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Compañía Nacional de Danza, José Martinez, Japan Tour 2014

 
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mizuko



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MessagePosté le: Mar Juin 17, 2014 4:20 am    Sujet du message: Compañía Nacional de Danza, José Martinez, Japan Tour 2014 Répondre en citant

スペイン国立ダンスカンパニー 日本公演 2014
Compañía Nacional de Danza d'Espagne
José Martinez


ジョゼ・マルティネスが芸術監督となってから初の来日公演です!
名古屋と横浜で、計3公演行われまーす。


- 2014年11月30日 愛知県芸術劇場 (名古屋)
- 2014年12月5、6日 KAAT神奈川芸術劇場 (横浜)

プログラム:
イリ・キリアン 「堕ちた天使」 Falling Angels (Jiri Kylián)
ウィリアム・フォーサイス 「ヘルマン・シュメルマン」 Herman Schmerman (William Forsythe)
オハッド・ナハリン 「マイナス 16」 Minus 16 (Ohad Naharin)
ジョゼ・マルティネス 『天井桟敷の人々』 より Les Enfants du Paradis - extrait (José Martinez)
イツィーク・ガリリ 「Sub」 Sub (Itzik Galili)




プログラムはコンテンポラリーにネオクラシックを一さじ加えたミックスプロですが、非常によく考えられていると思います。 普段コンテンポラリーをあまり観ないけど名前は知ってるし、ジョゼ・マルティネスが率いているスペイン国立の今を見てみたいという観客には直球ストレート。 天井桟敷で安心させて、ガリリも紹介とくれば、アピール力抜群です。 東京公演がないのが辛いところですが、ボリショイとかぶってなければ、是非観たいっ! ちなみに私はかぶってないので、横浜遠征計画中~。

チケットの発売は7月23日から!


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mizuko



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MessagePosté le: Mer Juil 16, 2014 7:53 am    Sujet du message: Répondre en citant

チケットの一般発売は7月23日からですが、既に先行受付なんかは始まっています。 それぞれの劇場のチケット会員とか、イープラスとか、メンバーの方はチェックしてみてくださいね!

ところで、KAAT公式サイトのCND来日公演のページに、作品のクリップがアップされてますので、迷っている方は是非! とっつきにくさが解消されますし、作品紹介も入っていていいですよ。

http://www.kaat.jp/d/spain


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MessagePosté le: Dim Nov 23, 2014 11:09 am    Sujet du message: Répondre en citant

スペイン国立ダンスカンパニー Compañía Nacional de Danza (CND) 来日公演まであとわずか! 諸事情によりこんなぎりぎりになってしまいましたが、7月末に行われた来日中のジョゼとの記者交流会でお聞きしてきたお話をレポートしますね~。


2011年に芸術監督に就任したジョゼ・マルティネス、来日回数はとても多いけれど、芸術監督としてカンパニーを率いての来日は今回が初です。 かなりのプレッシャーがあるみたいですが、就任以来改革を続けてきた CND のダンサーたちが持つ素晴らしい資質と多面性を日本の観客に紹介したいとのこと。 また、ポワントへの回帰も果たしていることを示したいそうで、その意気込みはプログラム構成にも表れ、否応にも期待が高まる公演となっています。

CND は長らくナチョ・ドゥアトが率いていて、国立ながらほぼ完全にドゥアトのカンパニーとしてコンテンポラリーを踊っていましたが、政府の 「スペインにもクラシックのカンパニーがあるべきだ!」 との強引な方向転換によりドゥアトが去り、公募によって新芸術監督が決定されたという経緯があります。 その公募により選ばれたのが、ちょうどパリ・オペラ座を定年退職する直前だったジョゼ・マルティネス。 実は文化庁から働きかけがあったのだそうです。

「あなたは芸術監督としてスペイン国立ダンスカンパニーに新たなアイデンティティを与えられるか?」

ジョゼ・マルティネスはこの課題に対し、現代と古典、コンテンポラリーとクラシック両方を上演するカンパニーにするための5年間のプロジェクトを組んで提案。 これが評価され、芸術監督に任命されることになったのだそうです。

