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Raymonda [Palais Garnier, du 1er au 30 décembre 2008]
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mizuko



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MessagePosté le: Jeu Jan 01, 2009 11:38 am    Sujet du message: Répondre en citant

zackさん、私がダンソマニにログインできないでいる間、たくさん更新してくださって、どうもありがとうございました Very Happy
本日無事東京に戻りました~。

さて、早速ですが、パリで熱狂的な喝采を受けていたマリア・アレクサンドロワとアレクサンドル・ヴォルチコフのボリショイ・ペアについて、ロシアのテレビ局がレポートをしています。 本家にsophiaさんがリンクを紹介してくれてましたので、こちらにも貼っておきますね~。

TVC のレポート映像
1TV のレポート映像



ひとまず・・・


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mizuko



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MessagePosté le: Lun Jan 05, 2009 2:06 pm    Sujet du message: Répondre en citant

ダンソマニ本家の常連たちで12/31の公演を観た方は、ほとんどいらっしゃらないようですねぇ。 どうだったのか知りたいのですけど、どうやらローラン・イレールがアブデラムを踊らなかった? なんて罪な・・・ ルテステュはそのまま踊り、ステファン・ビュリヨンがアブデラムを、ジョゼ・マルティネスがジャン・ド・ブリエンヌを踊ったというのは、伝え聞きました。



さて、ところで、ハイドンさんによると、今回のライモンダのフィルム撮りについては日本の会社が関わっているそうですので(TDKではないかと)、DVDの発売は比較的早い時期を期待できそうですよ~。 キャストをもう一度確認しておきましょう。

ライモンダ マリ=アニエス・ジロ
ジャン・ド・ブリエンヌ ジョゼ・マルティネス
アブデラム ニコラ・ル・リッシュ
アンリエット ドロテ・ジルベール
クレマンス エミリー・コゼット
ベランジェ ジョシュア・オファルト
ベルナール フロリアン・マニュネ
伯爵夫人 ステファニー・ロンベール
サラセン ジェラルディン・ウィアール、シモン・ヴァラストロ
エスパニョール オレリア・ベレ、クリストフ・デュケンヌ
王 エマニュエル・オフ

RAYMONDA Marie-Agnès Gillot
JEAN DE BRIENNE José Martinez
ABDERAM Nicolas Le Riche
HENRIETTE Dorothée Gilbert
CLEMENCE Emilie Cozette
BERANGER Josua Hoffalt
BERNARD Florian Magnenet
LA COMTESSE Stéphanie Romberg
SARRAZINS Géraldine Wiart, Simon Valastro
ESPAGNOLS Aurélia Bellet, Christophe Duquenne
LE ROI Emmanuel Hoff



現在のところ『くるみ割り人形』と『椿姫』が発売待ちの状態ですが、え~、こちらは辛抱強く待ちましょうねん。


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mizuko



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MessagePosté le: Jeu Jan 08, 2009 9:05 am    Sujet du message: Répondre en citant

書くのを忘れていましたが・・・

フランスで12/25に放送された『ライモンダ』ですが、やはり大幅にカットされていたようですねぇ。 ハイドンさんによると、1幕は全部カット、放送は2幕からで、それでも全部ではなかったようなことをおっしゃっていました。 ま、DVDになってしまえばそんなことはないですけど、テレビの前で楽しみに待っていたバレエ・ファンにとしては、なんでなん?といったところ。 Rolling Eyes


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mizuko



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MessagePosté le: Lun Jan 19, 2009 3:26 pm    Sujet du message: Répondre en citant

