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Vishneva & Chudin "Giselle" with Tokyo Ballet

 
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mizuko



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MessagePosté le: Mer Aoû 17, 2011 8:14 am    Sujet du message: Vishneva & Chudin "Giselle" with Tokyo Ballet Répondre en citant

mizuko a écrit:
・・・拾う神あり。

昨日発信されたニュースですが、本家に入れて、こちらにアップするのを忘れてました~ Embarassed

ディアナ・ヴィシニョーワが8月に来日してくれます! 踊るのは、先日のABTでの公演でも絶賛されていた 『ジゼル』。 相手役として一緒に来日してくれるのは、モスクワ音楽劇場バレエ (スタニスラフスキー) のセミョーン・チュージンです。 長ーい脚でちゃんと踊るんです。 このニュースは素直に嬉しいですね Very Happy  NBS WEB チケット会員向けの先行抽選予約の受付は、明日から!

http://www.nbs.or.jp/stages/1108_giselle/index.html

『ジゼル』

ディアナ・ヴィシニョーワ
セミョーン・チュージン
東京バレエ団

公演日: 2011年8月17日(水)、18日(木) 19:00開演
会 場: ゆうぽうとホール


NBSが2006年のヴィシニョーワの動画をアップしてくれてますが、きっと進化してるんじゃないでしょうか。 
http://www.youtube.com/watch?v=rpQDcgJr9uA&feature=share




( http://www.nbs.or.jp/stages/1108_giselle/index.html )


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mizuko



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MessagePosté le: Mer Aoû 17, 2011 8:16 am    Sujet du message: Répondre en citant

本日初日。 観に行きま~す。

Citation:
2011/08/17
東京バレエ団「ジゼル」本日のキャスト


東京バレエ団「ジゼル」
 


◆主な配役◆

ジゼル:ディアナ・ヴィシニョーワ
アルブレヒト:セミョーン・チュージン
ヒラリオン:木村和夫


【第1幕】

バチルド姫:吉岡美佳
公爵:後藤晴雄
ウィルフリード:柄本弾
ジゼルの母:橘静子
ペザントの踊り(パ・ド・ユイット):
高村順子-梅澤紘貴、乾友子-長瀬直義
佐伯知香-松下裕次、吉川留衣-宮本祐宜

ジゼルの友人(パ・ド・シス):
西村真由美、高木綾、奈良春夏、矢島まい、渡辺理恵、川島麻実子


【第2幕】

ミルタ:田中結子
ドゥ・ウィリ:西村真由美、吉川留衣


指揮:ワレリー・オブジャニコフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団


◆上演時間◆

第1幕 19:00 - 19:55

休憩  20分

第2幕 20:15 - 21:10


( http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/post-362.html )


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mizuko



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MessagePosté le: Jeu Aoû 18, 2011 9:04 am    Sujet du message: Répondre en citant

昨日の感想、とりあえずツィートはしたんですけど、こちらに掲載する用がまだまとまらないので、先に今日のキャストをアップしておきますね。 ヴィシニョーワすごかったですよ~。

Citation:
2011/08/18
東京バレエ団「ジゼル」本日のキャスト


東京バレエ団「ジゼル」



◆主な配役◆

ジゼル:ディアナ・ヴィシニョーワ
アルブレヒト:セミョーン・チュージン
ヒラリオン:後藤晴雄


【第1幕】

バチルド姫:吉岡美佳
公爵:木村和夫
ウィルフリード:柄本弾
ジゼルの母:橘静子
ペザントの踊り(パ・ド・ユイット):
村上美香-松下裕次、岸本夏未-井上良太、
阪井麻美-梅澤紘貴、河合眞里-岡崎隼也

ジゼルの友人(パ・ド・シス):
乾友子、奈良春夏、田中結子、吉川留衣、矢島まい、渡辺理恵


【第2幕】

ミルタ:高木綾
ドゥ・ウィリ:乾友子、奈良春夏


指揮:ワレリー・オブジャニコフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団


◆上演時間◆

第1幕 19:00 - 19:55

休憩  20分

第2幕 20:15 - 21:10


( http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/post-363.html )


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mizuko



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MessagePosté le: Ven Aoû 19, 2011 12:51 pm    Sujet du message: Répondre en citant

