Summer course w/ A. Klemm, A. Dupont - France Ballet Academy

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日仏舞踊協会 タンリエ主催によるアンドレイ・クレムとオーレリー・デュポンによる講習会が、7月に東京都大阪で開かれるそうです。　関係者の方からご案内をいただきましたので、ご紹介しますね！


"フランス・バレエ・アカデミー in Japan 2016"

東京 ： 2016年7月18日(月)〜22日(金) 全5日間 （ノア都立大スタジオ）
大阪 ： 2016年7月24日(日)〜28日(木) 全5日間 （Garage Art Space）

公式サイト : http://www.le-temps-lie.org/events/event-top/
facebook : https://www.facebook.com/le.temps.lie.franco.japonais/?fref=nf


ジュニア向けの講習会とクレム先生による2日間のオープンクラスがあります。
ジュニア向けのほうでは、クレム先生のクラスとオーレリー・デュポンによるヴァリアシオンクラスが行われるそう。
オープンクラスは、2日間クレム先生のクラスが受けられますが、こちらは中・上級レベルとのこと。

また、ジュニア向けバレエ講習会は、申し込みの段階で写真やコンクール受賞歴等での選考がありますので、ご注意ください。

なお、クラスはピアノ生演奏で行われる模様です。


クレム先生とオーレリーのレッスンですからね、選考があって当然といったところですが、受けられるレベルにある方は是非受けたらよいと思います！
私も思わずオープンクラスを受けたいと思ってしまいました～、が、冷静に考えたらちょっと場違いかも。


詳しくは上記公式サイトや facebook をご覧ください。
申し込み受け付けは既に開始されてますので、お早めに！

ちなみに、そんなに安くはないですからね～。

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主催の方に少し詳しくお話を伺うことができました！

まずレベルですが、ジュニア・シニア向けのバレエ講習会については、申込書にコンクールの受賞歴を記入する欄があったり写真の添付が必要ということからわかるとおり、海外留学を具体的に考えられるくらいのレベルと思ってよさそうです。　実際に留学している方からの問い合わせもあるそうですよ。

オープンクラスについては、ジュニア・シニアの講習会が参加者多数でそれに漏れてしまった方向けを想定しているそうです。　といっても、"オープン" なので特に制約は設けず、多くの方に参加していただきたいとおっしゃっています。　が、しかしだからといってほんとに誰でもOKかというと一般常識的にそうではなく、中上級レベルというのはバレエ団に所属していたようなダンサーたちが集うオープンクラス （都内で言えば、アーキタンツとか （ベルコモンズにあった頃までなら少し知ってますが） 青山ダンシングスクエアとか？） の中上級レベル相当と思いますし、それにちゃんとついていける人が対象ということだと思います～。　最低でも順番は覚えられる人ね。　自覚が大事よ。

なお、申し込みはまだ受け付けてらっしゃるそうですよ！　なので、レベルが十分な方は前向きに検討されるのが良いかと思います～。　ただジュニアの方はバレエ教室によっては外部の講習会への参加はご法度の場合もあるかと思いますので、先生から紹介があったのならよいですが、そうではない場合は慎重に。　費用はちゃんと親御さんとご相談くださいね。　

また、公式サイトに現在調整中と書かれてます 「見学」 についてですが、これはジュニアの参加者の付き添いでいらっしゃる保護者や先生方についてだそうでして、その方々の見学の際のご案内を調整中とのことです。　ちょっと期待してしまいましたが、一般が見学だけ申し込めるというわけではないそうですので、潔く諦めてください。

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タンリエの方が新しいチラシを送ってくださいましたので、シェアしますね！
たくさん問い合わせがあったようで、ジュニア・シニア向けには短期間の参加の受付も開始されているそうです。　また、参加者の指導者向けに見学も実施されるそうですよ！

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アンドレイ・クレムのインタビューが出ていま～す。
http://www.chacott-jp.com/magazine/interview-report/interview/post-117.html

1985年にボリショイ・バレエ学校の生徒だったとき、日本を訪れているんですって！

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オーレリーのアデュー 『マノン』 の劇場公開 ＆ 7/20の DVD発売に合わせて、いろいろな関連イベントが行われてます。