既に記憶があやふやになってますが、せっかくパリまで観に行ったので簡単な感想を記録しておきま~す。


まず、ヌレエフ版のプロダクションについて。

なんといっても目を見張るのは、Nicolas Georgiadisによる豪華な舞台セット。 特に第2幕のテントが本当に美しかったです。 あれは、幕が開いてアブデラム御一行が登場してから床から吊り上げられて張られるのです。 ライモンダに見せつけたいアブデラムによる演出といった趣向ですかね、びっくりしました。 客席の前から2列目で観たときは、上面まで見えて、その美しさに圧倒されましたよ。 それから、ジャンとアブデラムの決闘シーンで登場する乗り物も大袈裟で楽しかったです。 特に子供たちには大ウケしてまして、私の後ろに座っていたチビっこは私の椅子を蹴飛ばしながら大興奮してました。 ここはけっこう慌ただしいシーンでしたが、あれを引き回す人たちも大変だったと思うけれど、長~い槍を片手で持ってやり合わないといけないジャンとアブデラムも何気に大変ではないでしょか。 あと、第3幕のシャンデリアですが、これも幕が開いてから吊り上げられるのです。 舞台が暗くて後ろの席から見てると気が付かないかもしれませんが、一応灯をともしている人がいるという演出もあるのですよ~。 最初から電球は光ってるんですけどね。 舞台後方の壇上では晩餐会が始まっていて、出演者達も歓談しています。 シャンデリアが上がると、そこから降りて踊り始めるという段取りです。 そのほか、1幕では、舞台の上手側だけカーテンを引いて、前方と後方を区切っていたりして、空間を上手く使い分けていると思いました。

そして、衣裳。 同じくNicolas Georgiadisによるものですが、これはもう、非常に手が込んでいて息をのむほどの美しさです。 飾りもたくさん付いているし、それに加えて頭飾りに首飾りに腕飾り。 どれも大ぶりでたいへん装飾的ですので、これを着けて踊るにはしっかり胴と腕の間に空間を保てないといけません~。 男性の衣裳も負けずに装飾的です。 重たいとか動きにくいとか言うよりも、これを着て踊ってこそバレエ芸術と思わされます。 しかし、貴族達の男性に弁髪がいるのは何故?

セットと衣裳だけでも圧倒されてしまうのですが、もっとすごいのがダンスです。 ヌレエフ版の『ライモンダ』は、まさしくダンスの洪水。 のみ込まれて身を任せるしかありません。 1幕のコールドのワルツ、本当にFantastic!!!だったValse Fantastique、2幕のサラセン人の踊りも短いながら楽しめるものでしたし、3幕はチャルダッシュにグラン・パです。 どの振付も入り組んでいて非常に速く、パリ・オペラ座バレエでなければ踊りこなせないと思いました~。 主役とソリストに目を向けると、ライモンダ役には究極に高い技術が要求されるのは知られたことではありますが、それもさることながら、ライモンダの友達4人にもふんだんに踊りが用意されいて、そのどれもがエトワールに振り付けられたというのが頷けるほど要求が高く、見応えたっぷりでした。

また、ご存知のように、ヌレエフ版ではアブデラムの存在が重要視されています。 アブデラムのソロも2つありますし、独自の解釈を盛り込めるような振付になってました。 と同時に、ヴィジョンがなければ全くつまらないものになってしまう危険性もはらんでいるように感じましたね。 一方のジャンは、「夢の王子さま」を体現しつつ、強烈に難しいアダージオとvaもあるという、テクニカルなハードルは非常に高い役です。

主役からコールドまで、どの振付も「ヌレエフ」らしく無駄に難しい感があって、時により美しく見えないこともありましたが、ですが、見事に踊られたのを観たときの満足感、幸福感は格別です。 また今回改めて群舞のフォーメーションやアブデラムのソロの振付などにヌレエフの抜群のセンスを感じました~。 しかし、これは継続的に踊ってないとすぐに踊れなくなってしまいそうなので、オペラ座には是非ヌレエフ版を踊る機会をもっと増やしてほしいと思わずにはいられませんでした。 年に2本は必要だと思いますが、いかがでしょう、ルフェーブルさん。


(あ、今年は『ラ・バヤデール』でのツアーもあるのでしたね。)


