。　YTに動画が出てますが、いやぁ、ポルーニン、これでバレエが嫌いなわけはないでしょう。

extrait du II de Giselle avec Zakharova et Polunin, 10 juin 2013

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続きまして、オシポワとワシーリエフの情報です。　マリインスキーの8月の公演に出演するみたいですね。　キャストに名前が上っているそうです。

2013年8月5日　－　オシポワ 「カルメン組曲」、ワシーリエフ 「放蕩息子」
2013年8月6日　－　ワシーリエフ 「若者と死」
2013年8月7日　－　オシポワ 「カルメン組曲」、ワシーリエフ 「カルメン組曲」 ドン・ホセ役、「若者と死」

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ボリショイで7月12日に初日を迎える 『オネーギン』（クランコ） を紹介するルポ映像。　クランコの貴重な映像、ハンブルグ・バレエの公演映像 （リアブコ、アッツォーニ、ボァディン） などとともに、ボリショイのダンサーのリハーサルの様子も取材しています。

http://www.youtube.com/watch?v=N_pt_eV4_Bg

キャストは以下！
オネーギン： セミョーン・チュージン
タチアナ： ニーナ・カプツォーワ
オルガ： ダリア・コフロワ　Daria Khokhlova
レンスキー： イワン・アレクセーエフ　Ivan Alexeev

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ロシアNOWに、アンナ・ゴルデーエワが寄稿した記事の日本語版が出ています。　ツィスカリーゼの契約が更新されなかった件についての概要です。

http://roshianow.jp/arts/2013/06/22/43715.html