そのプロジェクトは着々と実行に移され、お話を聞いたのがちょうど3シーズンを終えたところでしたが、成果を語ってくれました。

2011年、就任最初の一年に取り組んだのは、レパートリーの拡張、ダンサーの教育、スペイン国内ツアー、そしてポワントの導入。 ナチョ・ドゥアトは CNDを辞任する際、自身の作品を全て持ち去ってしまったので、レパートリーの拡張は必須且つ早急の課題だったそう。 またドゥアト作品を主に踊っていたダンサーたちが、ほかの振付家の作品を踊れるように教育することも重要課題。 ツアーはダンサーたちの士気を高めるため。 それからクラシックを踊るにはポワントの導入は避けられません。 ジョゼはダンサーたちを解雇することはせず、入れ替えることもせずに、ポワントについては希望を募ったのだそう。 つまり、クラシック出身のダンサーもいるので、全く履けないわけではないのです。 でも、長い期間履いてなかったため、自分が再びポワントでクラシックを踊り、それを舞台で見せるレベルにまで戻せるかどうか、女性ダンサーたちは非常に不安に思っていたようです。 結果として、4人のダンサーが再びポワントを履くことを決断してくれたそう。

就任2年目の2012年は、前シーズンからの課題に取り組みつつ、スペイン国内だけでなく、国外へのツアーも展開。 3年目の昨シーズンにはレパートリーは40作品に増え、その内容は、スペインの振付家による新作、「ライモンダ」(抜粋)、アレグロ・ブリランテ、Who Cares? 等クラシック/ネオクラシック作品、現代の存命中の偉大な振付家による作品となっています。 

非常に精力的に仕事をしているのは、話を聞いているだけで明らかですが、やはり苦労もあるようです。 ディレクター、振付家、ダンサーという3つの役をこなすのが非常に難しいとおっしゃってました。 ディレクターとしては、カンパニーの活動の主軸である公演のオーガニゼーション、それに 「管理」 という業務も加わり、リスクも高く神経を使う、と。 振付家というのは、アーティスティックな提案を観客に対して提示する役割で、これはリスク面では中くらい。 ダンサーというのは個人的な活動で、自分の感情を観客に伝えていくというもので、リスクは低い。 ・・・と、とっても理知的な分析を聞かせていただきました。

3番目の 「ダンサー」 ですが、現在ジョゼは CNDでは踊っていないのですね。 でも来日公演では特別に踊ってくれることになっています。 今回上演される 『天上桟敷の人々』 は2013年のオペラ座来日公演での全幕の評判がとてもよかったことから、今回の日本公演のために特別に構成する抜粋で、特別に踊ってくれるのだそう。 とはいえご自身も踊る機会が減ってきている分楽しみで、豊かな経験を exchange できる機会として、日本の観客の前で踊るのはとても嬉しいとおっしゃってくれています。 


(つづく・・・)


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mizuko



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MessagePosté le: Dim Nov 23, 2014 2:35 pm    Sujet du message: Répondre en citant

つづきは、スペイン国立ダンスカンパニーについて。

Q. (本拠地は首都マドリッドですが、) 専用劇場は?

A. なし
劇場毎にシーズンを設け、公演を行っている。 クラシックは、ラ・サルスエラ、テアトロ・レアル、コンテンポラリーはマタデロといったように。 (全てマドリッド)


Q. ポワントの復活に対するダンサーのリアクションはどうでしたか?

A. もちろん抵抗はあった。 クラシックからコンテンポラリーに移行したダンサーは多いが、彼女たちにとるとキャリアが後退する感覚があるし、それは当然。 また、ジョゼ・マルティネスというとパリ・オペラ座のイメージが浮かび、カンパニーのレパートリーが古典に移ってしまうのではないかという恐れもあったようだ。 コンテンポラリーでは自分を表現することができるし、彼女たちはそれに慣れている。 一方、古典はストーリーがあり何かの役を演じることになる。 ドゥアトが 『ロミオとジュリエット』 を創作したときでさえ、ダンサーたちは舞台上で自分でいられないことに抵抗したと聞く。 しかし、たとえ何かの役を演じるとしても全てのダンサーが同じ解釈で踊るわけではなく、そこに自分らしさを加える余地はある。 つまり自分が失われることはないのだ。 例えば、私もグリゴローヴィチの 『イワン雷帝』 で暴虐を欲しいままにしたイワンを演じ、楽しんだけれど、私は彼のような人格ではないです。 それと同じ。 更に、現代のダンサーは古典もコンテンポラリーも踊る必要がある。 このようにダンサーたちを説得して、希望を募り、ドゥアト時代から在籍しているダンサーたちも何人かポワントを履くようになった。 その一人にカヨコ・エヴァーハートがいるけれど、彼女は長い期間ポワントをはいていないことに不安を感じていた。 でも、ポワントを履くことによってフォーサイスを踊ることができるし、今ではもっと古典を踊りたいと話してくれている。 ポワントを導入したことによって、フォーサイスをレパートリーに加えることが出来るようになったのです。