■ パリ・オペラ座　オーレリ・デュポン引退公演「マノン」劇場公開
http://www.culture-ville.jp/#!blank-4/tnccr

＊TOHO系劇場での公開。　詳しい上映スケジュール等は、各映画館へお問い合わせくださいね。　あー、でも明日までかも！


■ オーレリ・デュポン引退公演 「マノン」 劇場公開 x ビデオ発売 x オーレリ来日　コラボ記念キャンペーン
http://www.culture-ville.jp/#!blank-6/quc4f

＊抽選で3名にオーレリ・デュポンのサイン入り「マノン」DVDをプレゼント！　あー、でも映画館チケットの半券がいるんだな。

ちなみに、DVDの発売は 7/20。　ポニーキャニオンからです。
画像は Amazon.co.jp にしか載ってなかったー。

パリ・オペラ座バレエ「マノン」~オーレリ・デュポンさよなら公演~ [DVD]



■ オーレリ・デュポン スペシャル・イベント

日　時：2016年7月23日（土） 13:00～14:00
場　所：バレエショップ フェアリー

参加費：1,000円（税込）
応募締切：2016年6月30日（木）23:59

応募は下記リンク先のフォームからどうぞ！
http://www.fairynet.co.jp/shop/20160723/aurelie_dupont.html


■　オーレリ・デュポン監修　オリジナルグッズ発売
http://www.fairynet.co.jp/SHOP/g149511/list.html *フェアリーでは予約受付開始

トートバッグ、Tシャツ、缶バッジです。　かわいいっすよ。　名前が入ってるだけですけど。　あとイラストも。

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アンドレイ・クレムとオーレリー・デュポンの夏期講習が始まりました。　初日の今日、見学させていただくことができましたー。　クレム先生がクラスレッスン、オーレリーがヴァリエーションクラスという組み合わせでしたが、やっぱり面白い！　オープンクラス終わり頃の11:10頃から17:15のヴァリエーション2クラス目の終わりまで、ほぼぶっとおしで約6時間じっくり見学させていただきましたが、さすがに疲れましたね～。　でも、明日からはまたく●忙しいリアルライフが待っているので、超特急でレポートしますね！　最近業務量過多のせいか、ちょっとどこかの箍が外れてるみたいで、言葉遣いが乱暴者になってますね。　お許しを～。


まず、講習会のタイムテーブルはこんな感じ。

10:00-11:30　オープン・クラス　（アンドレイ・クレム）

11:50-13:20　シニア　クラスレッスン　（アンドレイ・クレム）　＊ 17歳以上

13:25-14:25　シニア　Va クラス　（オーレリー・デュポン）　＊ 「グラン・パ・クラシック」 女性ヴァリエーション

14:40-16:10　ジュニア B　クラスレッスン　（アンドレイ・クレム）　＊ 14歳～18歳

16:15-17:15　ジュニア B　Va クラス　（オーレリー・デュポン）　＊ 『眠れる森の美女』 第3幕よりオーロラ姫のヴァリエーション

15:30-19:00　ジュニア A　クラスレッスン　（アンドレイ・クレム）　＊ 12歳～15歳

19:05-20:05　ジュニア A　Va クラス　（オーレリー・デュポン）　＊ 『ラ・シルフィード』 第1幕よりシルフィードのヴァリエーション



クレム先生といえば、レッスン DVDを何回も出しているので、ある程度想像できるって感じでしたが、今回思ってたより生徒さんのレベルにばらつきがあったからでしょうか、パはかなり基本的なものでした。　オープン・クラスはセンターのジャンプあたりから見たのですが、このクラスが一番ベーシックに近く、シニアとジュニア B クラスはそれにいくつか加わるみたいな感じで、レッスン自体のテンポも上がってましたね。　バーなんて、一つ終わったかどうかくらいにもう次の順番を出してましたもん。　一応もう1回なぞってくれてましたけど。　順番は筋力に頼るようなものは一つも入ってなくて、それより足先をたくさん使う、速いのが多かったかな。　あれ、アダージオがなかったかも。　センターのアンシェヌマンは、一つずつがわりと短く、左右基本的に1回ずつ。　その代わりいくつものアンシェヌマンを出してくるという感じ。　しかしどれもしっかり基礎ができてないと、ドタバタして終わってしまう、かな～。　やはり、アンドゥール、それも膝から下のアンドゥールと腕のポジションについての注意が多かったと思います。