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mizuko



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MessagePosté le: Lun Jan 19, 2009 3:35 pm    Sujet du message: Répondre en citant

さて、全く簡単な感想ではなくなってますけれど、ここからはダンサーについて。


私が観た公演

- 12/26 コゼット/パケット/ブリダール +ウルド=ブラーム、フルステ、オファルト、イゾアール
- 12/28 アレクサンドロワ/ヴォルチコフ/ビュリヨン +ベレ、グランツタン、オファルト、マニュネ
- 12/29 (第2幕から)  コゼット/パケット/ビュリヨン +ユレル、フルステ、オファルト、マニュネ(だったと思ったのだが、キャスト表はイゾアールですねぇ。 どこ見てたのかしらん、私。)


ライモンダから行きましょう。 コゼットとアレクサンドロワということで、フランス・バレエのアカデミズム 対 ロシア・ボリショイのダイナミズム という見比べができたという点で非常に面白かったです。 コゼットはどうしても身体のキレが今一つなのと、美しい容姿をしているのに華にかけるのは否めないといったころですが、12/29の公演はとても良かったと思います。 特に3幕グラン・パのvaは、意気込みが違いました。 アレクサンドロワも直前まで日本公演を行っていたのが嘘のようにエネルギーを注いで遜色なく踊っていて、さすがにボリショイのプリンシパルなだけあると思いましたね。 今回は大評判のドロテ・ジルベールのライモンダを見逃してしまったし、オレリー・デュポンもアニエス・ルテステュも見ていないので、是非もう一度『ライモンダ』を観に行きたいと思っています。

続いて、ジャン・ド・ブリエンヌ。 12/26の時点ではカール・パケットはまだ全然体調が戻っていなかったようです(ハイドンさん談)が、12/29には元気回復してましたね。 ただもう少し調子がいいときに見たかったのと、彼はやはりアブデラムのほうが魅力炸裂ではないかと思います。 これも次回に掛けようかと。 ヴォルチコフはヌレエフ版のジャンを踊るにはさすがに準備不足だったのではなかろうかと思いました~。 致し方ないとはいえ。

さて、自身の個性と独自の解釈で作り込めるアブデラムですが、ステファン・ビュリヨンがわりと普通だったのに対し、ヤン・ブリダールのが面白すぎてたまらなかった!  パリ到着日に観たのですが、眠気も吹っ飛ぶほどの面白さ。 「危ない男」といったところで、こういうのもありなの?これっていいの?、いや、こういうのもありなのか~と目覚めさせてくれます。 ただし、これは賛否両論ではないすかね。

ソリストたちのなかで特筆すべきは、ジョシュア・オファルト! ジャンプが多いベランジェ(&ベルナール)役において、彼のブワっとしたバロンが活きます。("ふわっ"でも"ドカン!"でもなく、"ブワン"って感じ?) ヌレエフ版のベルナールとベランジェ(とアンリエットとクレマンスも)はとにかく若くて元気いっぱい、世の中の全てが楽しくてしょうがない年代という設定で(ちょっと意表をつかれました。)、そこに若いオファルトはぴったり! イゾアールと組むとややイゾアールの年齢を感じてしまうのですが、マニュネと組むとまるで化学反応が起きたように舞台にフレッシュで楽しげなエネルギーがもたらされます。 見てて心地良かったです。

フロリアン・マニュネは毎回男の子4人のパドカトルを踊ってましたが、端正で美しいです。 ザンレールの入りが半拍(1/4かな?)遅いのが気になるところではありましたがね。 (プリエじゃなくて上で音を合わせましょう~。) しかし、パドカトルは見ていて毎回心躍ります♪。 そのパドカトル、キャスト表と照らし合わせると全然違う人が踊っていたのではないかと思われますし、判別不可能な人もいるのですが、ドミニャックとマニュネは毎回出ていた気がします。 どうしてもいつも上手側のマニュネやオファルト、ファビアン・レヴィヨン、マルク・モロー(も一度は出てたかな?)に目が行ってしまい、下手側のドミニャック他、若手については頑張ってるな~という感想しか出てきませんです、はい。