Q. 現在のダンサーの構成は? (以下、2014年7月末時点での数字です。)

A. 現在在籍するダンサーは計42名。 4割がスペイン出身で、全体では14ヶ国から集まっている。
公式サイトによると、2014年11月時点では43名。

女性ダンサー20名のうち、コンテンポラリー専門は6名、古典と両方踊るのが14名。 主にクラシックを踊るダンサーは就任後に入団したダンサー。

就任の際にはダンサーは解雇せず、入れ替えることもしなかったが、2シーズン目にはクラシック系やフォーサイスやキリアンを踊りたいと入団を希望してくるダンサーが大勢来たため、解雇という手段を取らざるを得なくなった。 コンテンポラリーと古典を踊るダンサーをバランスよく擁する必要があるためだ。 ナチョ・ドゥアトのお陰で名声を手にしているが、これまで国内にはクラシックのカンパニーがなかった。 それに対し、国内では古典への要望が高く、古典を踊れるカンパニーを作ることが目的となっている。

とはいえ、実際にはドゥアト時代以上に "コンテンポラリー" になっていると思っている。 クリエーションも意欲的に行っているし、より幅広い振付家の作品を紹介している。 例えば、Marcos Morau & La Veronal による 『ニッポンコク』。 将来的にはクリスタル・パイトやホフェッシュ・シェクターといった振付家を招くことを考えているし、今はヨハン・エンゲルによる 『カルメン』 を準備中。

*2012年11月に CNDのセカンドブランドとしてクラシックのカンパニーを別に立ち上げることが発表され、ダンソマニでもそのニュースはお知らせしましたが、結局は一つのカンパニーで両方を上演していくことに収まったみたいです。 政府からの文化事業への助成金も減っている今、予算的にも効率が悪いということで、政府を納得させたのだそう。 (確かそういう風に話していました。)


ちなみに、今回来日するのは28名だそうです。 秋山珠子さんは?と思いましたが、来日メンバーには含まれず、実は既に退団されています。 昨シーズンも CNDの公演に出演されてましたが、ゲストとしてだったようです。 退団の理由は、カンパニーを離れ、フリーランスとしてより自由に活動するためだそう。 あと、年齢的なものもあるかもしれませんね。


Q. ダンサーの教育について (附属のバレ学校はありますか?)

A. 現在はプロフェッショナルなダンサーをオーディションを経て採用している。 附属のバレエ学校はなく、今はクラシックとコンテンポラリー両方を学んでいるマドリッドのコンセルヴァトワールと提携している。
*コンセルヴァトワールはマドリッド市の管轄で、CNDは国の管轄のため、附属とすることは出来ず、プロジェクト毎の提携という形がとられているとのこと。


Q. 今後クラシックを上演していくにあたって、もし全幕を上演するなら、現在の所属ダンサーの人数では足りないと思うが、増やしていく予定はありますか?

A. 予算の問題もあるため、当面は期限付き契約等で必要な人数を集めることを考えている。 コンテンポラリーでも 『ロミオとジュリエット』 上演時にはこの方法を使ったことがある。 ただ、将来的には増やしていきたいと思っている。


Q. 「スペイン国立バレエ団」 はフラメンコのカンパニー、「スペイン国立ダンスカンパニー」 がバレエ・カンパニー。 これは何故でしょう?

A. 「スペイン国立ダンスカンパニー」 は1979年にヴィクトール・ウリャテが創設したカンパニー。 それ以前から 「スペイン国立バレエ団」 は存在していたので、ほかの名前にするしかなかった。 スペイン国内でもこの名前はやはりちょっとした混乱を招いていて、実は私の母も、CND の芸術監督に就任することが決まったときには、息子がフラメンコのカンパニーである 「スペイン国立バレエ団」 の芸術監督に就任したと思って連絡してきたんだ。 ハハハ。



[2014年7月27日(日) 東京都内にて]


ジョゼ・マルティネスの気さくな人柄は広く知られているかと思いますが、お話を伺って思ったのは、論理的な思考ができる非常に頭の良い人だということ。 双子のお兄さん (弟さん?) が医師ということも納得できます。 こちらが次に質問しようと思ったことも先に話してくれるので、聞くことがなくなっちゃったりしてました。 ダンサーとして最高峰を極め、古典からコンテンポラリーまで豊富な経験とレパートリーを持ち、人脈もあって、これだけ頭がいい人が率いるのなら、これからどんどん人は集まってくるし、カンパニーも更に発展していくだろうと強く感じましたよ!


