Ballet in America - news

[mizuko]

アメリカのバレエ団についてのスレッドです。
ニューヨーク・シティ・バレエ、アメリカン・バレエ・シアター、ボストン・バレエ、ヒューストン・バレエ、ジョフリー・バレエ、マイアミ・シティ・バレエ、等々、アメリカにはたくさんのバレエ団があります。　現地情報をこちらにアップしていきますね。

（もしかしたら、今後、北米と南米のスレッドにするかもしれません～。）

[mizuko]

[本家より]

まず最初のニュースは、先日来日公演を行ったばかりのニューヨーク・シティ・バレエから、10/27に発表された昇進者の情報です。

● プリンシパルへ昇進（6名）
タイラー・アングル Tyler Angle
ロバート・フェアチャイルド Robert Fairchild
ティラー・ペック Tiler Peck
アマール・ラマザール Amar Ramasar
テレサ・レイクレン Teresa Reichlen

● ソリストへ昇進（1名）
キャスリン・モーガン Kathryn Morgan

http://artsbeat.blogs.nytimes.com/2009/10/28/promotions-at-new-york-city-ballet/

来日公演で目にしたばかりで、好印象だったダンサーの昇進が発表されると嬉しいものですね。　（アマザールはほんとに良かったし、モーガンはとても美しいダンサーでした。）

おめでとうございま～す

[mizuko]

[本家より]

去年2度目のローザンヌ・コンクールに出場していたテルモ・モレイラは、ABTIIに入団したようです。　ぴったり。　ABTIIは若いダンサーたちが米国内ツアーを行いながら才能に磨きをかけるというカンパニーだったと思いますが、しかし、ここから母体のABTに入るのもなかなか狭き門なわけです。　是非頑張ってほしいですね。
http://www.abt.org/dancers/detail.asp?Dancer_ID=237

[mizuko]

11月24日に行われたNew York City Balletの今シーズンのオープニング・ガラについての記事が、The New York Times紙に載っています。

Scene Stealers at City Ballet’s Gala Night (25/11/09)

　「ジュエルズ」のスレッドでお知らせしたとおり、パリ・オペラ座からオレリー・デュポンとマチアス・エイマンがゲスト出演し、「ジュエルズ」のルビーからパドドゥを踊りました。　ニューヨーカーたちの反応は、NYCBのルビーとはかなり違うということで、ちょっと戸惑い気味？

[mizuko]

[本家より]

ABTが『くるみ割り人形』を新しく制作するようですね。　振付は今はABTのレジデント・コレオグラファーであるアレクセイ・ラトマンスキー。　この新『くるみ割り人形』、来年2010年12月23日、Brooklyn Academy of Musicで初演されるとのことです。

ABTの公式発表：
http://www.abt.org/insideabt/news_display.asp?News_ID=288


このプロダクションは、ABTのvice chairmanで富豪のDavid H. Koch氏による250万ドルの寄付により実現するとのこと。　またこの時期は、恒例のNYCBによる『くるみ割り人形』（バランシン）もかかりますし、マーク・モリス・カンパニーも独自の『くるみ・・』をしかもBrooklyn Academy of Musicで直前に公演するとあって、クリスマス・シーズンの「くるみ割り人形戦線」が白熱の展開となるようで～す。　そのあたりのことは、NYTimes紙 Daniel J. Wakin氏の記事でどうぞ！

Coming Next Year: ‘Nutcracker’ Competition
http://www.nytimes.com/2009/11/30/arts/dance/30dance.html?_r=1

[mizuko]

ジョン・ノイマイヤーの『椿姫』が来年春、ABTのレパートリーに加わることをご存知の方は多いでしょう。　本家にsophiaさんがアップしてくれましたので、一応こちらでもお知らせしておきますね。

http://www.abt.org/insideabt/news_display.asp?News_ID=283

ABTのメトロポリタン・オペラ・ハウスでの2010年スプリング・シーズンで、ジョン・ノイマイヤーの『椿姫』がカンパニー初演されることになっています。　5月25日～27日、6月4日～7日の計8公演の初日を務めるのは、ジュリー・ケント（マルグリット役）とロベルト・ボッレ（アルマン役）。　ほかのキャストについては発表されていません。

また、ABTは再来年2011年7月の日本ツアーが予定されてまして、ジャパン・アーツによって演目に『椿姫』が含まれることが発表されてます。　ほかは、『ドン・キホーテ』と「オールスター・ガラ」。

[futaba]

サンフランシスコ・バレエの2010年シーズン・プレヴューのビデオクリップが素敵です。

リンク先。
http://www.sfballet.org/interact/watch/index.asp

Ⅰ，Ⅱとも、気が利いているというか、編集者の努力も素晴らしいというか・・・。
また、右のほうの ’Behind the Scenes’ を選択すると、今シーズン上演されるジョン・ノイマイヤー振り付けの「人魚姫」の練習風景なども見られます。
‘Principal Dancers’を選ぶと、プリンシパル達のビデオが、すぐには見きれないほどたくさん並んでますよ。

[mizuko]

Danza Balletからもういっちょ。

ニコライ・ツィスカリーゼたちのグループ公演、という位置づけになるんかな？、Kings of the Danceが来月ニューヨークのシティセンターで公演を行うようですねー。　かなりヴァラエティーに富んでいて面白そうなプログラムになってます。

http://www.danzaballet.com/modules.php?name=News&file=article&sid=3285

2010年2月19日～21日　New York City Center

[mizuko]