今回3人のアンリエットを観ることができましたが、踊りの上ではメラニー・ユレルに一日の長ありといった印象。 ミリアム・ウルド=ブラームもかわいらしくて素敵でしたが。 クレマンスについては、主張の強さでフルステが印象に残ってますが、グランツタンもアーティスティックで私はけっこう好きでしたね。 ただちょっと弱いかな。

アブデラムの手下達によるサラセンの踊りとスペインの踊りにはソリストがつくのですが、大躍進中のマルク・モローがサラセンをとても生き生きとと踊ってましたし、同じくサラセンではシャルリーヌ・ジザンダネがコケティッシュに魅力を放ってました。 スペインはローラ・エケが好演していたのと、ジュリアン・メザンディが好調でキレのよい踊りを見せてくれてましたよ。

それから、3幕のクレマンスのvaはパドトロワになるのですが、12/29にはマチルド・フルステの後ろにシャルリーヌ・ジザンダネとジュリアン・マティス(エレオノール・ゲリノーかと思いましたが、キャストにはマティスとあります。)という配役でしたが、シャルリーヌのセンスがよく感じのよい踊りに目が奪われました。

あと、アレクサンドロワの日の「白の貴婦人」役のサラ・コラ・ダヤノヴァがとても印象に残っています。 出番は「夢の場」導入部分の一度だけで、シーツ1枚(?)といった衣裳に髪飾りもなく裸足で、舞台をただ走ったりライモンダをジャンに引き合わせるだけという役なのですが、これだけで守護神「白の貴婦人」を表現しないといけないわけで、だからこそ大変難しい役と言えると思います。

そのほか、コールドにはバレエ学校の生徒たちも借り出されていたようですが、そんなことには気が付かないほどの出来。 また、今回改めてガルニエの舞台のきつい傾斜を前から2列目で見たときに目の当たりにして、「この舞台で踊っているのか!」と驚くと同時に、パリ・オペラ座の水準の高さを改めて思い知りました。

そして最後に忘れてならないのが、オーケストラの演奏です。 Kevin Rhodes指揮、Orchestre Colonneによるものですが、大変に素晴らしく、美しいグラズノフの音楽を心から堪能しました。 Very Happy  感謝。


約8年ぶりに再演された『ライモンダ』(ヌレエフ版)ですが、これを上演できるのは、恐らくパリ・オペラ座をおいて他にないでしょう。 パリまで観に行く価値は充分にあると思いますが、私としては、是非日本に持ってきていただきたい~と願ってやみません。




Dernière édition par mizuko le Mer Jan 21, 2009 8:39 am; édité 1 fois
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mizuko



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MessagePosté le: Mer Jan 21, 2009 8:37 am    Sujet du message: Répondre en citant

ちょっとファイルが大きいので迷ったんですが・・・

ヌレエフ版『ライモンダ』のプログラムに載っている解説をスキャンしました~。 ページ左側に場面の解説(誰のソロとか何の踊りかとか)、右側がそのシーンのストーリー解説(どんな場面なのかとかバックグラウンドとか)です。 初めのほうだけ日本語を作ったんですけど、くじけましてん。。。







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mizuko



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MessagePosté le: Mer Juin 10, 2009 1:57 pm    Sujet du message: Répondre en citant

[本家より]

モスクワ在住のManuさんが、年末に客演したボリショイのマリア・アレクサンドロワへのインタビューをロシア語からフランス語へ翻訳してくださっています。 まさしくこのライモンダの体験についてのものですので、ご興味ある方は是非どうぞ!
ここ↓の下の方にあります。
http://www.forum-dansomanie.net/forum/viewtopic.php?p=32128#32128


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