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MessagePosté le: Dim Nov 23, 2014 2:44 pm    Sujet du message: Répondre en citant

さて、CND の公式サイトはかなり充実してますので、是非~。 現在は上海公演を終え、日本公演の準備中の様子。 上演予定の作品のクリップも公開されてます。 年明け1月末にはパリ公演も控えてますよ。

http://cndanza.mcu.es/en/


ジョゼが話してくれた5年間のプロジェクトについても公開されてるんですねー。 今気がつきました。
http://cndanza.mcu.es/images/stories/pdf/plancnd.pdf


日本側のプロモーションも忘れてはいけないですが、日本公演のPV動画に加え、ジョゼからの動画メッセージも公開されてます。
http://www.kaat.jp/d/spain


名古屋公演はもう来週の日曜日! その前の11/27 (木) には、チャコットが勝どきに新しくオープンしたダンスキューブで、ジョゼ・マルティネスの特別レッスンがありまーす。
http://www.chacott-jp.com/j/studio/kachidoki/class/SpecialLecture


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MessagePosté le: Jeu Nov 27, 2014 3:57 pm    Sujet du message: Répondre en citant

上 ↑ に書いた記者交流会の時に私が撮った写真でーす。 この日は食事もろくに摂らずに何本も取材を受けた後だったというのに、見てください、この爽やかさ!



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MessagePosté le: Jeu Nov 27, 2014 3:59 pm    Sujet du message: Répondre en citant

それと、カンパニー来日したみたいですよ~。 Facebook page にバスで移動中の写真が載ってます。


あと、ここへきて、ジョゼのインタビューやプロモ記事がいくつか出ています。

Dance Cube : http://www.chacott-jp.com/magazine/interview-report/interview/post-93.html

マダム フィガロ : http://column.madamefigaro.jp/culture/dance-dancers/post-1482.html

CINRA.NET : http://www.cinra.net/news/20141127-josecarlosmartinez
http://www.cinra.net/interview/201411-josecarlosmartinez

で、たぶんこれらの取材を受けた後っていうのが、ひとつ上にアップした写真です。 すごいでしょ。

この公演、とにかくプログラムがいいので、迷ってる方は是非!


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MessagePosté le: Sam Nov 29, 2014 12:16 pm    Sujet du message: Répondre en citant

先程気がつきましたがですね、来日公演の facebook page があるのですよ。 舞台裏のレポートが着々とアップされてますので、是非!

https://www.facebook.com/cndaackaat

愛知県芸術劇場にはジョゼ・マルティネスの等身大パネルがお目見えしているようです。 横浜にも来るかしら。


スペイン国立ダンスカンパニーの公式 facebook page でも日本公演の様子がレポートされてます~。


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MessagePosté le: Mer Déc 03, 2014 3:35 pm    Sujet du message: Répondre en citant

昨夜表参道のカサ ロエベで CND ダンサーたちが即興でパフォーマンスするというイベントがあったようです。 ロエベは CND のオフィシャルスポンサー。 今夜は銀座でもイベントを行うみたいです。

http://www.fashion-press.net/news/14076

写真がたくさんありますよ!


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MessagePosté le: Lun Déc 08, 2014 4:07 pm    Sujet du message: Répondre en citant

土曜日横浜での最終日を観てきました! 結論から言うと、「この人たち、すっごいかっこいい☆」 。

私のように、コンテンポラリーも見なくはないけど、しっかり踊ってほしいし、ダンサーはクラシックも踊れるくらいの身体であってほしいという趣向の観客にはピッタリでバッチリ。 しかも、期待を大きく上回るほどのレベルの高さで、どんな動きもこなせる作り上げられた身体と身体能力、リズムと感性、そして知性には、ただただ圧倒されるばかりでした。


スペイン国立ダンスカンパニー 日本公演
2014年12月6日(土)  KAAT神奈川芸術劇場

「Sub」(イジック・ガリーリ)
エステバン・ベルランガ、トビー・ウィリアム・マリット、アレックス・マニュ、アルバロ・マドリガル、フランシスコ・ロレンソ、マティア・ルッソ、ロドリゴ・サンス