お待たせいたしました~。 一昨日初日のご報告です。 思うことがたくさんあり過ぎてなかなかまとまらず、あまり良い出来とは言えない文章になってしまいました。 ご容赦くださいね。


私はヴィシニョーワのファンというわけではなかったのですが、"すごい" としかいいようがありません。 やっぱりガラで見るのとは違いますね。 確固たる役作りは首尾一貫していて、細部の細部にまでこだわり、それを実行する舞台に対する情熱、秀でた表現力、そして音楽を大切にする心、その全ての実現を可能にする極めて高度なダンステクニックと途切れることのない集中力、そんな真の芸術家ヴィシニョーワの舞台に感服いたしました。 そして、観客に対しての誠実さには感動を覚えました。 すごかったですね~、素晴らしかったです。

ヴィシニョーワは既にテクニックをひけらかすという地点は通り越していて、表現するために持てるテクニックを利用するという域に達しているのですが ― しかも今回は徹底していました。―、それでもやはり、楽なやり方に逃げることもしなかった彼女の気概もすばらしい。 ジゼルは、白鳥や眠りと違って、表現や演技力で見せる (場合によっては 「誤魔化す」 とも言う。) こともできる演目ですが、でもやっぱり踊れなきゃダメだわと思いましたよ。

ヴィシニョーワのジゼル、マラーホフとのDVDも見ていないので、考えてみたら初見なのですが、初めからかなり心臓が弱く、余命わずかで、またそれを自覚していて、それ故アルブレヒトとは結ばれることはないのを最初からわかっているかのようでした。 だからこそ幸せな時間が愛おしく、そんな姿がとても悲しい。 アルブレヒトの素性が明らかになったときも、何かを薄々感づいていたことがはっきりしたといった感じ。 知能にも若干の障害があるのを少しだけ匂わせていたようにも見え、狂乱というよりも、ショックと深い悲しみのあまり自ら死を引き寄せて散っていったようでした。 ジゼルが自分に剣を突き立てているのをヒラリオンが止めようとしたのが勢いがよすぎて刺さっちゃったようにも見えましたけど。 

2幕はとにかく圧巻。 最初は生まれたて (っていう表現もおかしいですが) の精霊でぼんやりしていたのが、アルブレヒトがやってきて記憶がよみがえるつれ、意識もはっきりとしてきて、だんだんと現世に近づくに従って、フォルムまでくっきりとしてくるようでした。 とてもエモーショナルな2幕のジゼル、アルブレヒトが二度目に倒れこむときには、強く手を差し伸べる、なんていうのは、他の誰もやってないのではないでしょうか。 朝を迎えてお墓に戻るとき、アルブレヒトに抱かれて満ち足りた表情をしていたのが印象的でした。 永遠の別れを強く感じさせる幕切れ。 このときジゼルはやっと本当にアルブレヒトに抱かれたのです*。 あぁ、ジゼルはこれで成仏するのだなぁと思わされました。

(* 1幕最後のジゼルが死んでしまったあと、ジゼルに駆け寄ろうとしたアルブレヒトをジゼルの母親が拒否し、アルブレヒトはジゼルに触れることができないまま、その場にいることもいたたまれずに走り去るというやり方にしてましたので、ジゼルはそれまで本物の愛によってアルブレヒトに抱きしめられてはないんです。 それと、母親にとっては、自分の娘が死んでしまう要因になった人物には指一本触れてほしくないはずなので、母親がジゼルに駆け寄るアルブレヒトを撥ね付けるというこのやり方のほうが私は好きです。)

ヴィシニョーワの強烈な存在感に、常に目が吸い寄せられていたわけですが、対するセミョーン・チュージンにも驚かされました。 何しろまず目がいくのは、美しい脚のライン。 でもとても強靭で、アカデミックで正確なダンステクニックにはひたすら感心しました。 ジャンプは高く軽く美しいし、大きな三角定規みたいなパッセと高いルルヴェでのピルエットはフィニッシュまで軸が高くぶれないまま。 でも回転が遅いわけじゃないんです。 2幕のコーダで見せたアントルシャシスは、それはそれは見事でした。 パートナリングも素晴らしく、リフトから降ろすとき、ヴィシニョーワの足がいつ地面についたのか気が付かないほど。 フィーリンがボリショイに連れて行ったのも、ルグリがウィーン国立に招いたのもわかります。 まだ若いので、これからたくさん吸収して、どんどん伸びるのではないかしら。 ボリショイでどうなるかわかりませんが、フィーリンがいますし、ウィーンにも定期的に行けば大丈夫でしょう。 NBSによると真面目な性格みたいですしね。