11:50～のシニアのクラスには、Va クラスの指導を控えたオーレリーも参加！　生で見ましたよ～、クラスレッスンを受けるオーレリー。　3本線のアディダス （たぶん） のパンツを履いていたので脚はよく見えなかったのですが、それでもちらっと覗くつま先の動きの鋭いこと！　それと、間近で見ると思っていたより上半身の使い方が大きくて、腕は手の先まで薫り高いエレガンスをまとっていました。　そして、ピルエットはけっこう力いっぱいって感じだし、やっぱりオーレリーでも上手く回れないこともあるんだなーなシーンもあって、そんなん目撃出来て得した気分♪　ガン見で観察していた私です。

さて、待望のグラン・パ・クラシック！　初日の今日はアチチュードとアンデダンターンのディアゴナルの終わりまででしたが、何ともいろいろな謎が解け、なんとやることがいっぱいある難しいヴァリエーションなんだろうと思いました。　オーレリーのお手本は、軽く踊っているだけだったけど、本当に魅力的で、その指導はこのヴァリエーションの神髄を伝えるものでした。　ちょっとスペインのキャラクターダンスの要素が入っているんですって。　だから意外と肩を使う。　それからパを音にはめるのはもちろん、出す脚はしっかり出す、とか、ディアゴナルのアチチュードで半回転するところは、最初からアチチュードで、ゆっくり方向を変えるだけ、それもちゃんとアンナバンを通って腕のポジションを取り換えることで方向を変え、且つ上体はパンシェみたいに前傾させる、とか、1回目のアンデダンは2回転目は後ろパッセとか、ビデオを見て振りを覚えるだけでは絶対にわからないところを教えてくれます。　生徒さんたちも最初は好き勝手な感じの踊りでしたが、だんだんつかんできて洗練されていく一方、やっぱりちゃんと踊ろうとすると難しいことも実感している様子でした。　近年はいろんなダンサーが踊って、だんだんけっこう好き勝手な感じに振付が変わってきてるよなーと思ってましたが、オーレリーも同じようなことを言っていて、「（最近は） ロシア人ダンサーたちも踊っていて、だんだん振付 （の細かいところ） が変わってきているけど、これはフランスのバレエなので、私はそのフランスのバレエの振付を教えます。」 と生徒さんに伝えてました。　それと、オーレリーがこだわっていたのは、5番。　やっぱそこなのね。　いや、このヴァリエーションはほんと難しいわ。

ジュニア B のヴァリエーションはオーロラ姫です。　こちらもとても細かい指導で、とりあえずステップが踊れるというのとは全然違うレベルのことを注意されます。　足先の使い方、音の取り方、首や手の位置。　直されていくと、コンクールでよく見かける踊りとは違うものになっていくのがわかります。　オーロラ姫も足先をはっきり使うのが特徴。　音は先取りに近く、最近後取りで踊るのが流行ってる感じですけど、そこはきっぱり直してましたよ。　シニアよりも年齢が低いジュニアたち、2クラス目というのもあるかもしれませんが、オーレリーは限りなく優しく、生徒さんの近くで手を取ったりしながらとても丁寧に教えてくれてました。　シニアでもそうでしたけど、ジュニアたちに向ける視線が本当に温かくて優しかったの。

これだけ伝えることをたくさん持っている人がオペラ座の芸術監督になってくれて、本当に良かったなーなんてことも考えながら、見学堪能させていただきました！


ちょっとやっつけですが、時間切れなのでレポートはここまで！　また何か足したくなったら改めて書きますね！


あー、そういえば、オーレリー監修の Tシャツ、思っていたより細身でいいかも！　それと缶バッジは小さいサイズで種類が増えてました。　トートバックにつけるとかわいいっすよ。