最初は男性ばかりの 「Sub」(ガリーリ)。 暗い照明、床は四角にくくられた空間の中、上半身は裸のダンサーたちが、初めはソロ(エステバン・ベルランガ)、だんだん増えてきて、激しく踊ります。 それは切実な祈りにも似たダンスで、シンクロし、時に意表をつくように一人飛び出し、ソロ、デュエット、入れ替わり、といったようにフォーメーションを変え、力強いエネルギーが私達を飲み込んでいきました。 これを創る振付家はすごいと思い、これを踊るダンサーたちもすごいと思った次第。


「堕ちた天使」(イリ・キリアン)
サラ・フェルナンデス、エミリア・ギスラドティル、エリザベト・ビオスカ、カヨコ・エバーハート、マル・アギロ、ジェシカ・リアル、アリ・パパシアン、レベッカ・コノール

男性ばかりのあとは、女性ばかり。 Subの後だとちょっとホッとするような、いわゆる女性的な動きではないのに、音もパーカッションをベースにした打楽器のリズムのみだというのに、とてもソフトな印象。 ところどころユーモアがあったりして、愛おしくなるような作品でした。 でも、これを踊りこなすのは簡単ではなく、女性ダンサーたちも素晴らしい。


「ヘルマン・シュメルマン」
ナンディタ・シャンカルダス、ルシー・バルテレミー、ノエリー・コンジョード
アンソニー・ピナ、ジャコポ・ギアルダ
カヨコ・エバーハート、ダン・ヴェヴォート

PDDの部分はダーシー・バッセルの映像等 (ギエムが世界バレエフェスティバルで踊った時も見ているような気がするのですが、記憶なし) で目にしたことはありますが、全編は初めて。 フォーサイスの中でもポワントを使う作品の類で、In the Middle… 同様、一度は全編を見てみたいと思っていた作品。 CNDにとってもポワント回帰への足掛かりとしてはもってこいです。 ソリストを踊ったカヨコ・エバーハートがとても良かった! 美しいラインに強靭なテクニック、センシュアリティ。 プリンシパルは違うなーと思いました。 同じくソリストのダン・ヴェヴォートも良かったですが、お腹が締まってないのがどーしても気になり、でも動けるのでおっ!と思ったり、跳べるかなーと思ったらちゃんと跳べてたり・・・みたいに、思考が忙しかったのでありました。 グループのほうは男性二人がすごくきれいで、切れ味もよく、ナイス。 女性のほうはテクニックがちょっと弱かったので、目の前のクールでエッジの効いた virtuosity に興奮が加速していくーというのはなく、加速しそうで減速→ニュートラルに入れてギアチェンジって感じでした。

金曜日のキャストだともう少し違ったでしょうか。 やはりポワントで踊る作品については、まだダンサーの層が出来上がってないのかもしれません。


『天井桟敷の人々』(ジョゼ・マルティネス) 第2幕 / 第5場より パドドゥ&ソロ
セ・ユン・キム、エステバン・ベルランガ

当初ジョゼ・マルティネスが自ら踊る予定でしたが、肩の怪我のために降板。 エステバン・ベルランガが代わってセ・ユン・キムと踊りました。 場面は、バチストとギャランスがついに一夜を共にした後の切ない別れのPDD。 舞台にはベッドが置かれ、ピアノ演奏も舞台上でした。 二人ともクラシックを踊っていただけに、PDD自体は滑らかでしたが、この役柄と場面を表現するには、全幕を踊る必要があるのかな、と。 ギャランスの感情が全然伝わってこなかったし、バチストは男らしくかっこ良すぎるといったところ。


「マイナス 16」(オハッド・ナハリン)
ハビエル・モンソン
カヨコ・エバーハート、ダン・ヴェヴォート
エミリア・ギスラドティル、アイダ・バディア、エリザベト・ビオスカ、アリ・パパシアン、ジェシカ・リアル、マル・アギロ、サラ・フェルナンデス、アグネス・ロペス
ルシオ・ヴィダル、アントニオ・デ・ロサ、エレス・イラン、アレックス・マニェ、マティア・ルッソ、フランシスコ・ロレンソ

私は実は初見で、最初のソロを半分見逃すという大失敗をしてしまいましたが、会場の皆さんはどういった作品なのか既にご存知といった雰囲気で、最初からノリノリでした。 "ナハリンはこの作品をスペイン国立ダンスカンパニーに振り付けるにあたり、カンパニーのダンサーの動きに惚れ込み、特別に彼らのために振り付けを追加した" (by 乗越たかお氏) とプログラムにも書かれていましたが、私はこの作品とダンサーたちに圧倒されてしまい、何度でも見たいと思いました。 これ、すごい。