さて、ダンステクニックと同じく重要な表現力のほうですが、遜色なし。 ヴィシニョーワを受け止められるだけでも大したものだと思いますけど、チュージンのとても音楽的なマイムと演技は、大げさなところは一切なく自然なんですが、ロシア的ななかに非常に現代的なスパイスが効いているといった感じで、ちょっと不思議。 アルブレヒトの性格付けには特別な解釈や強烈な個性を盛り込んだりはしていませんでしたが、ジゼルがヴィシニョーワですから、それでよいのでしょう。 ヴィシニョーワと念入りに話し合いながらリハーサルを進めていた様子をNBSがツィートしてくださっていたので、そのまま舞台で実行したのだと思います。 でも、ヴィシニョーワに言われたとおりに・・・というのは全然見えなかったです。 昨年のモスクワ音楽劇場の来日公演時の 『エスメラルダ』 での冷徹なフェビュスで強烈な印象を残しているそうですので、もともと演技力はあるんだと思います。 この公演で一気に名前が知られることになりましたが、注目に値するダンサーと言い切ってよいでしょう。

東京バレエ団のほうですが、ミルタ役の田中結子さん、健闘していたと思います。 ウィルフリード役の榎本弾さんもアルブレヒトのことを思っているウィルフリードで、チュージンともしっかりやり取りしていて好演。


2幕ではヴィシニョーワとチュージンに対する拍手が鳴り止まない場面などもあったのですが、カーテンコールは更に温かく力強い拍手が長時間続きました。 私も拍手する手が止まらないといった感覚。 後から感動がじんわりとこみ上げてくるような、そんな舞台だったと思います。 来てくれてありがとう。


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mizuko



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MessagePosté le: Mer Aoû 24, 2011 4:00 pm    Sujet du message: Répondre en citant

本日8月24日の日経新聞夕刊に、長野由紀さんによるレビューが掲載されてるそうです。 インターネットには出てきてないですが、見られないのかもしれないですね。


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MessagePosté le: Lun Sep 26, 2011 2:16 pm    Sujet du message: Répondre en citant

発売中のダンスマガジン2011年11月号に、公演レポートが早速掲載されてます。 ヴィシニョーワとチュージンのインタビューがあって、この公演をご覧になった方は必読! ご覧にならなかった方にもお勧めです。 メディア関連のスレッドに内容をちょっとだけリークしてますので、こっちにもー。

Citation:
それから、8月のヴィシニョーワとチュージンの 『ジゼル』 のレポート。 ヴィシニョーワとチュージンへのインタビュー付きです。 公演を観た方は必読ですね。 ヴィシニョーワは年齢的にキャリアの後半に入っていて、充実期を迎えていますが、今、「自分がどうやって表現したらいいのかがわかって」 きたそうです。 本当に見事な舞台でした。 チュージンについては、これまで若いパートナーと組むことに不安があったそうなんですけど、「でも、彼ならできるんじゃないかと感じた。そして、その感覚は間違ってはいなかったんです。」 と言っています。 「彼とは今後も一緒に踊っていきたいと思います。」 とまで言っていますので、ボリショイにゲスト出演することが発表されているヴィシニョーワが、ボリショイの舞台でチュージンと踊る可能性もありますね。 そのほか、エドゥアール・ロックとの仕事のこと、来月のマリインスキーでの 「ダイアローグ」 公演のことにも触れています。 また休暇を割いて日本に来て踊ってくれたことについては、「こんなときだからこそ、日本のみなさんのために踊りたいという思いがあったんです。」 と言ってくれています。 改めてそのお気持ちに感謝。

さて、ヴィシニョーワのお墨付きをもらったチュージンですが、「ディアナとの 「ジゼル」 は天地がひっくり返る衝撃でした」 だそうです。 この人、すごい素直で、ほんといい人ですよね~。 ボリショイでは、アレクサンドル・ヴェトロフに教わっているのだそうです。 ホールバーグもそうでしたよね。


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