[本家等経由]

財政難が伝えられているクリストファー・ウィールドンのカンパニー Morphoses/The Christopher Wheeldon Company について、New York Times紙から驚きのニュースが入っています。　ウィールドン自身がカンパニーを去るとのことです。
> Christopher Wheeldon Leaves Dance Company He Created (by Daniel J. Wakin and Alastair Macaulay, 2010/02/22)

記事によると、日曜日（2/21）に行われたウィールドンとのインタビューで明かされたもので、このことは2/11にはカンパニーに伝えられていたそうです。

Morphoses/The Christopher Wheeldon Company は、2007年にクリストファー・ウィールドンが結成したカンパニーで、バレエファンの間では大きな話題となり、多大な期待も寄せられていました。　しかし、このところ財政難が問題となっていて、ツアーにも充分な数のフルタイムのダンサーを雇えない状況にあったようです。　ウィールドンとしては、ツアーごとにダンサーを集めないといけないのはストレスが溜まる作業で、それではフリーランスの振付家と変わらないと言っています。

カンパニーのエクゼクティヴ・ディレクターの Lourdes Lopez （NYCBの元プリンシパルダンサー）は、翌日、ウィールドンが多忙によりカンパニーのための時間が充分に取れないのだとコメントしています。　世界各地で振り付けをしているため、2010年はこの後10週間しかスケジュールが空いていない、とか。　財政については、結成時の2007年3月には銀行口座さえない状況だったのが、2009年には、545,000ドルの利益を上げ、130万ドルの預貯金もあるとのことで、8～10人のダンサーを雇うのに必要な財源もあると言っています。　また、ウィールドンはカンパニーが自分の作品以外のものも上演することを希望していて、ロペスもカンパニーの維持を表明しています。


ん～、この後どうなりますかね。

なお、シャトレ座のスレッドでお知らせしていますが、4月に予定されていたシャトレ座での公演はキャンセルになっています。

[mizuko]

[本家より]

続報として伝えられたNew York Times紙の記事です。　上記の記事の中で伝えられた Lopez ディレクターの話にウィールドンが反応を示しています。

> Wheeldon Says Morphoses Scheduling Prompted His Departure, (by Daniel J. Wakin, 2010/02/22)

Morphosesのパリ公演のキャンセルが決定的な要因となったようですが、しかし、要するに、ウィールドンとカンパニーの運営サイドとの間のコミュニケーションが上手く行ってなかったってことですかね。　ウィールドン自身も残念に思っているでしょうなぁ。

[mizuko]

ご存知の方も多いと思いますが、サンフランシスコ・バレエがジョン・ノイマイヤーの『人魚姫』を上演しました。　リハーサル風景のビデオがハンブルグ・バレエのブログにあったので、追いかけてみたら、サンフランシスコ・バレエの公式サイトにアップされているものでした。　その元リンクを貼っておきますので、よろしければどうぞ～：

http://www.sfballet.org/interact/watch/index.asp?bclid=50678362001&bctid=70844842001

[mizuko]

[本家より]

ニューヨークシティバレエのスプリング・シーズンが、恒例のガラ公演をもって開幕しましたね。　バンジャマン・ミルピエとアレクセイ・ラトマンスキーという今売れっ子の二人の新作がお目見えしています。　以下で、NY Times紙 Alastair Macaulay氏のレビューが読めます。
http://www.nytimes.com/2010/05/01/arts/dance/01gala.html

このスプリング・シーズンは、「Architecture of Dance」フェスティバルとして、NYCBが建築家のSantiago Calatrava氏とコラボレーションしている・・・んですかね。
http://www.nycballet.com/aod/index.html

[mizuko]

ABTのスプリング・シーズンが間もなくメトロポリタン・オペラ・ハウスで幕を開けますね。　オープニング・ナイトのガラ公演含む最初の2週間のキャストが発表されています。

http://www.abt.org/insideabt/news_display.asp?News_ID=304

[mizuko]

New York Times紙のweb版で、ABTのオープニング・ナイト・ガラのスライド・ショーが見られます。
http://www.nytimes.com/slideshow/2010/05/18/arts/dance/19gala-ss.html?ref=dance

Alastair Macaulay の記事はこちら↓。　ABTは70周年を迎えるんですね。
> Turning 70, With Stars and Strobes (Alastair Macaulay, 2010/05/18 )

『ラ・バヤデール』についてのレビューもあります。
> In Petipa’s Tragedy, a Meeting of Dreams, Devotion, Death and Opium (Alastair Macaulay, 2010/05/19)

こっちは、マカロワへのインタビュー記事
> The Eternal Godmother of ‘La Bayadère’ (Roslyn Sulcas, 2010/05/10)


NYCB もシーズン真っ盛りということで、レビューがいくつか出ています。　羅列しておきま～す。

> Different Approaches and Grand Designs in a City Ballet Premiere (Alastair Macaulay, 2010/05/17)

> Two Decades Apart, but So Very Balanchine (Gia Kourlas, 2010/05/20)

> Slide Show : City Ballet's Architecture of Dance Festival

[mizuko]

ABT の『椿姫』が始まりましたね。　初日（ジュリー・ケント／ロベルト・ボッレ）のレビューが NY Times 紙の web 版に載っています。
> Parisian Courtesan Returns, Bearing Feminist Credentials (Alastair Macaulay, 2010/05/26)

スライドショーも！
> 'Lady of the Camelias'