終盤にシャレた演出があるのですが、一通り終えて、ダンサーたちだけで再びシンクロして踊る、特に音楽に区切りがあるわけでもないのにそのタイミングを誰も外すことがないことにも感心して、終演後にあるダンサーと話をする機会があったので、「どうやってそのタイミングがわかるの?」と尋ねたら、「何度も踊っているし、いろんな場所でもやってるから、わかるんだ。」との回答でした。 ちなみに、舞台上がカラフルになるように、カラーの服を着ている人をピックアップするんだそうですよ。 私はグレーのジャケットだったので、選ばれませんでしたー。


作品の抜粋映像はこちらでまだ見られますので、どうぞ!
http://www.kaat.jp/d/spain


KAAT神奈川芸術劇場は2011年に開場した新しい劇場で、私は初めて訪れました。 ステージの大きさはこういったコンテンポラリー作品を上演するに相応しく、客席とも近いので、非常に良かったです。 客席数もちょうど良い感じ。 土曜日の最終公演は3階席まで入っていて、ほぼ満席でした。

ジョゼが率いるようになって3年、まだ変革の途中ですが、日本の観客に今のカンパニーの全てを見せたいというジョゼの思いは、秀逸な作品選びにより、見せるだけではなく魅了するという意味でも結実しておりました。 次回がもしあるとすれば、きっともう少しクラシックよりの作品も持ってこられるようになってると思うし、それでもやはり彼らのコンテンポラリーも見たいと、欲張りな考えが頭に浮かんでいます。 何より、どのように変貌しているか非常に興味があるので、是非次も!

見なかった人、見られなかった人に悔しがってもらいたいほど素敵な公演でありました。


ところで、今回ダンソマニ日本語版として、芸術監督ジョゼ、もとい、ホセ・カルロス・マルティネスにインタビューすることができましたので、掲載をお楽しみに!


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MessagePosté le: Sam Déc 13, 2014 9:02 am    Sujet du message: Répondre en citant




Dansomanie日本語版

ジョゼ・マルティネス 独占インタビュー!



2014年12月6日、スペイン国立ダンスカンパニー日本公演、その最終日の終演直後に、芸術監督ジョゼ・マルティネス(ホセ・カルロス・マルティネス)にインタビューしました。 全ての日程を終え、劇場ホワイエのカフェスペースでは、就任したばかりの駐日スペイン大使および神奈川県副知事ご同席のもとカクテルパーティが開かれていましたが、それを途中で抜けてのインタビュー。 快く、冷静かつ丁寧に対応してくれるその姿は、仕事人芸術監督といった雰囲気でした。 ホッとしている様子は垣間見られましたが、頭の中ではもう次のことを考えているのか日本公演を総括しているのか・・・。 インタビューは英語で行いましたが、CNDスタッフとの会話は当然ながらスペイン語、パリ・オペラ座時代からの仕事相手とはフランス語、日本のスタッフとは英語、といった具合で、こんがらがらない?との問いに、「別に、いつもそうだから (大丈夫)」 との回答でした。


Dansomanie(以下、「D」):
日本公演ご成功おめでとうございます。 カンパニーを率いての初の来日公演でしたが、いかがでしたか? 今のお気持ちは?

José Carlos Martinez (以下、「J」) :
ありがとう。 とても良い気分です。 観客の皆さんが非常に高く評価してくださってるのもわかり、また最後の 「マイナス16」(ナハリン) では楽しんでいただくことができました。


D : 予定では 『天井桟敷の人々』 からのパ・ド・ドゥを踊ってくださることになってましたが、肩の怪我によりキャンセルになったのは残念でした。

J : ええ。 リハーサル中にちょっとしたリフトで筋肉を傷めてしまったのです。 迷いましたが、今回は芸術監督としての仕事に集中することにして、諦めました。 ダンサーには怪我がつきものですから、仕方ありません。 ただタイミングが悪かったのです。 今はだいぶ良くなっています。

(大きな怪我ではなさそうですので、ご安心を。)


D : でも、代わりにあなたの日本語を聞くことができました。 とてもお上手でした!
(ジョゼは、開演前に舞台に登場し、肩の怪我により天上桟敷を降板することを、自ら観客に ”日本語で” 話したのでした。)

J : ありがとう。 ただ紙に書いてあるのを読んだだけだけどね。


D : 観客にはあなたのお気持ちが届いたと思います。

J : どうもありがとう。


D : 今回の日本公演について、ダンサーたちはどのように言ってますか?

J : みんな楽しんでいたようですよ。 観客からの反応もよく、高く評価されていることも感じているみたいです。


D : 日本公演のプログラムはどのように決めたのですか?

J : カンパニーの今の全てをお見せできる内容にしようと考えました。 「Sub」(ガリーリ)は男性だけの作品で、カンパニーの男性ダンサーのレベルの高さを、続く 「堕ちた天使」(キリアン) では女性ダンサーの良さを、「ヘルマン・シュメルマン」(フォーサイス) ではポワントへの回帰、「天井桟敷の人々」 では (ネオ・) クラシック、最後の 「マイナス16」 は観客の皆さんも楽しめるように。 上手く行ったと思っています。

D : 私は 「Sub」 が特に気に入りました。 非常にパワフルな作品で、ダンサーたちが素晴らしい。 音楽はメロディがあまりなく、同じフレーズの繰り返しが多いのに対し、振付はソロのパートがあったり、全員でシンクロしたりで、踊るのは難しいのではないかと思いました。

J : そうなんです。 踊るにはかなりの集中力を要求されますので、リハーサルは入念にたくさん行います。 時にはカウントで動いたりして、頭と体に叩き込むといった風に、けっこう皆必死だったりしますよ。 ただその集中力がエネルギーを生み、それによって作品がパワフルなものになるのです。 

D : ええ、そのとおりですね。

J : 女性だけの 「堕ちた天使」 も良かったでしょう?

D : はい、とても良かったです。

J : 「Sub」 は力強く、「堕ちた天使」 はソフトで繊細。

D : 「マイナス16」 も素晴らしかったです。

J : ありがとう。 観客の皆さんも楽しんでいたようで、良かったです。

D : 冒頭のソロには、振付はあるのですか?

J : あれは、インプロヴィゼーションです。 でも、全体的な構造はあって、どのタイミングでどこにいて、この方向に移動して、といったように決まっています。

D : とても面白く、ダンサーも素晴らしかったのですが、キャストはシングルですか?

J : いえ、二人いますよ。 今日はハビエル・モンソンが踊りましたが、昨日はルシオ・ヴィダルでした。

*あとで別の方から伺いましたが、インプロヴィゼーションといっても踊るには振付家のオハッド・ナハリンと必ずリハーサルをして、許可をもらわないといけないそうです。


D : ほかの作品についてもキャストは二つ?

J : そうです。 群舞はほぼシングルですが、ソリストについてはダブルキャストです。 それと、「ヘルマン・シュメルマン」 は完全に二つでした。


D: 今回来日しているメンバーは、プログラムに写真付きで載っているダンサーたちだけですね。

J: そうです。 現在カンパニーには44名が在籍してますが、来日したのは28名。 プログラムの最後のページにはカンパニー全員の名前が載っていますよ。


D: 今回日本公演は大成功と言ってよいと思います。 次回も是非あってほしいです。

J: 私もまた来たいと思っています。


D: 次は例えばもっとクラシック作品を組み込んで、2つのプログラムを組むとか・・・

J: ええ、それはまさに私の希望でもあります。 一つはクラシックで構成されたプログラム、もう一つはコンテンポラリー中心のもの。 実現できたらいいですね。


D: ところで、『ドン・キホーテ』 を振り付けられるとお聞きしましたが、これはクラシック作品ですか?

J: そうです。 音楽もミンクスで、特に設定を変えたりということはありません。 初演は来年12月の予定。 今回の日本公演には28名が来日しましたが、マドリッドに残っている16人はもうリハーサルを始めているんですよ。 クラシックの特訓中です。 アラベ~スク、アラベ~スク、ってやってます。(笑)


D : 衣装はどなたが?

J : Jean Marc Puissant です。


D: ご出演の予定は? ドン・キホーテ役とか。

J: いいえ、今のところ考えてはいません。 今は振付と演出のことで頭がいっぱい。 でも、状況によっては可能性はなくはないでしょう。


D: ご自信のカンパニーに振り付けるのは初めてですか?

J: いえ、「ソナタ」 があります。 次の来日公演で? まぁ、もしかしたらですね。


D: 『ドン・キホーテ』 を選んだのは何故でしょう。

J: スペインのカンパニーですから、これはMUST。 避けられません。


D: スペイン国立バレエ団(フラメンコ)との共同制作という話があったかと思いますが、なくなったのでしょうか。

J: ええ、確かにその話はありましたが、例えばCNDから40名、国立バレエ団から40名出して、総勢80名が出演する作品にした場合、規模が多くなりすぎてツアーができなくなります。 それで取りやめることにしたのですが、国立バレエ団からはフラメンコ・ダンサー役として数名に参加してもらう予定です。


D: それはいいアイデアですね。

J: でしょう?


D: 常にツアーは念頭におかれているのですか。

J: はい。 私たちは国立のカンパニーですから、国内のツアーは数多く行っています。 カンパニーはマドリッドが拠点ですが、常にどこかへ行って公演し、またマドリッドに戻ってリハーサル、また違う都市に公演に行って、また戻っての繰り返しです。 各都市にダンス・カンパニーがあるわけではないからで、これは国立としての義務でもあります。


D: なるほど。 それぞれの都市では何公演くらい行うのですか。

J: その時によります。 3公演だったり、1公演だったり。 様々です。


D: 日本公演は名古屋で1日、横浜で2日でした。

J: そうですね。 実は先月には中国公演があって、上海を含め4箇所で8公演行いました。 (*公式サイトによると、無錫市と上海で7公演。 上海は異なる4つの劇場で公演。)


D: それはすごい。来月にはパリ公演も予定されてますね。

J: はい。 ガリーリの 「Sub」 も上演しますが、日本公演とは違うプログラムで、エックの 「Casi Casa」 も上演します。 非常に楽しみですよ。 (*もう一つの演目は、スペイン人振付家アレハンドロ・セルード Alejandro Cerrudo の 「Extremely Close」)


D: その後の今シーズンの予定は?

J: パリ公演のあと、3月にはドイツをツアーします。 演目は 「Nippon-koku」。


D: 「Nippon-koku」 という作品は、日本人の私にとってはちょっと抵抗があります。

J: わかります。 ただこれは特異な作品です。


D: その後は?

J: 4月には新作で 『カルメン』 を上演します。 これはコンテンポラリー。 振付はヨハン・インガー Johan Inger で、美術と衣装はファッションデザイナーの David Delfin に依頼しています。 そのあとその 『カルメン』 で国内をツアー。 それからいくつか公演を行って、今シーズンはおしまい。


D: 来シーズンの予定は決まっていますか?

J: まだ確定はしてないのですが、フォーサイス、バランシンの新しいレパートリーを加えるのと、スペイン人振付家による作品をいくつか制作します。 フォーサイス作品については、今レパートリーにあるのが 「ヘルマン・シュメルマン」 のほか、「In the Middle, somewhat elevated」、「Artifact II」。 新しい作品を加えて、フォーサイス作品だけで構成する1晩もののプログラムを上演したいと考えてます。 でもまだいろいろ動いている途中で、どうなるかはわかりません。


D: 来シーズンのプログラムはいつ頃発表になりますか?

J: 春ごろになるでしょうね。



インタビューを終えてパーティ会場へ戻ると、ダンサーたちは完全にリラックスして、ヒット曲のBGMにのって踊りながら歌いながら大いに楽しんでいました。 舞台で踊るのとは違った踊りだけれど、本物のダンサーが踊るとこうなるのねぇ、あれだけ踊ってもまだ踊るのね、、、等と近くにいらしたスタッフの方々と言葉を交わしましたが、ジョゼもまた、楽しんでいるダンサーたちを一歩離れた場所から優しく見守っていました。 そんな姿も印象に残っています。

2014年12月6日(土) KAAT神奈川芸術劇場


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MessagePosté le: Lun Déc 15, 2014 5:13 pm    Sujet du message: Répondre en citant

ジョゼのインタビューのページが出来ましたので、お知らせしまーす! 画像をクリック☆

ちなみに、手に持っているのは今回の日本公演のプログラムです。



ジョゼ・マルティネス 独占インタビュー!


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MessagePosté le: Dim Déc 28, 2014 5:53 pm    Sujet du message: Répondre en citant

産経新聞に評が載っていますね。 こちらも遅ればせながら、ご紹介しまーす。

http://www.sankei.com/entertainments/news/141221/ent1412210006-n1.html


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MessagePosté le: Mar Jan 13, 2015 3:34 pm    Sujet du message: Répondre en citant

本日更新の Dance Cube にレビューが載ってます。 関口紘一さんは名古屋公演をご覧になったようです。
http://www.chacott-jp.com/magazine/world-report/from-tokyo/tokyo1501b.html


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